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台湾のタイポグラフィ関係の本屋さん
短い休暇をとって台湾に来ています。
きのう、台北市の重本書店に行ってきました。
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私の本を繁体字中国語に翻訳もしてくれるデザイナー、葉忠宜さんの経営する書店です。
この扉の文字は友人にデザインしてもらったそうです。うまいねー。
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中に入ると、グラフィックやタイポグラフィ関係の本がたくさん。希少本も手にとって読むことができます。
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奥に入るとまだまだデザイン関係の本があり、カフェのカウンターで美味しい紅茶と和菓子をいただく。台湾の人が淹れるお茶はどれもおいしい。
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ヨーロッパの書体関係の本で、こんな本あったんだ!というのを何冊も見つけました。ドイツに戻ったら探すつもり。

葉さんとしばらく話をして、私が帰る時間になったら土砂降りになったのでお店の人に傘を借りました。また今度お返しすると約束したから今年中にもう一度来るぞ。

# by type_director | 2024-06-22 22:15 | Comments(0)
ブラックレターのいろいろ
ようやく暖かくなってきたドイツ。
最近いろいろな街を巡って集めたブラックレター。ひとことにブラックレターといってもいろんな種類があり、見ているとそれぞれに特徴があって面白いです。
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上の写真は、Oberhessische Zeitung と書いてある。新聞社の建物。

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上の写真は Märchen Haus つまりメルヘンの家。


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最後の写真、三行目の最初の字は大文字のSです。




# by type_director | 2024-06-10 04:07 | Comments(0)
レトロな文字(4)
フランクフルトの街を歩いていて目に止まったこの書体は、なつかしい Circulus です。
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二行目は「kosmetik」と書かれているはずですが、残念ながら一部なくなってしまったらしい。大学生時代、学校の売店でたまたま目に止まって買ってながめていたインスタントレタリングのカタログにあったこの書体がうまいなーと思っていたので、書体名を覚えていたんですが、実際に使われているのを見たのは初めて。

そのカタログで確認しました。小文字 f は、デジタル化するときに変更されたのかもしれない。
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この書体の考え方として、大文字小文字すべてを直線と円弧だけでつくろうとしているわけですが、円弧はなるべく大きくしたい。そこで小文字の s をつくるとき、小さめの半円をつなげるなんてことをせずに大きめの円弧ふたつをたがいちがいに置いた。そこがうまいと思ってました。

そのインスタントレタリングのカタログの表紙がこれです。あんまりめくりすぎて背が割れてしまった。
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なんで「dry faces」かというと、こすってはがす式の転写シートは、「ドライ・トランスファー・レタリング」とも呼ばれていたから。

それより少し前のレタリングシートには、文字と台紙の全体を水で濡らして台紙から浮き上がった薄い膜状の文字部分を貼り付けたい部分に貼るいわゆる「デカール」方式もあったからです。デカールは水を使うから、それに対してのドライ・トランスファー。日本語にすると「乾式転写」ということになると思います。

このカタログ発行は1977年。表紙全体が70年代です。ネクタイの幅とノットの太さ!



# by type_director | 2024-05-26 13:10 | 書体見本マニア | Comments(0)
変わり種の歩行者用信号(2)キャラクター化

少し前に、エルヴィス・プレスリーの信号について書きました。この記事です。

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その後、他にもご当地キャラクターをあしらった歩行者用信号のデザインがあることがわかりました。

マインツ(Mainz)ではテレビ局 ZDF のキャラクター。番組の合間合間に数秒のスポットでこのキャラクターのユーモラスな動画が出ます。

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フルダ(Fulda)の街のあちこちにキリスト教の殉教者 Bonifatius の像が建てられているのは、異教徒に殺害されたこの聖人がフルダ修道院に埋葬されているからですが、歩行者用信号ではこんなにかわいいキャラクターになっています。

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街の観光案内所でも、このキャラクターのワッペンとかバッグとかが売られています。

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# by type_director | 2024-05-09 14:05 | Comments(0)
レトロな文字(3)

久しぶりに出会うレトロな書体の続きです。

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1960年生まれの私は、この書体 Countdown を見るとなぜか J. S. バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」が頭の中で鳴ってしまいます。1975年のアメリカ映画『ローラーボール』でその曲がとても効果的に使われていたからです。

21世紀の未来社会の娯楽として考案された都市対抗型のゲームのようすが描かれたその映画では、ローラースケートを履いた2つのチームがボールを奪って得点を競うわけですが、そのために残酷なこともアリというルールでした。映画の主人公が所属するヒューストン・チームのユニフォームの背番号がこの書体だったんです。

同じ1975年のアメリカ映画『コンドル』のタイトル部分、コンピュータが無味乾燥な機会音をたてながら文書を印字しているシーンを背景に使われていたのは、Computer というそのまんまの書体名。

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# by type_director | 2024-04-28 07:15 | 公共サイン・標識など | Comments(0)