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皆さん、こんにちは。マリー秋沢です。
「50℃洗い」って聞いたこと、ありますか? お野菜などを50度のお湯で洗うことにより、素材が生き返りよりおいしくいただける♪というもので、研究をかれこれ10年以上も研究されてきたのが平山一政先生。先生は蒸気技術を専門とするお仕事を続ける上で、蒸し器で100度で調理するよりも、おいもは85〜90度くらいで蒸す方が甘くおいしく、かぼちゃや人参は80〜85度で蒸すと最も甘くなり、低温で蒸すと旨味が逃げずにおいしさが残ることを発見。それから、低温スチーミングの普及を始めたそうです。そしてその中で、野菜はおいしく食べられるけれども、なかなか汚れがとれない、ということで50度のお湯でお野菜を洗ってから低温で蒸すようになったら、さらにおいしい!ということに気づいたのです。なぜ、調理をする前に50度のお湯で洗ったら美味しくなるのか?今回の講演会では、平山先生が次の理由を上げられて、50度洗いをおススメされていました。 ![]() まず、農薬のついたお野菜を50℃洗うことで農薬がとれる。 表面の雑菌(腐らせる原因となる菌)や酸化物質が減少する。 そして・・ 野菜は収穫してから時間が経つにつれて水分を失っていきます。ただし、まだ細胞は生きていますから、できるだけ水分の蒸発をおさえようとして、気泡を小さくしています。この状態にある野菜を突然50℃のお湯に入れると、ヒートショックが起きて瞬時的に気孔を開くのです。そこへ水分が入り込み、細胞が吸収します。野菜の繊維やでんぷん、タンパク質が失った水分を瞬時に吸収するため、重さが一気に30パーセントほど増えることがあります。ここでは、野菜がふやけるのではなく、内側からみずみずしくなるから重くなります。 こうして水分を補給すると、野菜は再び気孔を閉じて、水分の蒸発を抑えようとします。そのため、野菜の旨味が流れ出すこともなく、水分だけが取り込まれて、シャキっとする、というわけです。また、うまみだけではなく甘みも増えるのは、野菜に含まれるアミラーゼ酵素が50℃で活発に働くようになるため、だそうです。ということで、50℃で洗ったお野菜が日持ちもする理由がおわかりになりましたか? ![]() そして、大分県出身の平山先生が今回行った講演会会場は、大分のおいしいお料理がいただける銀座の「坐来」で、講演終了後に先生が事前に用意された低温蒸しで作ったトマト、人参、そして大根のおろしを前菜に美味しいお食事を楽しませていただきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 次回は、先生のおっしゃる、「低温蒸し」をもう少しお勉強して皆さんとシェアしますね。 今まで野菜を蒸して頂くことは、栄養素の流出も防げて最適であり、かつ美味しい!と思っていましたが、さらに出来る限り低温でじっくり蒸すことの重要性も再確認している次第です。 私は好んで有機野菜を購入しますが、やむを得ずレタスなどの葉物野菜の根元に隠れている虫の卵などが成長して虫となって出て来る場合があります。そんな時に50℃洗いをすれば良いということがわかりました。これで見えない虫の卵だってさようなら、そして、成長した虫をも処分することができます。有機野菜は農薬がかかっていないからって、やはり洗うことを疎かにしてはいけません。幼虫が潜んでいると同時に、野菜さらにきちんと洗わないと回虫病という病気にかかってしまう可能性もあるからです。やはり、ここでも、50℃洗いが大活躍ですね。 いかがでしたか? よろしかったら、是非あなたも50℃洗いを試してみてくださいね。 それでは♪♪ #
by ex_antiaging
| 2012-09-20 16:29
| セミナー&体験
こんにちは、マリー秋沢です。
先日、ビルボードライブ東京5周年特別企画「ダイニング・シアター with 7 Days In Havana」に行って参りました。 映画「7Days In Havana」映画「7Days In Havana」本編の上映と、キューバ出身 アレキサンダー・ラボルテを交えた5人のバンド演奏を存分にエンジョイして来ました☆ ![]() ミッドタウン内にあるビルボート東京のエントランス ブルーライトで涼しげ♪ ![]() ハバナでの一週間に起こる7つのストーリーが描かれています。 私が他国の映画をみる時にいつも気になってしまうのが、その国の食べ物。今回は、映画のはじめに、ハバナを始めて訪ねてくるアメリカ人がタクシー運転手と友達になり、彼の家を訪ねたときに出て来たのが、バナナのフライ。キューバ料理はスペインとアフリカの影響が強く、米、豆、豚肉を多用するようで、代表的な料理としてはコングリス(豆ご飯)、トストーネス(青バナナのフライ)など。また、飲み物はラム酒とコーヒーが広く飲まれているそうです。 HAVANA CLUBのモヒートをいただきながらの鑑賞会でした♪ ![]() その後のパーティーは、キューバ出身のギタリスト アレキサンダー・ラボルテを交えた5人のバンドのキューバンミュージックを堪能しました。映画、飲み物、そして音楽もまさにキューバン。東京の夜がたちまちキューバ一色に染まりました☆パーカッショニスト2人がラテンなリズムを奏で、そのリズムに合わせて3人の心地良い歌声がはもり、気づいたら自分も同じくラテンのリズムを刻んでいました♪♪時を忘れてしまいそうな、そんなステキな時間でした。 ![]() その後は、UFO(United FutureOrganization)のラファエルさんによるDJタイム。心地よいラテンのリズムの余韻を残して下さいました。 ![]() 東京の暑い夏が一夜にしてキューバの’熱い夜’に変わってしまった思い出に残るステキな夜でした☆ #
by ex_antiaging
| 2012-08-25 21:13
| イベント
みなさん、こんにちは。 マリー秋沢です。
先日、広尾の祥雲寺で行われた素敵なお茶会に出席しました。 祥雲寺はにぎやかな商店街から一歩門をくぐり境内に入ると静かで広々とした敷地が広がるお寺です。。数家の大名が菩提寺としたことからあの黒田家のお墓もあるそうです。このお寺は大戦の空襲による難からも免れているため、往時の大名家の墓所が残っているのです。 ![]() 『祥雲寺とは』 黒田忠之の父長政は深く龍岳宗劉を崇敬し、長政が没すると忠之は長政の冥福を祈るために赤坂溜池の邸内に一寺を建立、長政の法名・興雲をとって龍谷山興雲寺と号し、龍岳を講じて開山としたのが当山の起立である。寛永六年(1629)、市兵衛町いまの麻布台に移り、瑞泉山祥雲寺と称したが、同八年火災に遭い現在地に移った。 江戸時代を通じて臨済宗大徳寺派の触頭(寺院統制のため寺奉行のもとで、本山および一般寺院の上申下達の仲介をした寺)で、かつ「独札」(登城し将軍に単独謁見でき、乗輿も許される)の格式を誇っていた。 ![]() 茶会では、客をもてなす亭主が季節やなんらかのテーマなどに合わせてお茶室のしつらえから茶道具、そしてお出しするお茶やお菓子にまで工夫をこらしてくださいます。今回はオリンピックをイメージして、名古屋の熱田神社の近くにあるきよめ餅総本家さんの藤団子という干菓子を、福寿園の萬丈の昔のお抹茶と共にいただきました。藤団子は、紫、白、桃、黄、緑。彩り豊かな五色の環を麻ひもで結わえ、本来は藤の花房に見立てておつくりになっているお菓子だそうで、オリンピックの五輪にみたてるなんて、さすがです。 ![]() 最後は、十文字という懐石料理のお店に頼まれたという目にも鮮やかなお料理をいただきました。 細かいところに色々と工夫がなしてあり、ご飯はなんと生姜をすりおろしたものを炊き合わせたのか、細い糸を引くご飯でした。夏には生姜のような少しピリリとお味がきいたご飯が合いますね。早速、私も生姜ご飯、炊いてみたいと思います。 素敵なお茶会に浴衣で臨んだ夏の夜・・・。 なんともよい思い出となりました。 ありがとうございました♪ マリー秋沢 #
by ex_antiaging
| 2012-08-14 14:01
| 日本の文化
こんにちは、マリー秋沢です。 毎日暑い日々が続いています。 いかがお過ごしですか?このたびは、私が所属しておりました、東京青年会議所のなでしこ委員会が女性に向けての特別な企画があるというので、是非、みなさんとシェアさせていただきたく思います!
東京青年会議所なでしこ委員会主催、WWV-ワールドウーマンカンファレンス 世界が私の舞台となる これからのグローバル化社会で、必要とされる人になるためにはどうしたら良いの? 自分の魅力って何?どうやったら周りにわかってもらえるのだろう? 自分の殻を破って、今の自分を変えてみたい!! そんな女性のための答えが8月18日、19日の2日間、ミッドタウンで明かされます!! 主催は、東京青年会議所 なでしこ委員会! グローバル社会に対応できる柔軟で建設的なマインドを養い、性別・地域・国籍などの概念に縛られない、自由で新しい考え方を楽しく学ぼう!というイベントが開催されます。 以下がイベントの内容です。無料となっておりますので、是非、こちらのリンクから登録してみてくださいね。 世界が私の舞台となる [1日目 第1部 パネルディスカッション]世界で通用するマインドやコミュニケーション方法を学ぶために、言葉での意志の疎通よりも、もっと根本的なマインドとコミュニケーションの大切さを、月刊誌「WEDGE」の大江編集長のコーディネートにより、外資系企業で活躍するビジネスマン、異文化のイスラム圏の大使、アジア太平洋圏の専門家からお話を伺います。 [1日目 第2部 トークショー]偏見や思い込みにとらわれない自由な心と、新しいことに挑戦し続ける意志の大切さを学ぶために、プロフェッショナルとして厳しい芸能界を生き抜き、現在は動物愛護運動家としても活躍している杉本彩氏に、コミュニケーションや自分の生かし方、自己プロデュース方法をお話いただきます。 [1日目 第3部 ダンスパフォーマンス] 「日本ラテン化計画」「モラルと社会貢献精神を持ちながらも、もっと自由に、人生にチャレンジを」という杉本彩氏の提言の具体的成功事例の紹介として、女性が自由に伸び伸びと輝きながら地域活性に大きな貢献を果たし、ブラジルとの文化交流にも成功した浅草商店連合会の協力を受けて、ダンスパフォーマンスが見られます。 [2日目 第1部 パネルディスカッション&ワークショップ] 世界に通用する自分の価値の上げ方を学ぶために、企業や政治家などのPRブランディングを行っている乳原氏と、ミスユニバースの指導者であったスティーブン氏に、事例に基づいて、ファッションやアイテムの選び方、身のこなし、しぐさなど、明日からすぐに実践できる具体的な方法を学び、その場で参加者が体験できる立ち居振る舞いなどのワークショップも行います。 [2日目 第2部 基調講演] 海外での外交経験者の実例を学ぶために、APEC設営経験やヒラリークリントン女史との交流などがあり、女性の社会・政治進出の先駆者的なロールモデルである林文子氏に、今の立場を築いていったステップや、世界市場や政治の場面での外交など、実体験に基づいたお話をいただきます。 [2日目 第3部 ブース・分科会] 美容や国際、金融、婚活、恋愛など、ビジネスからライフスタイルまで、さまざまな企業や団体の出展ブースとの連動で、各ブースが担当する分科会の時間を設け、来場者が自分に興味のある内容を選択して学べます。 *参加費無料の素敵な企画。 URLを再度、記載しておきます。 この週末は是非、ミッドタウンへお出かけくださいね。 無料登録はこちら → http://www.tokyo-jc.or.jp/2012/business/wwc.htm #
by ex_antiaging
| 2012-08-09 01:20
| イベント
こんにちは、マリー秋沢です。 今回は今年で17年目になる、佐々木かをりさん主催の’第17回国際女性ビジネス会議’ー世界を動かす真のグローバル化ーの取材をさせていただきましたので、ご報告いたします。今年も全国、そして海外からもエネルギッシュで前向きな’働く女性達’が1000名近く、お台場のホテルグランパシフィックに集まりました。それにしてもすごい!と驚かされるのが、この不況と言われる時代に、これだけ多くの働く女性達が一度に介して集まるという事実。私の尊敬する大学の先輩でもある佐々木かをりさんと彼女のリーダーシップ、そして普段から発信し続けられている働く女性たちへのエールが、どれだけ大きなものなのか?!この日を目の当たりにし、改めて思い知らされた次第です。
![]() まず会議のはじめに佐々木かをりさんからのご挨拶があり、その後多数のゲストの皆さんのお話が続きます。午前中に行われたメインホールでのトップバッターの講演は、インドで女性経営者としてご活躍のジャラン氏。インドから世界に向けてのこれからのビジネスの可能性とインドの女性達とその未来についてエネルギッシュに語られました。 次のスピーカーは、インテルセミコンダクターアジア・パシフィック地域マーケティング&コンシューマー・セールス本部 本部長の江田麻季子さん。アジアの約18カ国をマネージメントしている江田さんは、アジアでリーダーシップをとることとはどういうことか?を語って下さいました。やはり、それだけの国のマーケティングを行うということは、それぞれの国の文化や政治、そして人々が何をどのように感じているか?を知ることが大切。そして、一度に色々な人種が集まり仕事を共にするからには、お互いを理解し、協調性を高め、そして信頼関係をしっかり築かなければならないとのこと。そうですよね。周りが日本人だけでも仕事を円滑に進めて理解を得るためには、それなりの努力が必要なのに、ましてや文化も言葉も感じ方も違う人達の中でのリーダーシップとなると、倍以上の努力が強いられるのでしょう。 次にお話されたのは環境大臣の細野豪志氏。時間の限られた中でのスピーチで「いつもテレビでは3・11を皮切りに常に真顔で被災者の方々に対して失礼のないように心がけて参りましたが、本日、こんなにもたくさんの元気な女性の皆さんにお会いできて、これからの日本はまだ捨てたもんじゃないぞと思うと、笑顔を見せずにはいられません。」と語られ、終始笑顔が絶えないご様子でした。 次は、マサチューセッツ工科大学MITメディアラボの副所長の石井裕氏のお話。内容は主に、今の情報化社会の中でツイッターやFacebookなどを通じて個人が得られる情報量は莫大で、それらの情報の渦の中で我々は生活している。一人の一瞬の気づきが世界の10万人に一気に流れる。通信手段がなかった我々が常に情報を共有するためには、今までには人から人へと言い伝えられて長い月日をかけて物事が形になる、という行程を経て来ざるえなかったが、今では一瞬にして気づきが与えられ、私たちの進化のスピードは今までの何十倍、何百倍となりつつある。そこで大切なのは、個人のしざ、基準、ビジョンを常にしっかりと持ちつづける、ということ。確かに。最後石井氏からのアドバイスは、”The stake that sticks out too far can not be hammered". 「杭は出過ぎると打たれなくなる」でした。 そして次に話されたのは、まだ現在30代ながらも億単位の資金を投資家から募り、日本で始めての文部省から認可を受けたインターナショナルスクールの設立を進行中の小林リンさん。 ![]() 私自身、神戸のインターナショナルスクールに中・高と通い、その際に感じたのは「どこにいても、自分自身を持ちながら生きていられる」ということでした。小林リンさんも高校生の時、海外のインターナショナルスクールに留学されたそうですが、彼女の今回のビジョン、そしてミッションは、「変革を起こせる人を育てる」こと。そして彼女には今回のプロジェクトには’3つの思い’があるとのこと。。まずは’多様性’。宗教、ジェンダー、価値観、社会のバックグラウンド、そして国が違う子供達が一緒にその場で時間を共有することができる場を作り、将来どこでも生きて行ける大人になってもらう。2つ目は、勇気があり、度胸もあり、リスクテイキングができる大人になってもらいたい。構想中の高校は、そのため全寮制にされるそうです。自分自身に責任をとることが出来る大人を育てる。最後は問題設定能力を育てる。例えば何かの商品の開発に携わるとしたら、どのようなものをどのような場所でどのような人がどういう形で使用するのか?それらに伴い、どのような問題が浮上するか?などというように、実際に問題意識を高め、現実的に物事をとらえられる能力。 最後に、小林さんは、「これからの時代、日本で何が起こるかわからない。いざというときに、世界のどこにいても生きていけるような、そんな大人になってほしい。」と述べられました。 次のスピーカーは、あの宇宙飛行士の野口聡一さん。お題は、宇宙飛行士の育て方、宇宙で通用する人材育成。 これには私もびっくり。グローバル人材を飛び越えて、今後は宇宙で通用する人材が求められていく時代!! ![]() ![]() 確かに、宇宙をベースに考えると、人間という部類の動物がお互いに助け合い、意思疎通をして物事をスムーズに進めていけることが普通に出来なければならない。そこには、言葉の壁や人種の違い、価値観の違いなどがあってはならない。例えば、何か今までにないものに遭遇した際に誰かがリーダーシップを取らなければならないし、そしてそれに対して周りが同じ思いで行動できなければならない。瞬時に問題解決につなげて行くためには、人間同士の信頼感、問題解決能力、決断力などが備わってなければならない。いかに信頼できるか?冷静かつ正しい判断力があるか??など、人としてどれだけ超越した人格者であるか?などが条件としてあがってくる。 宇宙でも通用する人材。すばらしい!! そして次に慶応技術大学大学院メディアデザイン研究所 教授の石倉洋子氏と慶応大学政策・メディア研究所 特別教授の夏野剛氏が、’今、日本が始めること’というタイトルで対談をされました。石倉氏はハーバード大学院経営学博士終了後、マッキンゼー社でマネージャーとして活躍され、著書には「世界級キャリアの作り方」が。まさに今回の会議に来られた多くの女性の尊敬の的となるグローバルに活躍される女性。そして夏野氏は、あのNTT docomo のi-modeを立ち上げたり、お財布携帯の技術を開発されたり、常に最先端のe−ビジネスをリードされ、2001年にはビジネス・ウイーク誌の世界で最も影響力のあるe−ビジネスリーダー25人に選ばれており、まさに今の時代をリードされていらっしゃいます。 ![]() その夏野氏に石倉氏がまず質問。「今後、自分はどうしよう??と思われているここにいる女性達にまず、何を勧めますか?」すると夏野氏は・・?!!「自分が好きでしょうがない、気になってしょうがない、と思うことをとにかく突き詰めて行き、それが3ヶ月以上かかり本当に最後まで追求したいものだと思えば、やればいい。そうでなければさっさとやめて次に行く」実際、夏野氏もお財布携帯を開発した発端は?というと小銭を持ち歩くのが億劫。お金で支払うなんて時間の無駄。と思った瞬間、必要なものは何か?と突き詰めて行き、お財布携帯が出来た、とのこと。また、子供が電車に乗る際に、お金を出して切符を買わなくても、すんなり改札を通れるようにしたかったからスイカと携帯との連動が可能になった、など。常に身近にある問題で、どうしても解決したい!と思ってただひたすらその解決策を探す。それが夏野さんの「やりたいことが仕事になる」、定義だそうです。今回は、石倉さんが夏野さんへのインタビューアーの姿勢を崩さず、楽しく会話をすすめてくださいました。 この後、グランパシフィックが準備したコースメニューでお昼の時間。そしてその後、上智大学の先輩である、桜美林大学経済経営学系教授の馬越恵美子氏による’英語で落語’を楽しく聞かせていただきました。次は、アメリカン航空日本地区貨物営業本部長、伊藤雅道氏の’グローバル人材を育てるためのTomodachi支援’の講演。3・11後、アメリカ大使館の好意で、両親を震災で無くした子供達をアメリカ留学という形で支援し、今後世界に向けてグローバルに活躍できる夢を与えてくれた、という感動的なVTRを流されました。そして、メインホールでの最後のお話は、またまた上智大学の先輩である、衆議院議員の野田聖子氏。日本で出産すること。個人的に野田氏が感じたことをリアルにお話していただきました。お話を聞いていると、本当に何があっても前向きで明るくていらっしゃるんだな、との印象を受け、元気をいただき、今回の講演を通じて野田氏のファンになってしまいました。☆ ![]() ここでおっしゃっていたのは、今の日本の現状を変えなければならないこと。それは、単なる少子化対策ではなく、まずは結婚したいと思う若者を増やすこと!!こういう時代に女性が仕事でもキャリアを積み、社会に貢献しなければならなくなった。けれど、それが壁になり結婚を逃し、そして出産できる時期を逃していく。。これには、今の男性を変えなければならない・・!今の男性は結婚はめんどくさいと言う。そしていざ、男性が子供がほしいという年齢になると、子供を産める女性は若い女性が良いということになり、30代の女性よりも20代の女性をターゲットにする。しかし、20代の女性はまだ仕事をがんばりたいと言う!なんという悪循環。やはり、本来は男性も女性も同じくらいの年齢で、20代ないしは30代前半で結婚をして子供を作り、子育ては夫婦で行い、女性もキャリアをさらに積める環境が整っていることが理想的ではないか?もし、男性が早い年齢から結婚を意識し、子育てに積極的になり、そして相手の仕事のことも理解してくれたら、それで日本の少子化対策になるのではないか・・?まずは日本男性の意識改革を行うことが必要なのかもしれません。 次は、円卓会議と言って、パネルディスカッションが5つの部屋で行われ、自分が聞きたいところを選んで参加することができます。 私は、今回は、まず個人的にも面識があり、卒業した学部(比較文化学部)も同じである上智の先輩、伊藤麻美氏がパネリストの、「世界に貢献する子供を育てよう」という会議に参加してきました。伊藤氏はご両親を20代でなくし、その後、当時業績が悪化していた家業を継ぎ、3年で黒字化させた企業経営者。ファシリテーターはメインホールで英語で落語をされた場越恵美子氏。そしてもう一人のパネリストは、医師であり、現在WHO(世界保険機構)で流行性・伝染病疾病部門インフルエンザ及び呼吸器系疾患のチームリーダーである進藤奈邦子氏、ヨーロッパ在住。 ![]() ここでは、グローバルなバックグラウンドを持たれ、さらに母親として子育てに邁進されたお三人が考える子育ての重要性を語ってくれました。そこで感じたのは、親はある程度、理不尽で良い、ということ。あまりに出来た親であると、子供はそれが当たり前の環境だと思い、社会に出たときに苦労をする。世界に貢献することが出来る子供を育てるには、アメーバの様に形が変えられる、柔軟性があり気配りの出来る大人にならなければならない。また、どこでも生きて行けるような生活能力を持たなければならない。自分の身の回りのことは自分できちんと出来る大人が大前提。子供達の時代には、今後今までとはちがった様々な課題が出てくるはず。今後どう、アジア諸国と戦っていくのか?年金を担う次世代として世界をベースに生きて行けるようにするには?など、活発なお話が聞けました。 ![]() 最後のディスカッションは、この会議のリーダー佐々木かをり氏がファシリテーターを務める、’グローバルリーダーの発想から学ぶ’を取材しました。パネリストには、先ほどメインホールでのご紹介を差し上げた、石井裕氏。そして元スターバックスコーヒージャパン㈱代表取締役最高経営責任者であり、現在は、リーダーシップコンサルティング設立の代表でいらっしゃる、石田松雄氏。最後の会議だけあり、佐々木かをりさんも、言葉に力が入り、とても良いお話をなさってくださいました。ここでは、真のリーダーの資質とは何か?のお話で以下のキーワードが出てきました。 対応性、順応性、人格的、価値観がぶれない、常に他者から学ぶ姿勢がある、マナーや品がある、自慢話はしない、どうしたら人に貢献できるか?を常に念頭においている、発想が行動につながる、決められないことを決める、説得力がある、誇りがある。当たり前のような答えではありますが、ひとつひとつ、実際、自分が出来ることなのか?というとなかなか難しい。やはり、グローバルリーダーとは、広い視野で物事を理解し、多くの意見を取り入れながらも、最善な決断が出来る、常に学び考え前に前進して行ける人ではないか?と思います。今回の佐々木かをりさんを見て、本当の意味での女性を引っ張って行けるリーダーとはこういう人のことを言うんだ。と改めて実感いたしました。 丸一日かけて白熱した国際女性ビジネス会議。取材させていただき、感じたことは、今色々とそれぞれが模索し、混沌とした中で生きている中で、自分を見失うことなく、自分の心に素直になって一歩一歩前進して行くことが、一番大切なことかもしれない、ということ。自分なりのペースでじっくり、人生を味わいながらご一緒に前に進んで行きましょう! 最後に、すばらしい体験をさせていただいた、佐々木かをり様、ならびにスタッフの皆様、この度は取材をさせていただきましてありがとうございました。今後もずっと多くの女性達に、夢と希望とやる気を提供していただきたく思います。 マリー秋沢 #
by ex_antiaging
| 2012-08-03 14:07
| イベント
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