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筆者のプロフィール
白河 桃子 (シラカワ トウコ)
1961年、東京生まれ。 ノンフィクションライター。 未婚、晩婚、少子化がメインテーマで現在、結婚情報サービス業界に 注目。 著書に 『結婚したくてもできない男 結婚できてもしない女』、『噂のおみー君劇場 平成お見合新事情』など。 AERA、日経ビジネスアソシエ、女性誌に執筆多数。 日経ビジネス[NB online]でキャリアとモテを両立させるための「キャリモテ!」を連載中。 記事バックナンバー
<<女性座談会>>
★初回メールでの明暗★ 初回メールで返事を出したい人・出したくない人 メールのNGワード 軽すぎるのはイヤ 重すぎるのもイヤ ★彼女たちのネット生活★ サイトで睡眠不足 お断りメールは出す? フェードアウトは人それぞれ モテ期(?)に惑わされない ★大切なのはタイミング★ 運命を感じさせる男! 会うまでのメール数 良く思われすぎないうちに スマートな写真公開 ★デートのお約束★ 条件に固執するのは男?女? 初デートのエリア選び 初デートのお店選び 下準備で好印象! すれ違いを避けるコツ 初対面で車と電車の移動はNG 別れ際もポイント高し ★デートのファッション★ 清潔感!シンプル! まずは嫌われない服装 NGファッション小物 最強は白シャツ! 服装だけではモテない 話題のクールビズ 上着と靴がポイント 電車男ファッション 結局、外見?中身? <<男性座談会>> 女性から選びにいくべし 男性は女性のどこを見る? 女性が返事したくなるツボ 実際に会う! 初回デートで終わる理由 『年齢』にこだわりすぎ? 男性から女性へのダメ出し 奥さんのパンツは洗える? 『出会いの近道』 <<男女混合座談会>> ★ハートメール編★ 男女新メンバー! 女性は男性のどこを見る? 爽やかメールの謎をとけ 体育会系はメールが苦手? 女性が思わず返信したくなるメール ★理想の条件編★ 年収はどこまでポイントに? 引き続き年収のお話 王子様の年収は? 男女の『結婚への距離』 ★結婚への道編★ 結婚前提?でもいつする? メールじゃなくて「言って」 頻度で『温度差』がわかる 「会いましょう」タイミング ★会うまでの道編★ 相手の『動静』もチェック 写真は『気合』の入れどころ タバコはNG??? 女性から誘ったら・・・ 『ターゲット』間違えてない? 入会したら○○○だった? 『出会い』にお金を払うこと ついに、最終回!!! ■その他 まえがき 出席者さま 「モテ」とは何か? その他のジャンル
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こんにちは。白河桃子です。
さて、今週は本編の座談会はお休み。 新メンバーに入る前に、ちょっと箸やすめの恋愛講座です。 題して、「モテ」とは何か? 最近「モテ服」「モテるテク」など、「モテ」の2文字が女性誌やらメンズ誌やらに載らない週はありませんね。 今「モテ」に対して、誰もが注目しています。 というより、「モテたい!」とはっきりと言い切っても恥ずかしくない世の中になったんです。 最近、モテ男やモテ女にたくさん会って、「モテ」取材をしてて思いました。 男のモテと、女のモテは、違います。 男のモテは、「不特定多数」にモテること。 女のモテは、「自分のねらった相手を必ずモノにすること」なのです。 女性で「好みのタイプじゃない人にモテる」人は、決して自分のことを「モテる」とはいいません。「モテないんですぅ」と嘆くけど、「ウソでしょ?」と思うような人は、だいたいこのタイプ。究極は、「たったひとり」の人に愛し愛されたいのが「女心」ですから。 男性だって、「別にいいんだ。モテなくても。ただひとりの女性だけにわかってもらえれば」という人もいます。私も、「ただひとりのパートナー」を求める人と、モテ企画は相容れないものなのかなーと思ってもいたのですよ。 しかし、しかしです。 モテ男女の取材をして気がつきました。 「モテ」とは「人間力」である! ということを。 モテる人は男女限らず、まず「人間関係」の達人なのです。 モテる人は、 1. 相手のニーズを汲み取る共感力がある 2. 自分を客観的に把握している 3. 自分と相手の関係を進展させる「戦略性」がある のです。 恋愛したければ、まず「自分をわかってほしい」ことよりも、「相手が今何を望んでいるか」に集中するのが、モテの達人。 できる「営業マン」みたいなもの。相手のニーズを合コンの、デートのあいだ中、全力でサーチしています。 また、自分がどんな相手に、どんな風にアピールできるのか、自分の強み弱み、得意分野、を把握しています。マーケティングをしているんですね。 だからモテる人は、自分が「ここでモテる。こういう人にモテる」というマーケットを、きちんと把握して、そこにいくのです。 さらに、相手に自分の気持ちを伝える、または相手を自分に振り向かせるために、様々な戦略を用います。 例えば、お礼メールひとつにしても「ムダ打ちはしない」。 メールの最後に「?」のつく文章で、相手から返事を出しやすいようにするとかね。 または、メールはまめにだしても、電話はしないとか。 メールの返事はすぐには出さなくても、あとでフォローとか。 みんな独自のルールを定めています。 これを「無意識」の本能レベルでやれる人は、生まれついての最強の天然「モテ」。 痛い思いをして経験則から導き出した技を駆使する人は、「モテ」達人となるのです。 「モテ」技を小手先のもの、表面だけのものとバカにするなかれ。 「モテ」を知る人は、「おとな」です。 経験値が高いのです。 人間が「練れている」ので、「転職」や「仕事」にも強い。 モテは、実は男女関係のことだけではなく、すべての「人間関係」を円滑にする技(!)でもあるんです。 だから、「いつかただ一人、私を(僕を)わかってくれる人が現れたら、全力を尽くそう」なんて、みみっちい考えは捨てましょう。 さぁ明日から、すべてはモテのレッスンです。 異性だけじゃなく、近所のおばあさんにも、子供にも、家族にも、友達にも、「モテる」ように心がけましょう。 つまりは想像力。 相手が何を望んでいるのか、考えてみてください。 何を言われたいのか? 何をしてもらったら気持ちがいいのか? その人と対峙するときに、全力でサーチしてみてください。 それが自然にできるようになったら、異性との関係も絶対にスムーズにいくようになるのです。 「モテ」は恋愛だけではなく、 「人間関係力」なのです。 ■ 今週のひと言 ■ 「わかってほしい!」よりも、「わかろうとすること」がモテへの近道ですよ。
by kekkon_zadankai
| 2005-07-22 12:33
| 箸休めの恋愛講座
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