2006年 06月 30日 ( 1 )

サッド・カフェでコーヒーを

 僕には、将来の夢がある。10代の頃から現在に至るまで、その夢はずっと変わらない。会う人ごと会う人ごとにこの夢物語を語るので、「またその話かよ」と思う人も多いだろう。が、意外にもこのブログでは書いたことがなかったので、改めて。

 それは、喫茶店を開くこと。そして、できれば関西で。中学時代からずっと自分の喫茶店を持つのが夢だった。

 うちの両親はとにかくコーヒーが好きで、朝昼晩と飲んでいた。しかもインスタントではなくペーパードリップ。いまでは俄かに信じ難いが、家庭で豆を挽くことはまだ珍しかった。しかも真夏でもアッツアツのコーヒーを。だから僕は、いまもアイスコーヒーは飲まない。

 親譲りでコーヒーのみ舌が肥えてしまい、中学時代から地元の喫茶店に通っていた。また往時はインベーダーゲームが大流行。ゲームセンターは先生が見張っているので、おのずとテーブルゲームがある穴場な喫茶店にたむろっていた。僕はゲームが下手だったので、友達がやってる見事なナゴヤ撃ちを眺めていただけだったが。

 そうするうちにマスターやママと顔見知りになり、コーヒーを頼むとクッキーのおまけがついてきたり。それが嬉しかった。中学生の「常連客」。オトナになった気がした。田舎だったので他に行く所もなく、小遣いはコーヒー代に消えていた。BGMはオールディーズやロカビリー。だいたいあの頃、喫茶店といえばそういう音楽がかかっていた。なぜかFIのマシンの写真が壁に貼ってあったり、玄関にチェッカーフラッグが立ててあったり。ほろにが楽しかったコーヒーデイズ、コーヒービート。自分もこういった楽しい喫茶店をもてたらなぁ、と、ほのかに想いはじめていた(あとで考えたら、コーヒー一杯で粘る僕らはぜったい迷惑だったはずだが)。

 それから現在に及ぶまで、喫茶店に行かなかった日はほとんどない。こと東京に転居してからは、一日もない。仕事も考え事もぼんやりも、すべて喫茶店で済ます。喫茶ニートだ。僕は「首都圏全駅下車」なんてことを目論んでいるが、それはそれぞれの駅前の香りがする喫茶店に入ってみたいからかもしれない。

 コーヒー好きな両親と一緒に、大阪で喫茶店がやれないもんか。「将来の夢」ったって、もうすでに将来だしなぁ。夢を夢とせず、そろそろ本腰煎れて、いや入れて、取り組まねばならない時期だろう。ただ、コーヒーで生計をたてるなんて、そんな甘いもんじゃないはず。資金も必要だ。失敗が許されないトシだし、躊躇してしまう。

 JR東海道本線・山陽本線『神戸』駅前で、こんな名前の喫茶店を見つけた。

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 「とりあえず、やってみたら?」と背中を押されている気がする。(吉村智樹

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exciteブログ『吉村智樹の湘南ハートブレイク


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by yoshimuratomoki | 2006-06-30 20:51