日暮里が「このみ」です

 JR山手線で特に僕の「このみ」なのが、日暮里駅だ。

 まるでジェットコースターのように見上げるほどの高架になっているこの駅は、街のすべてが見渡せる。駅前バスロータリーからあちこちに伸びる商店街は、どれもほっと一息つける優しい顔をしている。思わずニッポリ、いやニッコリしてしまう。特に東に伸びる日暮里駄菓子玩具問屋街は、まるで時計が昭和30年代で止まったかのよう。仕舞屋(しもうたや)ふうのおんぼろな駄菓子問屋9軒が密集し、舌が真っ赤っ赤になりそうな駄菓子や駄玩具がカラフルに並ぶさまは、レトロテーマパークとして入場料を取ってもいいほど、完璧。なんとも夕陽が似合う街なのだ。exciteニュースによると、駅前再開発により9月でこの光景はなくなってしまうのだとか。残念! お題場などが大金をかけて昭和の街並みを再現しているというのに、なぜ再現不可能な天然の街をつぶしてしまうのか。アホー!

 日暮里駅のもうひとつの魅力が、スナック。パブでもなく、バーでもなく、ましてキャバクラでもない。カウンター越しに決して若くはないママと話をし、こういう店でしか見たことがないツナピコ(ツナをキューブ状に固めたもの)なんか食べ食べ、カラオケを歌うたびにお店の人に小銭を渡す。そんな「死語の世界」が、まだ日暮里には数多く残っている。

 そんなスナック街で見つけたお店がコレだ!

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 なんてストレートなネーミング。こう言われたら、男なら入らないテはないよな。それとも、間下このみの店だったりして(←古ッ)。オチもレトロということで、どうかひとつ。

by yoshimuratomoki | 2004-07-30 17:34