ライス国務長官

 これはJR総武線・総武線快速『市川』駅前で見つけたラーメン屋。

ライス国務長官_a0037241_1355268.jpg


 ラーメンの「シャリ」。 ラーメン屋なのに、ごはんがウリなのか

 とはいえ米と麺は無関係ではない。それどころか大いに関係がある。

 日本の麺類は主に小麦粉やそば粉を使うが、米を原料にした麺がポピュラーな国もある。ラオスの「カオプン」、タイの「クイッティァオ」、マレーシアの「クウェチャウ」、ベトナムの「フォー」、カンボジアの「ノンバンチョップ」、中国の「米線」、どれも米でできた麺だ。食感はもちもちしていて、クセになる。我が国は余剰米を山ほど抱えているのだから米の麺をもっと普及させればいいのに。日本では焼きビーフンを出す店が多いが、汁ビーフンだって、やればできる子だ

 もしかしたら、この「シャリ」というラーメン屋、日本では珍しい米でできたラーメンを出す店なのかもしれない。

 とキレーな感じで締めようと思った時、知人から「この店、入ってないんですか?」と訊かれた。市川は千葉県。用事でたまたま夜に千葉を訪れたおり、帰りの電車を気にしながら市川で降りてサッと撮ったので、実際には食べていないのだ。

「もったいない。この店、ラーメンマニアの間では三つ星級の有名店ですよ。めちゃめちゃ美味しいんですよ!」とのこと。上質の鰹節、煮干し、昆布が渾然となった和風ダシはすこぶるンまく、確かにごはんとの相性はソウルメイトクラスだという(半ライスサービスの時間もあるとか)。そうだったのか。僕はなんてことをしてしまったんだ。ぼくたちの失敗。

 やっぱりごはんと合うから店の名前がシャリなの? と訊き返すと、「そこまでは知らない」とのこと。今度千葉におもむく機会があったら、真相を確かめるべく、ぜひこの店にシャシャリ出てみよう。

 返す返すも残念なことをした。千葉は遠い。めったに行けないしな……と肩を落としてとぼとぼ青梅街道を歩いていたら、東京メトロ『南阿佐ケ谷』駅近くに、こんな店があった。

ライス国務長官_a0037241_13583063.jpg


 なにもここまでライスを全面に推しださなくても!(吉村智樹

■日記ブログ連日更新中。吉村智樹の『原宿キッス』→ここをクリック

by yoshimuratomoki | 2005-04-23 14:03