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「暴れん坊天狗」というファミコンの珍ゲームがありまして、自機が天狗の面で、アメリカの都市を破壊しまくって、人を食べる(というふうに見える)ゲームなんですよ。
で、はじめて見たときに、なんか既視感あるなー、いやいや、そんな珍妙な情景と過去に出会っているはずがない。そう思っていたのですが、ようやく謎が解けたよ、じっちゃん! 江戸川乱歩の短編「防空壕」(『江戸川乱歩全集 第19巻 十字路』収録)です。 僕はあの頭上に迫る巨大な敵機から、なぜか天狗の面を連想した。まっ赤な天狗の面が、空一ぱいの大きさで、金色の目玉で僕を睨みつけながら、グーッと急降下してくる。悪夢の中のように、それが次から次と、まっ赤な顔で降下してくるのだ。 『暴れん坊天狗』は、この描写にインスパイアされてうまれた!のではないですか? ないですか? ないですよね。 「防空壕」は、空襲をうけ東京が燃えている様子にうっとり、敵機の驚異にうっとり、綺麗だなーというアンモラルというか、モラル以前の美に酔うという短編で、面白いです(オチの章は蛇足っぽいけど)。 平田オリザ『演技と演出』と『演劇入門』を読んで、すっかり平田オリザファン(でも舞台は一度も見てない)。池袋ジュンク堂へ行ったら、その2冊と並んで平田オリザ『芸術立国論』があったので、購入。ぼくの中の「池袋ジュンク堂・書棚評価」がアップ。 そういえば、日本最大級って冠の本屋が次々オープンしてますが、最大級の級って言葉は、最大ランクだよーって意味なので、最大じゃなくてもつけていいみたいで、便利な言葉なのだーーということを知りました。
by gogoyone
| 2004-09-26 02:08
| game
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