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リンツァートルテ
今日の試作はお菓子三昧。
久しぶりに朝からお菓子を作りました^^。 お菓子作りが始まるとテンションが落ち・・うちのスタッフに励まされながらの試作になるのですが、今日はいつもとちょっと違う。 久しぶりに思い出のあるオーストリア菓子を作ったからなのです^^。 私がお菓子作りにハマったのは、高校生の時。 もともと母がお菓子作りが上手だった・・ということもありますが、私は食べることよりあの焼き上がっていく様子や組み立てたりする作業が好きで夢中になっていました^^。 さらに夢中になったのは、好きだった先輩に「レーズンサンド」をプレゼントして・・・ 「こんな美味しいクッキーは食べたことがない!!」 ・・と絶賛されたからかな~(笑) 人間、夢中になるきっかけってこんなものですよね(笑) そんなお菓子作りにハマっていた私がお菓子教室に通いだしたのが、18歳ぐらいの時。 お菓子ってこんなに種類があるんだ~~っと感無量な気持ちになったのを思い出します。 たまたま、習いに行っていた先生が「ウィーン菓子」を教えてくださる方だったのですが・・・・ その後、私はウィーン菓子の虜になるのです^^。 本格的に調理師学校でお菓子を学びたい!っと思った時も、当然習いたいウィーン菓子を教えてくれるところ。 それで探した結果、辻調理師専門学校にヒットしたのであります^^。 ・・とそんなウィーン菓子にすっかりハマってしまったお菓子の一つが・・ 「リンツァートルテ」。 ![]() リンツァーとはリンツ風のという意味で、トルテはタルトの事。 これはオーストリア北部Linzリンツ地方の伝統菓子なのであります^^。 本場オーストリアではヘーゼルナッツプードル主体のしっかりめの生地にレッドカラント(赤スグリ)のジャムを合わせるそう。 ヘーゼルナッツプードルも皮つきのまま挽いたものを使うので、とてもコクがあります^^。 でも日本のスーパーでは中々赤スグリのジャムは手に入らないし、ましては皮つきのヘーゼルナッツプードルも手に入らないので、ラズベリージャムとアーモンドプードルで代用していることが多いのです^^。 今回は昔の記憶を呼び起こしながら、懐かしい気持ちで作りました^^。 まずは、バターに粉さとうを入れて白っぽくなるまで撹拌します。 そこに、卵と卵黄を合わせたものを少しづつ加えていきます。 さらにアーモンドパウダーを入れて混ぜ、最後にふるった小麦粉を加えて良く混ぜたら生地の完成^^。 今回は花型のタルト型に絞り袋を使って入れ込みました^^。 ![]() 生地を一段絞ったら、中にラズベリージャムを流して、さらに上に格子模様に絞りだしたら、180度のオーブンで約30分焼きます。 焼き上がりは~~こちら! ![]() 美味しそうに焼き上がりました^^。 冷めてから食べてみたのですが・・・・・ あまりの美味しさに普段甘いものを食べない私もペロリ^^。 甘いもの王女のうちのスタッフなんて・・・・・ご想像におまかせします(笑) アーモンドのコクと、ラズベリージャムの酸味がとても美味しいのです^^。 素朴な味わい、まさしく私がウィーン菓子にハマってしまった原点ですね^^。 このレシピは4月の頭に節約サイトにアップする予定。 是非、こまめにチェックして作ってみてくださいね^^。 本当に美味しく仕上がりますよ~^^。
by s-recipe
| 2011-03-09 18:15
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