1998長野オリンピックの感動的なシーンで何度も紹介された、「ケニア」出身のクロスカントリー選手。「フリップ・ボイト選手!」 TVで、ご覧になった方も多いのではないでしょうか?彼の国は勿論、雪の無い国ですから、クロスカントリー競技と言うより、「歩くスキー」に近いぐらいのレベルで参加したのですが、ゴールまでどのくらい時間がかかったのか忘れましたが、優勝した選手が、彼が最後まで諦めないでゴールするのを、じっと待って・・・・・ゴールした瞬間お互い健闘を称えて抱き合ったシーンですが・・・・・・・・記憶にありますか?
実は彼、ケニアでは、有名な中距離の陸上選手なんです!彼の話によると国の政策で今回もトリノオリンピックに参加するそうなんです。トレーニングの合宿期間中、国から日当が、支払われるんですが、日当140ユーロ!これ、彼の町の月給に等しい額なんですって。真っ白な歯を輝かせながら、
「長野オリンピックの時に、トラクター2台買って、今は家族で農場を経営しているし、最近店もオープンさせた」と幸せそうな顔して言ってました。
1908年、近代オリンピックの創始者、クーベルタンの有名な演説の一説に・・・・・・
「オリンピックで重要なことは勝つことではなく、参加することである。人生で大切なことは、成功することではなく努力することである」
頑張ってね!フィリップ!!

木下
「ヘイ!フィリップ!調子はどうですか?」
フィリップ
「これから練習始めようと思っていたところだけど、
どうして?こんなに寒い?ここ室内だろ?変だぞ!」
木下
「え~!変? ま~!室内と言えば室内だけど・・・・・
まさか暖房入れるわけにはいかないでしょ」
フィリップ
「こんなに寒かったら、体が動かないので練習出来ないよ!
どうするか、考えてたとこだよ。」
木下
「・・・・・・・・・・?」
フィリップ
「ハハハハ!ジョーク!ジョーク!」
木下
「おまえは、ボビー・オロゴンか?」