世界のサポーターに出会う!2006FIFAワールドカップ in GERMANY
2006-07-10T17:34:12+09:00
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世界のサポーターに出会う!2006FIFAワールドカップ in GERMANY
Excite Blog
ありがとう、ワールドカップ!
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5230519/
2006-07-10T16:09:00+09:00
2006-07-10T17:34:12+09:00
2006-07-10T16:09:05+09:00
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ベルリン
ベルリンのスタジアムに向かう途中、フランスサポーターから日本語で話しかけられました。彼は東京の原宿で家具屋さんをやっているらしく、今回はフランスの決勝を見届けるためにドイツにやってきたそうです。「日本を応援するためにほら、これも持ってきてたんだよ。」と日本の国旗を広げてくれました。
フランスが勝つぞ!
電車の中では、にぎやかなドイツサポーターと遭遇。「あれ、君この前のドイツの試合を見に来てなかった?」と一人のサポーターに言われ、話をよくよく聞いてみるとなんと、前回ベルリンで開催されたドイツ対アルゼンチンの試合で私の後ろ側に座っていて、熱狂的な応援をしていた人だったのです!こんな再会もあるんですね!記念に、と「Pivi」を交換。
「さすが日本だ!こんなことができちゃうんだね。」とみんな感動しっぱなし。
日本ありがとう。みんな日本が大好きだよ!
これが前に会ったときの写真
スタジアムに着くと、イタリアとフランスのブルー以外のいろいろな色に染まっていました。
たくさんの国からのサポーターがこの試合のためにやってきていて、この1試合がまるでワールドカップ全体の縮図になっているようでした。
そしてみんな決勝戦というフィナーレを楽しむかのように、違う国同士のサポーターと写真を撮っていました。人との出会いを楽しむグループリーグのような空気が流れていたのが印象的でした。みんな世界一が決まる試合を、そしてワールドカップのフィナーレを堪能しようとしているようでしたよ。
イタリアのかわいいサポーター。お友達同士だそうで、2人ともお父さんと一緒に来ていました。
ビクトルとカルロス
試合の前やハーフタイムには特別にステージが用意され、歌手達によって歌が披露されるなど、みんなかなり盛り上がっていました。試合も決勝にふさわしく白熱したものに。「絶対にワールドカップを手にする!」といった選手たちの気迫が広いスタジアムいっぱいに伝わっていました。
1-1でむかえた延長戦。ジダンがレッドカードにより退場してからは、観客席の雰囲気も選手たちの雰囲気もより一層熱気を帯びてきました。
観客の多くがジダンの姿を最後まで見たかったのでしょう。
レッドカードを出した審判に容赦のないブーイングが
浴びせられ、またそれ以降イタリアがボールを持つたびに
スタジアム中からブーイングが聞こえてきて、
雰囲気はフランス有利かの様に思われました。
延長戦でも決着はつかず、試合はPK戦へ。これで世界の頂点が決まるんだ、という気持ちから私は食い入るようにボールの動きを見つめていました。あんなにも緊張するPKは今までなかったんじゃないかと思います。結果フランスが1人はずし、4-3でイタリアの勝利!最後の1人をイタリアが決めた瞬間、イタリアサポーターからは張り裂けんばかりの歓声が聞こえてきました。
一方のフランスサポーターはがっくりとうなだれていたものの、「お疲れ様!」というように選手へ惜しみない拍手が送られていました。
歓喜あふれるイタリアサポーター
表彰式。イタリア選手たちが念願のワールドカップを手にし、ピッチを歩きながら勝利をサポーター達と分かち合っていました。大量の紙ふぶきと幻想的な花火が打ち上げられるのをみて「あー、これでワールドカップも終わっちゃうんだなぁ。」という気持ちになりました。しかし、「実感」は出来ていないのが正直なところです。この1ヶ月もの長い間、試合を見て、たくさんの人と出会って…という毎日だったので明日もまたドイツのどこかに行って、サポーターと出会って写真を撮って、という気がしてなりません。
この1ヶ月間、写真を通じて本当に多くの人と出会ってきました。そしてワールドカップという世界規模のお祭りを体験してきました。この1ヶ月はサッカーという共通項があることでどんな人とも話しが盛り上がったし、仲良くなることができました。そして、またみんなが多くの国からやってくるサポーターと会えるの楽しんでいました。
このワールドカップはサッカーの
世界一を決める試合ではあった
けれど、ただそれだけではなく、
世界中の人をつなげる場でもあった
んです。今回のワールドカップの
会場のあちらこちらやボランティア
スタッフのユニフォームには
「A TIME TO MAKE FRIENDS」
(友達を作る時だよ)という言葉が
書かれていましたが、その言葉が
今大会のすべてを表していたのでは
ないでしょうか。
そして、その出会いを作るきっかけとなったのが写真でした。今回のワールドカップで、私は写真を撮ることで本当にたくさんの人と友達になることができました。
「一緒に写真を撮ってもらえますか?」という言葉に対して、だめだ、と言った人は本当に1人もいませんでした。カメラを向けるだけで、みんな自然と笑顔で答えてくれるんです。
写真を撮ることというは一瞬一瞬を思い出として残すことだけでなく、思い出作りのきっかけにもなってくれるんだ、ということをこの1ヶ月を通じて感じました。
この記事をもって、私の旅も終わりを迎えます。このブログを通じて、私なりに感じたことやドイツにいないとわからないワールドカップの雰囲気を書いてきましたが、少しでもワールドカップの盛り上がりや多くの人との出会いの様子が伝わっていれば幸いです。このブログを読んでくださった全ての方、そしてこの旅に関わってくださった方に心から感謝をしたいと思います。
ありがとうございました!!]]>
ドイツ代表ありがとう!のお祝い?!
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5221277/
2006-07-09T13:20:00+09:00
2006-07-10T11:10:37+09:00
2006-07-09T13:20:48+09:00
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シュトゥットガルト
シュトゥットガルト中央駅からスタジアムに向かう電車の中では、やはりほとんどがドイツサポーターではありました。ポルトガルサポーターはちょっと見かけるくらい。むしろ、ドイツサポーターがポルトガル応援の格好をしていたり…。
こちらは電車の中であった、ドイツサポーター。ポルトガルとドイツの旗を両方を身に着けていたので「どっちの応援なの?」と聞いてみたところ「もちろんこっち!」とドイツの旗を指差していました。
とてもステキな4週間(ワールドカップの期間)だったよ!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
決勝トーナメントに入ってからというものの、負けてしまえばそこで終わりということから、選手にもサポーターにも緊張感のある雰囲気が漂っていました。しかしこの3位決定戦にはそのような雰囲気はなく、むしろグループリーグのような「応援を楽しもう!」、「ワールドカップでのドイツ代表の最後の試合を見たい!」というような空気が流れていた気がします。
「決勝でベルリンに行くぞ!」と言っていた応援も「Stuttgart ist viel schoner als Berlin!」(シュトュットガルトはベルリンより綺麗だ!)と思わず笑いを誘うような応援に変わっていたり…。決勝には行けなかったけれど、よくここまでこれたよ。というような気持ちなのでしょうか。
私が日本のジャージーを着ているのを見て「写真を一緒に撮ってくれる?」とやってきた2人。もちろん私も写真を撮って「Pivi」の交換をしました!ドイツ北部にあるハノーバーからこの試合を見にやってきたそうです。ドイツに来たばかりの時は「日本に関係の無い試合でジャージー着るのはどうなんだろう?」と思っていたのですが、このようにジャージーを着ていることでいろんな国の人から声をかけてもらうことが何回もありました。「私も日本を代表しているんだ。」実感する瞬間でもあります。
日本、ありがとう!マーティンとデイビッド
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
彼らと「Pivi」の交換をしているのを不思議そうに見ていた人がいたので、声をかけてみました。
「どこから来たのですか?」と聞くとなんと「イラクからだよ。」と。イラクからワールドカップを見に来ている人がいるのがとても驚きでした。「今回のワールドカップにはイラクは出られなかったけれどね。」と。次のワールドカップにはイラク代表の試合を見れるといいですね!
イラクのジャマル。
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
ポルトガルサポーターとも写真を撮りました!ポルトガルの応援は今回が2回目だそうです。「前はポルトガル対イランの試合を見たんだ!」と言っていました。どうやらお仕事の仲間同士で来ているそうです。「週末を利用してきたんだ。試合が終わったらそのまま帰るよ。月曜日からまた仕事だからね。」日本の試合も見ていたそうで、日本がグループリーグで敗退してしまったことを残念がっていました。
2010年のワールドカップではポルトガルと日本が対戦できたらいいね。
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
さて、今回の試合は日本でも注目された試合だったのではないでしょうか。日本人審判が主審を務めるということで、選手のみならず審判の動きも気にしながら試合を見ていました。形は違えど、日本の代表として決勝リーグのピッチに立っている姿を見るのは同じ日本人として誇りに思います。
前半はあまりぱっとしない試合展開が続き、観客からはウェーブが起こりっぱなしでした。「つまらないよ!」とう意思表示だけでなく、この会場の雰囲気を一緒に楽しみたいという気持ちもきっとあったのでしょうけれどね。後半に入ってからは、ドイツが3点(うち1点はポルトガルによるオウンゴール)を決め、ポルトガルが1点を追うもののそのまま試合終了。3-1でドイツが3位となりました!
試合終了後はそのまま3位の表彰式が行われました。地元ドイツが3位で表彰、ということもあって会場は大盛り上がり。まるで3位の表彰というよりかは「ドイツ代表おつかれさま!」といったような雰囲気でした。
会場の照明が暗く落とされた瞬間、打ち上げ花火が上がり観客のテンションもあがりっぱなし!選手たちがピッチの周りを大きく1周しながら挨拶をして、ピッチを去った後もそのお祭りの余韻にみんな浸っていたい、という感じでした。
ニュースで見かけた話題ですが、ワールドカップの3位決定戦を廃止すべきかどうかという議論がなされているそうです。しかし、今回に限っては、3位決定戦をやってよかったのではないかと思います。優勝争いはできなかったけれども、ワールドカップ開催国のチームが表彰されて、そしてスタジアムのほぼすべてを埋め尽くす自分達のサポーターに「お疲れ様!」「いい試合をありがとう!」と声をかけられながら挨拶して回る、というような盛り上がりはめったに実現できるものではありません。会場の雰囲気としてはとても良いものだったと感じました。
さて、早いもので明日でワールドカップも決勝戦、つまりエンディングを迎えます。3位決定戦でこの盛り上がりだったんですからね。決勝はいったいどうなるのか。とても楽しみです!
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言葉を超えた交流
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5212236/
2006-07-08T06:59:00+09:00
2006-07-08T07:00:33+09:00
2006-07-08T06:59:33+09:00
wcup-supporter
フランクフルト
ニュースではイタリア対フランスの決勝について報道されていて、ドイツも3位決定戦が残っているということで、多くのチャンネルで選手や監督の記者会見が放送されていました。「ワールドカップはこれからフィナーレを迎え、一番盛り上がるときだ!」と思っていたのですが、街に出てみると実はそうでもなかったりするんです。
サポーターの集まる場所であった中央駅前の歩行者天国も寂しげな感じ
ワールドカップも終盤ということもあって、デパートではワールドカップ関連グッズが次々と値下げされていたり、街のあちこちで見かけたユニフォームを着た各国のサポーター達の姿もめっきり少なくなってしまっています。
なんだかちょっとさびしいですね。ドイツの「日常」に戻りつつあるのでしょうか。今思うと、たくさんの人が世界中から集まって繰り広げていたお祭り騒ぎは、予選リーグのときが一番のピークであったように感じます。
フランクフルトで開かれていたマーケットに行ってみました。ワールドカップの決勝に残ったからでしょうか。「フランス特集」のようにフランスからやってきたワインや食べ物を売っている一角があったのでのぞいてみることに。フランスの国旗を掲げて、おいしそうなクッキーを売っている陽気なおばさんの屋台でおやつを買いました。
「これ、全部フランスのもの?」と聞いてみるものの、英語が通じない様子。クッキーを指差しながら「フランス??」と聞くと笑顔で「私もクッキーもフランスから来たのよ!」というような感じのジェスチャーとフランス語で答えてくれました。その後も「どこから来たの?」とか「ドイツで何をしてるの?」とか聞かれたものの、もちろん全部フランス語。そして私はフランス語が分かりません。でも、全く分からなくても意外と話って通じるもんなんです。
「サッカーを見に来たの。ジダンはいい選手だね!」と言うと「ジダン」という言葉に反応しておばさんがフランス語でばーっと何か言って(たぶんジョークかなんかだったと思います)「あっはっはー」と笑っていたり。もちろん私は全く意味がわからなかったのですがつられて笑ったり…。会話というレベルのコミュニケーションではなかったけれど、単語だけでも交流できるということが、とても楽しかったです。
最後にもちろん「Pivi」の交換をしました。「Pivi」から写真が出てくるのを見て、おばさんもびっくり!「ジャポン、スーパー、スーパー!」(たぶん「日本は凄い!」という意味だと思う。)と言っていました。私が「ステキな笑顔とお菓子をありがとう!」とメッセージを写真に書いたらすごーく喜んでくれて、「これを持っていきなさい!」とばかりにクッキー2袋もくれました!メルシー、ベアトリス!!
フランスのベアトリス。
日本と私は一緒!
(ベアトリスおばさんのジェスチャーとフランス語から推測した意味です 笑)
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
さて、あと2日で世界のサポーターに出会う旅も終わろうとしています。そろそろ日本が恋しい気もしますが、今まで過ごしてきたドイツでの楽しい日々を振り返るともっとドイツにいたいなぁとも思ってしまいます。複雑な思いを持ちつつも、最後の最後までワールドカップの様子をこのブログでお伝えしていこうと思います。
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人と人をつなげる電車
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5204849/
2006-07-07T08:08:05+09:00
2006-07-07T08:08:05+09:00
2006-07-07T08:08:05+09:00
wcup-supporter
フランクフルト
各都市で通常利用するのが、UバーンやSバーンと呼ばれる電車です。Uバーンは日本の地下鉄のようなもので、Sバーンは地上を走っている電車です。私は通常、Uバーンでフランクフルト中央駅まで行って、そこからDBと呼ばれる新幹線のような特急電車でドイツの色々な都市へ移動しています。
一言で電車といっても、国が違えば乗り方も違います。まず、ドイツの電車には改札がありません。切符を自動販売機で購入したらそのままホームへ。日本じゃ考えられないですよね。ちなみに、試合のチケットを持っていると試合会場である都市のUバーンとSバーンは無料で乗ることができるんですよ。
フランクフルトのUバーンはこんな感じの電車です。
ドイツに来て間もないとき、こんなことがありました。降りる駅が近づいてきたのでドアの前で待っていたら、いつまでたってもドアが開かない!ついにはドアが開かないまま電車がホームを出発して、電車を降り損ねてしまったんです。
「なんで?!」と思っていたら、ドイツの電車のドアにはボタンがついていて、降りるときも乗るときもそのボタンを押さないとドアが開かない仕組みになっているんですね。
また電車に乗るのは人だけではありません。以前にもちょっと紹介したと思いますが、自転車をそのまま電車に持ち込むことが出来るんです。
それに犬も飼い主と一緒に乗ってきます。
ドイツで見かける犬はみんなよくしつけされていて、
リードなしで乗っておとなしく飼い主のそばで
座っている犬もいるんですよ。でも大きな犬が人と一緒に
電車に乗り込んでくる様子は、
何度見かけてもビックリしてしまいます。
DBとはドイツ中の都市を結ぶ長距離電車です。中にはドイツ国内にとどまらず、スイスやフランスにまで行く電車もあります。ドイツにきて驚いたのが中央駅の大きさ!どの都市にも中央駅があって、中央駅には長距離電車の多くが止まります。なのでホームも20番線くらいまであり、とても広いんです。高いドーム型の屋根があり、まるで映画に出てきそうな構造をしています。
これはフランクフルト中央駅ですが、どの都市の中央駅もこのような構造をしているんです。試合がある日には、どの中央駅でもたくさんのサポーターが集まっていて、駅にいるだけでスタジアムの雰囲気が味わえます!
私が滞在しているフランクフルトはドイツのほぼ中央に位置しています。そこからスタジアムのある都市に移動するには、近いところで1時間ちょっと、遠いところだと4時間以上かかります。ドイツの北にあるベルリンや南のミュンヘンへはまるで東京~岡山くらいの距離があるので移動も一苦労!
電車の時刻表とワールドカップ期間中乗り放題のチケット
かなりの長距離を短時間で移動するため、時速も300キロ近くになることも・・・。
長時間を電車の中で過ごすため、車内はとても居心地が良いつくりになっています。
座席はこんな感じ
予選リーグ中には、一刻も早く試合の結果を知りたい乗客に対して車内放送で試合の途中経過や結果が流されていました。ドイツの試合の結果が放送されると車内からは歓喜の声がよく聞かれましたよ。
食堂車やビストロもあります。この食堂車やビストロは交流の場所。
ここにくれば、絶対に誰かと友達になれます!多くのサポーターがこのDBを利用しているので、こういった場所で友達になって話をしながら長い電車での移動時間を過ごしています。
前回のフランスの試合の帰りにビストロで会ったメキシコ出身のサポーター。メキシコから来ていますが、今回はフランスの応援だそうです。フランスがとても好きなそうで「フランスの国歌は本当にすてきだよ。あのスタジアムで聞くフランス国歌はなんともいえない気持ちにさせるね。」とのこと。今回のワールドカップで引退することを表明したジダンに対しても「まだまだ彼はすばらしい動きをしているよ。引退してしまうのは本当にもったいないね。」と。8日にドイツを出て、大好きなパリに寄ってからメキシコへ戻るそうです。
メキシコから、愛をこめて
1日の多くの時間を過ごしているDBは、私のドイツの好きな場所のひとつでもあります。窓からは田園風景だったり、川沿いのお城やビルの立つ街並みなど、ドイツの色々な「顔」を見ることができます。それに、人と人とを結びつける場であることが何よりの理由かもしれません。食堂車や隣の席に座った人に「今日の試合見にいくの?」とか「今日の試合はよかったねー。」と声をかけるだけでとても楽しい時間を過ごすことが出来るのですから。]]>
「いい試合」を見たい!!
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5198509/
2006-07-06T14:16:52+09:00
2006-07-06T14:16:52+09:00
2006-07-06T14:16:52+09:00
wcup-supporter
ミュンヘン
ミュンヘンの駅には多くの警官が警備に当たっています。実はヨーロッパの国の試合が行われるときには、その国の警官がドイツの警官と一緒に警備に当たっているんです。なので今日もドイツ・フランス・ポルトガルの警官が駅で見られましたよ。予選リーグのときには今以上に多くの国から警備に来ている警官がいて、サポーターの中には自分の国の警官を見つけて記念に一緒に写真を撮ったりなどをしている光景も見かけました。
左の青い2人がフランスの警官
今回の試合はフランスとポルトガルの試合ではありましたが、今まで以上に試合を見に来ているサポーターの国籍が多国籍でした。
ブラジルのユニフォームを着込んだドイツのサポーター。「ドイツはもちろんだけれども、ブラジルはいいよね!日本は最初よかったんだけえど…後のほうはどうしちゃったの?」と。
有名な日本へ!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
とっても小さなかわいいポルトガルサポーターを発見!カタリーナちゃんです。
まだ11ヶ月だそうですが、しっかりチケットを握り締めてポルトガル応援の準備はばっちり!
カタリーナ
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「君は日本から来たの?」と声をかけてくれたのはソンブレロを被ったメキシコサポーター。どうやら仕事で1年に1度は日本を訪れているらしく、日本の細かい地名までよく知っていました。「新潟とか福島とか鹿児島とか…日本のいろんなところに行ったよ!」
私の日本の友達へ。日本大好き!
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私がメキシコサポーターと「Pivi」の交換をしていると物珍しそうにドイツのサポーターがやってきました。「こうやって今撮った写真をプリントアウトできるんだよ!」と一緒に写真を撮ってプリントしてみました。「これはドイツでも売ってる?」とかなり興味を持った様子。話は昨日のドイツの試合に。「ドイツが絶対に決勝に進むと思っていたから、決勝戦のチケットを手に入れたんだけど…本当に残念だったよ。まだ3位決定戦があるけれど、やはりそんなには盛り上がらないだろうね。」と。
ミヒャエルからまりこへ
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スタジアムに入ってみると、フランス・ポルトガル両国のサポーターはそれぞれのゴール裏に同じくらい(若干フランスの方が多かったかな)いました。
その2カ国以外のサポーターはどっちを応援するのかな、と思いながら彼らの様子を見ているとどうやら多くの人はフランスを応援しているようでした。フランスには世界的に有名なスター選手も多い上、ジダンというすばらしい選手が今回のワールドカップを最後に引退をするという話もあるからでしょうか。PKによりジダンが決勝点となる1点を入れたときは一際大きな歓声が上がっていました。
しかし、フランスが1点を決めた後からサポーターの様子が少し違ってきたんですフランス・ポルトガル以外のサポーターがそれまでフランスを応援していたのに、いつの間にかポルトガルの応援に変わっていたのです。ポルトガルのコーナーキックになるとみんな椅子から立ち上がったり、シュートがゴールを掠めると「あともう少しだったのに!」とでも言わんばかりに頭を抱えて…。後半のロスタイムに迎えた絶好のポルトガルのチャンスのときには、みんな叫び声に近い声援を送っていました。
最初は「何で応援するチームを変えるんだろう。」と不思議だったのですが、自分の国以外の試合ではどこの国を応援する、というのではなくて面白い試合を見たい、と思っているんじゃないかと思うようになりました。
「1-0でフランスがリードしているところから、試合終了ぎりぎりのところでポルトガルが追いついて…」というようなドラマチックな展開を期待していたんじゃないでしょうか。確かにそのような展開があると見ている側もとても盛り上がりますからね。
ワールドカップも残すところあと3位決定戦と決勝戦の2試合のみ。ここまでくると、どの国が勝つという結果だけではなく、どれだけ試合展開がエキサイティングなものであるかということも注目されるようになるのでしょうね。応援と言うよりかはレベルの高い、そしてワールドカップの歴史に残るような名試合をこの目で見たい!という気持ちを持って観戦している人が多くなるのかもしれません。
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開催国、ドイツの敗退
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5190491/
2006-07-05T14:42:27+09:00
2006-07-05T14:42:27+09:00
2006-07-05T14:42:27+09:00
wcup-supporter
ドルトムント
今回の試合では、私はドイツの応援につきました。今まで約1ヶ月をドイツで過ごしてきて、ドイツがとても好きになったし、何よりドイツの人には本当に親切にしてもらったので…。
スタジアムに向かう前に立ち寄ったFan Festの近くではたくさんのブースが開かれていてドイツサポーター達がキックオフを今か今かと待っていました。
ブースのひとつにドルトムント警察のブースがあって、そこでは無料でドイツとイタリアの国旗のシールを貼ってくれるんです。私もドイツのシールを貼ってもらいました!警察がこんなサービスをしてくれるなんてびっくりですね。
ドイツの試合をみんなと一緒に楽しみたい、という気持ちからか「本当に今日は平日?」と思ってしまうほど多くの人がFan Festには集まっていました。しかしドイツサポーター達が意外におとなしかったのには驚きでした。もっとみんなお祭り騒ぎなのかなぁ、と思っていたのですが…。
Fan Festを後にしてスタジアムに向かいました。ドイツとイタリアの国旗のシールを両方顔に貼っているサポーターがいたので「今日はどっちの応援をするの?」と聞いてみたところ「もちろんドイツ!」という答えがユニフォームを指しながら返ってきました。「でもドイツの応援をすると同時に、ワールドカップのホスト国のサポーターの一人として対戦相手の国も応援するんだ。」
ごあいさつと幸運を!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
「もっとドイツサポーターにならなきゃ!」と言われ、腕にドイツの国旗色のペイントをしてもらっちゃいました!
そんな私達のやり取りを見ていたトルコのメディアの人たちが「Pivi」を指差しながら「これは何??」と興味津々の様子で近づいてきました。
「こうやって使うんですよ。」と一緒に写真を撮って「Pivi」でプリントアウトしました。「トルコではワールドカップの反応はどう?」と聞いてみたところ「うーん、いまいちだねぇ。」とのこと。
「君もドイツの応援してね!」とばかりに
先ほどのドイツサポーター2人が
トルコのメディアの人たちにもフェイスペイント。
日本、こんにちは
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
こちらはアメリカのロサンジェルスに住んでいるメキシコサポーター。
日本語がとても上手で、「こんにちはー。」と話しかけてくれました。その様子を見ていたチリのメディアの人がやってきて「僕が言うことを繰り返して言ってみて!」と、スペイン語で何かを言わされることに。でもその意味が全くわからず…。
「I love you very muchという意味だよ。」とメキシコサポーターのおじさんが教えてくれました。
意味も分からず言った私のスペイン語がチリで放送されてしまうのでしょうか?
しばらく歩いていると「オフサイド!」とファールをもらってしまいました。(笑)「これから試合に出て審判するんだよー。」と。そしてもうひと方は線審でしょうか??審判の方と一緒にいらっしゃいました。東京に住んでいるそうです。審判の方いわく「今まではこんな格好をしていると「写真を撮ってください!」の嵐だったんだけれど、ドイツ人はなんだかおとなしいんだよね。今日はまだ一回も言われてないよ。」との事。やはり今日のドイツサポーターはおとなしいんでしょうか。
トッティ、今日はダイブしちゃだめだよ。 日本大好き!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
私が出会ったメディアの人たち以外にも、試合の様子を伝えるべく多くのメディアの人たちが取材をしていました。今回の試合のサポーターの様子を見ていると、サポーターが盛り上がっているというよりかは4強を決める試合が始まった!とメディアの方が盛り上がっているという印象を受けましたね。
スタジアムに入ると、今までのドイツ戦以上にスタジアムを埋め尽くしているドイツサポーターの数が多かったです。
ドイツ色に染まる観客席
イタリアのサポーターはスタジアムのコーナーにほんの少しいるばかり。
これだけドイツのサポーターに埋め尽くされるとスタジアムの雰囲気も圧巻です。特に選手入場や国歌斉唱の際には四方八方からドイツの応援が響いてきて、鳥肌が立ちそうになりました。
試合は両チームともチャンスをものにすることが出来ず、0-0のまま延長戦へ。延長戦でもなかなか決着がつかず、疲れからか両チームの選手たちの足取りも重くなってきました。
このままPK戦に持ち込まれるか、と思った瞬間、一瞬の隙をついてイタリアがゴール!そこで試合の勝敗はほとんど決まってしまったようなものでした。あきらめてしまったかのようにドイツ代表の足は止まってしまい、すかさずイタリアがとどめの2点目。ドイツサポーターで埋め尽くされたスタジアムが一瞬にしてさぁーっと静かになる中で試合終了のホイッスルが鳴りました。
ドイツ代表が次々とピッチに倒れこむ中、観客席から聞こえてきたのは「ドイチェランド!ドイチェランド!」という選手をねぎらう歓声でした。「最強」とも言われていたアルゼンチンを倒して4強入りしたことなど、今までのドイツ代表の戦いぶりにサポーター達も充分満足していたのでしょうか。スタジアムの帰りもみんなショックを受けているというよりかは、すんなりと結果を受け止めているかのような印象を強く受けました。
ドイツ代表の優勝は無くなってしまいましたが、まだ3位決定戦が残っています。最後の最後までドイツサポーターにドイツのすばらしいサッカーを見せてもらいたいです!
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新しい「Pivi」と近所にお出かけ☆
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5180360/
2006-07-04T07:22:00+09:00
2006-07-04T16:51:36+09:00
2006-07-04T07:22:09+09:00
wcup-supporter
フランクフルト
私がいるところは、フランクフルト中央駅から地下鉄で10分くらいのところにある街です。カフェやレストラン、スーパーや小さなお店が軒を連ねているものの、とても静かで都心部とは違ったドイツの日常を垣間見ることが出来る場所です。
かわいいアクセサリーや小物を売っている出店を発見しました!ご夫婦がインドから輸入しているそうです。聞くところによると、1ヶ月に1週間、この場所にお店を出しているんだって。「ワールドカップが始まって、街の雰囲気は変わりましたか?」と尋ねると「本当に多くの国からたくさんの人が来ているから、にぎやかでとても楽しいわ!」と。
2人ともワールドカップは欠かさずチェックしているそう。ご主人がフランス人だそうで、「このままドイツとフランスが決勝に勝ち上がったら、とってもエキサイティングね!」とも言っていましたよ!そして私は迷いに迷った挙句、ビーズやガラスのついたかわいい小物入れを2つ買いました!!「Pivi」を交換したらとーっても喜んでくれて「お店に飾っておくわ!」と言ってくれましたよ。
あなたにいいことがありますように!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
しばらく歩いていると、シンプルでモダンな外観のお店を見つけました。お店に入ってみると、コーヒー豆やグミ、アメといった食べ物や香辛料などが置いてありました。
その商品をよく見ているとパッケージに「Bio」の文字が。実はこの「Bio」という表記、ドイツのスーパーなどでとてもよく見かけるんです。でもいったいどのような意味なのか分からなかったので、店員さんに聞いてみました。
「Bio(ビオ)というのはオーガニックという意味なんだ。うちのお店ではオーガニックの商品やフェアトレードの商品を取り扱っているんだよ。」フェアトレードとは発展途上国で生産されたものを生産者から直接買うことで、仲介料を取られること無くより多くのお金が生産者に渡るシステムです。こういったオーガニックやフェアトレードの商品はここ数年でドイツでも注目されているそうです。「でもオーガニックやフェアトレードを扱っているお店の多くは古いスタイルなお店が多くて、うちのようにモダンなスタイルのお店はまだ少ないんだよね。」と店員さん。
フェア(平等)っていうのはいいね!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
さて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私が使っている「Pivi」と「FinePix」が新しくなりました!!!!
「Pivi MP-300」と「FinePix Z3」が新登場した、ということで日本から送ってもらったんです。
新製品の「ケータイプリンタPivi(MP-300)」について→
新製品の「FinePixZ3」について→→
赤外線での転送速度が速くてビックリ!
ブラジルを応援していた男の子達もビックリしていましたよ!!まだまだこれからもたくさんの人と「Pivi」を交換するぞ!
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中世のドイツへ!
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5171955/
2006-07-03T07:32:00+09:00
2006-07-03T07:39:24+09:00
2006-07-03T07:32:08+09:00
wcup-supporter
ハイデルベルク
ドイツには多くのお城が残っていて、古城街道という名前の街道があるほど観光名所にもなっています。ここハイデルベルクもその古城街道のひとつ。ハイデルベルク城というお城で有名です。
城下町から見たハイデルベルク城。
城下町からケーブルカーで山を登ること5分。
お城に到着です。ここはかつてプファルツ伯のお城として栄えていましたが、三十年戦争やプファルツ継承戦争などでお城の大部分が破壊されてしまったそうです。
一部修復されましたが、
現在も廃墟のような外観です。
しかし、その豪華さや偉大さは
今も充分感じ取ることができますよ。
このお城の一番の見所は、バルコニーから見ることができるハイデルベルクの街です。近くを流れるネッカー川やそれにかかる橋なども一望でき、思わずため息が出てしまうほどの美しさです!
お城が栄えていたころも、同じような景色が見れたのでしょうか。
これはお城の一部ですが、一つ一つの窓や壁に細かい細工がなされています。今でもこんなに美しく見えるのだから、破壊される前はいったいどんなにすばらしい建物だったんでしょう…。ちなみにこの建物、上層階にある窓ほど小さく作ることで実際よりも高い建物に見せているそうです。
とても日差しが強かったので、一息つこうと城下町に下りてきました。
まるで中世の街にタイムスリップしたかのように、古い町並みが残っています。ここにはたくさんのレストランやカフェがあって、多くの地元の人や観光客がパラソルの下で食事をしながらハイデルベルクの街を堪能しています。
犬も日陰で一休み。
街のお土産屋さんでは、ワールドカップグッズがたくさん売られています。
そしてこちらは、ハイデルベルクの地ビールです。
ピルスナーという軽い味のするビールの種類です。
レストランの店員のお姉さんと一枚写真を撮りました!どうやらこの店員さん、サッカーはあまり好きじゃないそうで。
「だって、みんなビールを浴びるほどのんで、騒いで…もうクレイジーでいやになっちゃうわ!」とのこと。ドイツ代表の試合が行われたときのハイデルベルクの様子を聞いてみると「もうここを含めてドイツ中が大騒ぎ!大きな街だろうが小さな街だろうが、全く関係ないわよ。夜中まで車のクラクションはうるさいし…。」
クレイジーなサッカーファンに一言書いてもらいました。
ビールを飲んで、サッカーを見て…みんなクレイジー!!
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ワールドカップ開催国であっても、彼女のような意見を持ってる人もいるんですね。興味深い話が聞けました!!
何百年も前の人たちが見ていた同じ景色や建物を今もこうやって見ることができるって、なんだか不思議ですよね。もっと世界史の授業をしっかり受けておくんだった!と反省しつつ、歴史が残っているって凄いことだなぁと実感する1日でした。こうやってドイツの色々な面を見ることが出来るのも楽しいですね!
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世界をひきつける魅力あるチームに・・・
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5164544/
2006-07-02T12:08:00+09:00
2006-07-03T14:05:50+09:00
2006-07-02T12:08:26+09:00
wcup-supporter
フランクフルト
地図を見ながら私が困っている様子を見かねて、ドイツ人のおばあさんがスタジアムまでの行き方を丁寧に教えてくれました。こちらのおばあさん、サイクリングの途中だったようです。ドイツの電車では自転車を持ち込むことができるので、こうやって自転車と一緒に電車に乗る人も多いんですよ。ドイツに来てから何度も感じたことですが、こちらの人は本当に親切で道に迷ったり、どの電車に乗っていいかわからず迷っていると「大丈夫?」とすぐに声をかけてくれるのです。おばあさん、ありがとう!
教わったとおりの電車にのって、無事スタジアムのある駅に到着。駅で一際目立つ格好のフランスサポーターに会いました。貴族の格好をしています。フランスっぽいですね。この帽子を被らせてもらったのですが、意外と重かったです…。
グッドラック!!
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スタジアム周辺では相変わらずブラジルサポーターがお祭り騒ぎ!彼らはどこにいっても楽しむことを忘れていません。「ニッポン!」といいながら話しかけてきてくれたブラジルサポーター。サンパウロから友達と一緒に来たそうです。でも近くに友達らしき人がいなかったので「友達はどこに行ったの?」と尋ねると「友達はもうスタジアムの中に入っちゃった。でも僕はもうちょっとここでフランス人をからかってから中に入るよ!」と。彼の予想では「ブラジルが3-0で勝つ!」だそうです。
ブラジルチームに愛をこめて。
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彼が言っていたように、ブラジルサポーター達はフランスサポーターをからかって楽しんでいるんです。フランスサポーターもまたそれを楽しんでいるんですよね。こちらのブラジルサポーター達は洗濯ばさみで鼻をつまみながら「シャワーを浴びろ、シャワーを浴びろ!」(フランスにはシャワーを浴びる習慣があまりないらしいです。)とフランスサポーターに叫んでいました(笑)
そんなブラジル人たちの陽気な様子を眺めていると、見たことのある人を発見!なんと、ブラジル対ガーナの試合で見かけたおじさんがいたのです。特徴のある赤い帽子を被って楽器を弾いていたので一目ですぐわかりました。
ブラジル対ガーナの時のおじさん
「前のブラジルの試合にもいましたよね?」と聞くと「そうだよ!」との答えが。エジプトから来ているこちらのおじさん。サッカーがとても好きだそうで、サッカーを見に世界中を飛び回っているそうです。日本のチームのこともとてもよく知っていて「4年前の試合も見てたよ!中田、稲本、鈴木、宮本、みんないい選手だね!」と。「Pivi」でプリントアウトした写真を早速交換!とても喜んでくれました。
アリからまりこへ。
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即興で1曲弾いてもらいました!
「こんにちはー!」と流暢な日本語で話しかけてくれた男の子2人。メキシコから来たそうです。今回は「ブラジルの応援をするよ!」と張り切っていました。
ブラジルがワールドカップのチャンピオン!
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ここでもうひとつ、うれしい出会いがありました!なんとこのブログを読んでくださった方に会えたんです。実際に読んでくださっている方に声をかけてもらえるのは「ブログをやっててよかったー!」と思う瞬間でもあります。
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このブログをやっていなかったら会うことはなかったかもしれないんですからね。ブラジルのシャツを着ていらっしゃいますが、やはりあのブラジルの楽しい雰囲気に魅了された1人だそうです!
しかしその「楽しむ主義」のブラジルの様子が今日は少し違いました。試合展開もフランスに押される場面が多く、1点をフランスに先取されてからはあせりからなのか、「楽しむ」というモットーが薄れた必死の応援があちらこちらから聞こえてきました。そのブラジルの必死の応援もむなしく、フランスが先取した1点が決勝点となりフランスの4強入りが決定しました。
王者ブラジルを倒したフランスは大盛り上がり。
試合終了後にスタジアムに流れた「オー、シャンゼリゼ~♪」という曲に合わせてみんな国旗をはためかせながら大合唱でした。
歓喜あふれるフランスサポーターと写真を1枚。「1枚でいいの?もっと撮らないの?」と言わんばかりに上機嫌な様子!
フランス1!ブラジル0!
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ブラジルサポーターはもちろんのこと、私も今回の試合結果には少なからずともショックを受けました。予選の様子を見ていると、明らかにブラジルが勝つだろうと思っていたこの試合。予想とは違う結果に「ワールドカップでは何が起きるかわからない。」と言われていたことの意味を実感した試合でした。
また、今回の「Pivi」の写真のように、対戦国以外の国の人がブラジルやフランスを応援している姿をとてもよく見かけました。以前の記事にも書いたのですが、自国以外の国を応援するのもワールドカップの楽しみ方なんだなと改めて実感すると同時に、近い将来、多くの国の人が「日本の試合を見てみたい!応援したい!」と思うようなチームに日本代表もなってもらいたいな、と感じました。
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勝つということ、負けるということ
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5157315/
2006-07-01T13:07:00+09:00
2006-07-01T13:10:10+09:00
2006-07-01T13:07:03+09:00
wcup-supporter
ベルリン
今までに増して、ドイツ国内は朝からドイツ代表応援ムードに染まっていました。
前回のドイツの試合では顔にフェイスペイントしていた駅の売店の店員さん。今回はフェイスペイントだけでなくユニフォームまでしっかり着用。
ベルリンに到着してから少し時間があったので腹ごしらえ、ということでベルリン名物のカレーヴーストを食べました。
カレーヴーストというのは焼いたソーセージをぶつ切りにして、ケチャップ味のするちょっと甘いカレーソースをかけて食べるソーセージ料理です。ベルリン名物ではありますが、ドイツではかなりポピュラーな食べ物で、ソーセージを取り扱っている食べ物屋さんでは絶対に見かけます。
スタジアムに入ると、8割ほどの観客がドイツサポーターでした。
しかし人数は少なくとも、太鼓のリズムに合わせて両手を上に突き上げながら存在感たっぷりに応援するアルゼンチンサポーターも決して引けをとってはいません。
ハンブルグから来たドイツサポーターのおじさん達。とってもハイテンションな人達で、こんなポーズで一緒に写真を撮ってくれました。
3対1にするぞ!
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こちらはアルゼンチンサポーター。「Pivi」に相当興味を抱いたのか、プリントアウトしている間に彼らの友達も次々と「これ何?」と集まってきましたよ。
がんばれ、アルゼンチン!
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さて、アルゼンチンの試合では元アルゼンチン代表のマラドーナが必ず応援に駆けつけることで有名です。貴賓席で水色と白のユニフォームを着て、サポーターの応援に合わせて国旗を振り回している姿はいつもとても目立っています。ドイツサポーターの中にはドイツの勝利を願って「Adios, Diego!」(ディエゴ、さようなら!)と皮肉で書いた紙を掲げてる人もいるほど。必ず試合の応援に来るマラドーナをサポーター達も尊敬していて、マラドーナのユニフォームを着ているサポーターはとても多いんですよ。
今回の試合は「一触即発」という言葉がまさにぴったりな試合でした。選手はもちろんサポーター達もぴりぴりムード。ブーイングや口笛の音が半端ないのです。特にアルゼンチンに対してはスタジアムのいたるところからブーイングが起こっていて、選手にもかなりのプレッシャーになっていたのではないでしょうか。
私の近くでかなり大盛り上がりな声援を送っていたドイツサポーターの3人
アルゼンチンが先制したのち、スタジアムの声援に後押しされたかのようにドイツが同点ゴール。そのまま延長戦でも決着がつかず、PK戦にまでもつれ込みました。私にとっては初めてのPK戦。PK戦が始まるときのあの緊張感はなんとも言葉に表すことはできません。選手達は集中力を高めるかのように、そして勝利を掴み取るために改めて気合を入れるかのように円陣を組み、そしてボール1球ずつ蹴られるのを見つめています。
それぞれのサポーター達も自分達のチームに声援を送り、そして相手チームにはブーイングをするのですがここまでくると圧倒的にドイツが有利であることを肌で感じました。アルゼンチンチームがPKをするときのブーイングの音量たるや尋常なものではありません。結果はドイツチームが4本連続でPKを決め、アルゼンチンチームが4本中2本のPKを止められたところでドイツチームの5本目を待たずして、ドイツの勝利!!!
PKというのはとても特殊なもののように感じます。90分間と延長の30分間を戦うときの実力とは違うものが求められるように感じるのです。1球にかける選手の集中力とその集中力を盛り立てる周囲の雰囲気。PK戦ほどサポーターの作り上げる雰囲気が持つ力の大きさを実感したことはありませんでした。そのような意味で、今回の試合ではPK戦にもつれ込んだ時点でドイツの勝利がほぼ確実だったのではないでしょうか。
ドイツに来てから多くの試合を見てきて、そのたびに「勝ち負け」を目にしてきました。しかし、今回の試合ほど「勝つこと」の喜びと「負けること」の絶望を一度に目にしたことはありませんでした。
「勝負」とはその名の通り「勝つことと負けること」のどちらかしかありません。勝てばこの上ない喜びが味わえますが、負ければ目の前が真っ暗になるような絶望感を味わいます。
今回アルゼンチンにとっては一度はつかみかけた勝利だっただけにその絶望感は相当なものだったでしょう。しかし、勝つか負けるかのどちらかしかないからこそ、「勝負」というのは面白いのではないでしょうか。
試合の帰り、電車の中ではドイツサポーターによる喜びの応援が響き渡っていました。
そこには優勝が見えてきたドイツチームに向けての新たな応援が。
uber Dortmund fahren wir nach Berlin. (ユーバー ドルトムント ファーレン ヴィア ナッハ ベルリン)
「ドルトムント経由でベルリンに行くぞ!」次にドイツが戦うのはドルトムントで開催される準決勝です。そのドルトムントでの試合に勝って決勝の地ベルリンに行くぞ!という意味なんだそうです。
スタジアムの売店の店員さんだってドイツサポーター!
誰もがドイツの勝利に酔いしれています!
長くなりますが、最後に。
前回紹介したイランサポーターをもって、ワールドカップ出場32ヶ国のサポーターと出会うことを達成しました!しかも気づいたら100人ものサポーターと出会っているんです!!1ヶ月足らずで32ヶ国もの人に出会って、100人以上もの人と一緒に写真をとることなんて、普通ではできるものではありませんよね。ワールドカップというイベントがまさに「世界規模」のものであるということを改めて実感しました。しかし、私の旅はまだ終わっていません。ワールドカップのチャンピオンが決まるまで、引き続き少しでも多くの人と出会い、たくさんの写真を一緒に撮りたいと思います!
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ケルン観光 タウン編
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5148519/
2006-06-30T08:42:00+09:00
2006-06-30T08:46:30+09:00
2006-06-30T08:42:25+09:00
wcup-supporter
ケルン
前回紹介したケルン大聖堂の周りには広場があって、たくさんの大道芸人がそれぞれの芸を披露して歩く人々を楽しませています。
広場の石畳にチョークで絵を描いています。
何を描いているんだろう??帰りに通りかかると…立派なモーツァルトの肖像画が出来上がっていました。とてもすばらしい出来です!!
大聖堂に代表されるように、ケルンには多くの文化遺産が集まっているようです。今回は時間の都合上見に行くことは出来なかったのですが、博物館もたくさんありましたよ。
みなさんご存知のように、ドイツには様々な種類のビールがあります。日本で飲める日本酒の種類が地域によって特徴があるように、ドイツビールも地域によって味や色が変わってきます。
こちらはケルシュビアと呼ばれるケルンのビール。ちょっと細めのグラスが特徴的です。苦味が少なくてあっさりしていました。
ドイツの人達は本当によくビールを飲みます。水代わりに飲んでいるんじゃないか?と思ってしまうほど。なんと言っても、ドイツでは水よりビールのほうが安いんですよ!水がボトル1本1ユーロ50セントくらいなのに対して、ビールは1ビン1ユーロしないんです。ものによっては65セントなんてものも…。ビール好きにはたまらない天国ですね!
こうやってテラスで日差しを浴びながら
昼間からみんなビールを飲んでいます。
ケルンは古い建築様式があることで有名ですが、それだけでなくショッピングも堪能できます!
この通りは歩行者天国になっていて道の両側にはレストラン、洋服、雑貨などなどたくさんの店が並んでいましたよ。
みなさん、オーデコロンってケルンが発祥の地だということを知っていましたか?フランス語で「ケルンの水」と言う意味なんです。18世紀にフランス軍によってケルンが占拠され、そのときにフランス軍の兵士がこの「ケルンの水」を持ち帰ったことから世界に広まったそうですよ。
お店には「ケルンの水」の泉がありました!
本当にオーデコロンが流れています。
帰り、駅に向かう途中にハーレー乗りのおじさんに出会いました!
イタリア出身のおじさんは今はケルンに住んでいるそうです。話がサッカーのことになると「この前のイタリアの試合(対オーストラリア戦で最後の最後にPKで勝利を決めた試合)はダメだね。もっといい試合を見せてもらわなきゃ!」と。ヘルメットまで被らせてもらって写真を撮らせてもらいました!かっこいいなぁ!!
ハーリー(おじさんの名前)、イタリア!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
今回のケルン観光では、今までとは違いサッカーとは直接的に関係の無い場所を回りましたが、そこで出会う人とは「サッカー」の話で盛り上がることができたのです。以前にイランサポーターと友達になったときに、彼が「ワールドカップは本当にすばらしいイベントだよ。国や宗教関係なく、みんながサッカーを楽しめるんだから。」と言っていたのがものすごく私の心に残りました。
こんにちは、日本!
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スタジアムでハーフタイムに流れるコマーシャルに「文化や国は違えど私達はサッカーという1つの言語を話している」といった内容のものがあるのですが、まさに「サッカー」という共通項が人と人とをつなげているんだなーということを実感しました。そんなサッカーのワールドカップの新たな魅力を実感した観光でもありました!
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ケルン観光 大聖堂編
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5140613/
2006-06-29T08:52:00+09:00
2006-06-29T09:42:18+09:00
2006-06-29T08:52:31+09:00
wcup-supporter
ケルン
ケルンというと今まで訪れたことはあっても、立ち寄るのはスタジアムだけだったんです。ずっと横目で見ていたケルン大聖堂に今回立ち寄ってみることにしました。大聖堂前にある階段ではたくさんの人が座ってケルンの駅前の様子を眺めていたり、のんびりとしていました。そんな中でかわいいワンちゃんを発見!
ドイツカラーに染まって、ちゃっかりパラソルの下でお昼ね中。パピーちゃんです。このパピーちゃん、ケルンではサッカー犬として名の知れた存在らしいです。
パピーちゃんも興味深々に写真を覗いています。
パピーです
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
ケルン大聖堂は間近でみると、その大きさに圧倒されます。
大聖堂の中には思わず見入ってしまうほどのすばらしいステンドグラスや、美しい細工が施された絵や祭壇ががあちらこちらにあり、大聖堂というよりまるで美術館の中にいるようでした。
この大聖堂、中に入るだけではなくて大聖堂の頂上まで上ることができるのです。せっかくだし上ってみよう!と思ったのは良かったのですが…待ち受けていたのが、上れど上れど果てしなく続く螺旋階段。
しかもものすごく狭い中を上る人と下る人がすれ違わなくてはいけないので、なかなかスリリング。「2ユーロ(入場料)払ってなんでこんなことやってるんだ?」と苦笑いするひとも。
あともう少し…。
息も絶え絶えになってたどりついた頂上から見た景色がこちら!
ケルンの街が一望できます。今までの苦しかった道のりが報われた一瞬でした。
あの下から上ってきたなんて…。
私の他にもたくさんの観光客が大聖堂の頂上まで上ってきていました。試合がない日だからか、いろいろな国のサポーターを見かけましたよ。ブラジルサポーターと一枚。今まで写真を撮ってきた中で一番高いところでとった写真です!ブラジル対ガーナの試合について話を聞いてみたら「あの試合はちょっと簡単だったね。もっと見ごたえのある試合がいいよ!」と王者の貫禄が漂うコメントでした!
ブラジル、6回目の王者に!
がんばれ、ブラジル!
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さて、階段を上ってきたというと帰りはもちろんくだらなくてはいけません。何段あったのか数えてみたところ…360段でした!もう足ががくがくです。もしケルンに観光に行かれる場合はぜひ大聖堂の頂上まで上ってみてください。そのときは360段を上りきる覚悟をしてきてくださいね!
今回はケルン観光の大聖堂編をレポートしました。次回はケルン観光タウン編をお送りします!]]>
ワールドカップの楽しみ方
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5132397/
2006-06-28T08:48:00+09:00
2006-06-28T09:04:59+09:00
2006-06-28T08:48:51+09:00
wcup-supporter
ドルトムント
一方のブラジルは、決勝トーナメントに進出したどのチームとも違う雰囲気をかもし出していました。決勝トーナメントに進出することでお祭りムードから熱い応援ムードになるチームが多い中、ブラジルは相変わらずお祭りムードなんです。グループリーグであろうが決勝トーナメントであろうが「楽しむ」というスタンスは変わらないようです。思わずうらやましくなってしまうくらい、本当にみんなが年齢・性別関係なく心からワールドカップというお祭りを楽しんでいるんです。
こちらは、ブラジルで一番目立っていただろうと思われるブラジルサポーター。笛を吹きながら行進中です。ふと考えてみると、このサポーター達はきっと自分の親と同じくらいの年なんですよね。そんなおじさんたちがこんな格好をしながら楽しそうにパレードしてるなんて…。
ブラジルってすごい国です(笑)
太鼓の音にあわせて出てきたブラジルの星たち。
と、そこで偶然の再会が!前回、ここドルトムントで日本がブラジルと戦った時にドルトムント中央駅で会ったブラジル人サポーターと、今回ばったり再会したんです。お互いかなりびっくり!こんなこともあるんですねー。
前回会った時の写真。
「しょうゆ!さしみ!やきそば!」をひたすら連呼しながらやってきた陽気なブラジルサポーター2人。「なんでそんな食べ物の名前を知ってるの?」と聞くと「僕達が住んでいる場所は日系ブラジル人が多いんだよ!」と。「日本はあのジーコが率いていたのに、本当に残念だったね。」と日本チームの感想を語ってくれました。やはりジーコはブラジル人にとって神様なんですね。それにしてもドイツに来て3週間がたちますが、各国のサポーターから「ニッポン!」と声をかけられても「しょうゆ!」と声をかけられたのは初めてでした(笑)
君が大好き!
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こちらはガーナのサポーター達。全身にガーナの国旗をまとって応援の準備はばっちり!
Go、ガーナ!勝利を! ガーナ、君達はもう勝者だ!
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スタジアムの中に入ってみると、圧倒的にブラジル人サポーターが多かったです。
ガーナ人サポーターは少なかったものの、
ガーナを応援するサポーターは
決して少なくはありませんでした。
ドイツ人を始め、多くの観客がガーナを応援していました。
いよいよ試合開始。私はブラジルの一方的な試合展開になるのではないか、と考えていました。しかしそんな考えはあっという間に吹き飛ばされました。結果は3-0でブラジルの圧勝でしたが、王者ブラジル相手に積極的に最後の最後まで攻め続ける姿勢はとても印象的でした。試合の展開はジャッジを含めいろいろな意味においてブラジルに傾いていた中で、試合終了までシュートを放ち続けるガーナ選手は多くの観客の心をつかんだと思います。
実際、ブラジルサポーターの応援に負けないガーナコールが何回も聞こえてきましたし、ガーナに不利なジャッジに対しては大音量のブーイングがなされていました。
決勝トーナメントに入ってから、自国以外の国を応援するサポーターの姿を多く見かけるようになりました。決勝トーナメントを楽しみたいというのはもちろんのこと、日本を含む決勝トーナメントへ進むことができなかった国のサポーターにとっては、自分達の国の分まで勝ち残っているチームにはがんばってほしい!という気持ちで声援を送っているのではないでしょうか。
ブラジルを応援するメキシコの家族
そのような声援が送られる中で試合をする選手達にとっては良いプレッシャーにもなるだろうし、サポーターにとっても自国以外の選手を応援することは、ワールドカップならではの楽しみ方なのかもしれませんね。
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歓声というBGM
http://blog.excite.co.jp/wcup-supporter/5124089/
2006-06-27T08:45:00+09:00
2006-06-27T17:05:43+09:00
2006-06-27T08:45:01+09:00
wcup-supporter
カイザースラウテルン
試合は夕方から、ということで午前中の空いた時間で私のお気に入りの場所である、フランクフルトのFan Festに散歩がてら行ってみました。すごしやすい天気だったので屋台で軽いお昼ご飯を食べていたところ、隣に座っていたポーランドのユニフォームを着ていた男の子と友達になりました。ジャスティン君です。お父さんと一緒に来ていました。どうやらポーランド系ドイツ人だそうで、それでポーランドのユニフォームを着ていたんだって!学校で英語の授業が始まったばかりだったらしく、がんばって英語で話してくれましたよ。
ジャスティンにいいことがありますように!
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フランクフルト中央駅に移動すると、今日も多くのサポーター達が試合会場へ向かう電車を待っていました。そこでパラグアイから来た家族を発見。パラグアイは予選で敗退でしたが、今日の決勝トーナメントの試合を見てパラグアイに帰るそうです。
ファティマちゃん。
ちょっと恥ずかしげながらも写真を一緒に撮ってくれました。
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フランクフルトから約1時間半をかけてカイザースラウテルンへ。ここは日本代表がワールドカップの第1戦である対オーストラリア戦を戦った場所でもあります。そこで再びオーストラリアの試合を見るとは…。
オーストラリアのサポーター達も張り切っていました。そしてオーストラリア名物(?)のカンガルーも一緒に。
このカンガルーにかけてか、オーストラリアチームは「サッカールー」という愛称で呼ばれているそうですよ。
こちらはシドニーから来たサポーター。カンガルーを持っているということで「もう50人くらいの人に写真を撮って!って頼まれたよ。」と苦笑い。「日本の分もがんばって!」と言うと「いい試合を見れるといいけど、イタリアは強いからねー。」と。
カモン、オーストラリア!
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私も彼が言っているようにオーストラリアとイタリアの力の差は歴然としているんじゃないか、と思っていました。しかしいざ試合が始まってみると、オーストラリアもいい動きをしてイタリアになかなかチャンスを作らせません。
イタリアに退場者が出てからはイタリアも守備を固め、誰もがこのまま延長戦に持ち込まれるかと思った中で突然訪れたイタリアのPK。トッティがチャンスをしっかりものにして土壇場でイタリアの勝利が決まりました。あまりの急展開にオーストラリアの選手・サポーターの全員が呆然。イタリア選手・サポーターは歓喜に酔いしれていました。
さて、サッカーの試合では選手や審判に対してブーイングが起きることがしばしばあります。しかし、観客に対してブーイングが起きることもあるんです。どんなときに起きるか、それはウェーブをするときなんです。みなさんもテレビで観客席にウェーブが起きるのを見たことがあると思います。どこからともなく掛け声がかけられてウェーブが始まるのですが、そのウェーブが途中で止まってしまったりするとものすごいブーイングが起きるんです。逆にうまくウェーブが続くと大歓声!私は最初プレーに対してのブーイングだと思っていて「何でこのプレーがブーイングされるんだろう?」と思ってしまっていました。観客席でこういった楽しみ方もあるんですね!ちなみにこのウェーブ、どんなタイミングで起きるかというと試合展開がつまらない時によく起こります。皆さんもぜひそのウェーブのタイミングをテレビでチェックしてみてください。
スタジアムの帰りに駅近くのカフェで一息ついていました。そこでイタリアの女の子達と友達に。彼女達はスタジアムでは試合を見れなかったそうですが、Fan Festでイタリアの勝利を堪能してきたそうです。「でもいい試合じゃなかったわ。ちょっとだけ運が良かっただけ。」と試合の展開には不満な様子でした。「Pivi」で写真をプリントアウトして、みんなにあげたらいたく感動した様子。「これ、いつごろヨーロッパで発売されるの??」と興味津々でしたよ。
イタリアがんばれ!
(キスマーク付き)
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話はガラリと変わるのですが、この前ワールドカップで使われている曲を収録したCDを手に入れました。スタジアムで流れている曲を聴いているとすごくわくわくする気持ちになるので、いいお土産になるだろうと思っていたんです。でもそのCDを聴いていると何かが違うんですよね。その「何」が違うのか。今回会場に行ってわかった気がします。当たり前ですが、CDには歓声がないんです。
例えば、試合開始前にある選手入場。試合を見ている中で一番ゾクゾクする瞬間でもありますが、そのときに使われている曲も観客からの歓声がプラスされて初めてあの鳥肌が立つような感覚になるんです。
歓声も雰囲気を盛り立てる立派なBGMなんだなぁと思いました。
これがテレビ観戦では味わうことのできないスタジアム観戦の醍醐味なんでしょうね。]]>
決勝トーナメントという雰囲気
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2006-06-26T10:34:13+09:00
2006-06-26T10:29:44+09:00
2006-06-26T10:29:44+09:00
wcup-supporter
シュトゥットガルト
スタジアムに到着してみると、前日の試合と同じくサポーターのほとんどがイングランドサポーターなんです。ドイツと同じヨーロッパの国だからでしょうか、それともみんなサッカーに対してとても熱いからなのでしょうか…。うわさによると、前日から6万人のイングランドサポーターがシュトゥットガルトに来ていたそうですよ。
エクアドルサポーターもがんばって応援しています!
ドイツのサポーターもかなり多くこの試合を見に来ていました。面白いことに、ドイツのサポーターはどの試合を見に行こうとも(たとえドイツに関係のない試合でも)ドイツの国旗を持って応援をしているんです。今回の試合では、エクアドルのサポーターが圧倒的に少なかったのでエクアドルの応援を支援するかのように時々「ドイツランド!ドイツランド!」というドイツサポーターの声がスタンドから聞こえてきました。
試合は両者なかなか点を入れられずに、時間だけが刻々と過ぎていきました。そんな中でベッカムのフリーキックによるイングランドの得点!のどから手が出るほど欲しかった得点にイングランドサポーターは待ってました!とばかりに大喜びでしたよ。
イングランドではベッカムとルーニーがかなり人気のようです。サポーター達から「Go, Becks!」(Becksというのはベッカムの愛称)と呼ばれたり、何かあれば「ルーニー、ルーニー!」と言われたり…。期待の高さが伺えます。
ハーフタイム中に一人のイングランドサポーターに声をかけられました。写真を撮らせて欲しいということだったので、一緒に写真を撮りました。彼に話を聞いてみると、いろんな国の人と写真をたくさんとりたいんだ!という返事が。私も同じようなことをやっているんですよ!今回の試合の他に、数試合を観戦してからイングランドに戻るそうです。
試合の結果は、先ほどのベッカムが決めた点が決勝点となり、1-0でイングランドの勝利。次はポルトガルとの対戦となります。
決勝トーナメントを2日見てきて、選手はもちろんのことサポーターの雰囲気がかなり変わったような印象を受けました。グループリーグの時は誰もが対戦相手の国のサポーターと出会うことを楽しんでいて、まさにお祭り気分でしたが、決勝トーナメントに進んでからはそういった気分はだいぶ薄れて、サポーターからも「絶対にこの試合に勝つぞ!」といった意気込みをすごく感じました。これから先、選手・サポーター共に熱い戦いが続いていくことでしょう。
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