
みなさんお疲れ様です。
12日パワーステップに行って来ました。
http://powerstep.jp/
会場には300名程の学生が参加してくれていました。
私たちの部は第3部で、いろいろな質問事項について、
自分の経験をもとに話をさせていただきました。
私は、スポーツ選手にとって大事なことのひとつに「考えて取り組む」と
いうことをあげています。
それは、練習メニューにしても、タックル練習にしても、走り方ひとつにしても、
ビデオを見てのイメージトレーニングにしても、指先ひとつにいたるまで
すべてにおいて考えて取り組むというものです。
人のプレーを参考にしたり、自分で考えたり、 ああでもない、こうでもない、
こうしてみよう、ああしてみよう、そういう取り組みの積み重ねが、
フィールドでの自分の引き出しを増やし、どのような場面でも
対応できる柔軟な動きに結びついてくるように思います。
フットボール界でよく使われるのは、「センス」ということばです。
これは特にスーパープレーをしたとき、または考えられない動きをしたときに
よく使われることばなのですが、多くの選手はセンスだからそれをまねできないと
思い込んでいます。
これは、その選手がそのプレー、動きに対しての引き出しを多く持っていたからこそ
そのスーパープレーに結びついたのではないでしょうか。
毎日の練習ですべての動き、プレーに対する引き出しを増やし、
毎回考えながらプレーし続けることによって、センスといわれる動きやプレーも増え、
知らない間にフィールドで輝くときがくると思います。
どんな一流選手でも、多くのことを考え、多くのことに取り組み
少しでも自分の理想の動きに近づこうとしています。だから多くの一流選手は
人より練習するといわれるのです。ただがむしゃらに練習するのではなく考えながら
練習するのです。
完璧はありません、だからきつくても練習するんです。
すこしでもうまくなるために、そして自分の理想に近づくためにいろいろ試し
自分のものにして行きましょう。
その努力がいつか報われるときがくると思います。
パワーステップを通じて少しでも多くのことを伝え、吸収していただければと思います。
当日はいろいろとありましたが、こんなすばらしい企画に参加させていただき
感謝しております。
ありがとうございました。
時本昌樹