高校受験の面接で、最近感銘を受けた書物は?と聞かれ、週刊ジャンプしか読んでなかった私がとっさに答えた本がこれ( ̄▽ ̄)
隣の家のおじさんにもらって実際読んではいたが‥
今思えば人が死にまくる、とてもとても高校の面接で答えるような内容では無い。
それでも合格したんで‥
選ぶ側にこの本を読んだ人間がいなかった。ということか?
それともテストの点が良かったのか?
因みに、主人公の悪に立ち向かう筋の通った生き方に感銘しました。的な事を言ったと思うが‥
それは事実だから嘘は言っていない。
その三年後、大学の試験では担任の先生の指示で願書を書いたら、希望の専攻にチェックが入っていなくて(๑>◡<๑)
面接官に「君ね、この学校の受験者で希望の専攻が書いてないのは君だけだよ」と言われ
頭の中真っ白で急遽その場で志望動機を考えたらその嘘がバレまして‥
ひたすら謝って10分で面接終了。
でも合格したんで、選ぶ側がよっぽど私の謝りっぷりを評価してくれたか‥
テストの点が良かったのか?
その四年後、デモテープを送った事務所に呼び出され面接。
作家に学歴は関係無いと思って、履歴書に◯◯大学卒業予定。としか書かなかった私‥
で、いきなり担当の方に「君ね、こんな履歴書の書き方じゃどこの会社でも不合格だよ」とコンコンと説教されまして‥
シュンとしたまま隣にいたおじさんと音楽トークしていたら、実はその人が社長で‥
「君はね、きっと良い作家になるよ。頑張って」と言われその日のうちにいきなり専属契約。
よっぽど私の音楽トークが楽しかったのか‥
それとも曲が良かったのか?
その後、事務所の最初の面接で「君は将来どうなりたいの?」と聞かれ
「はい。プロ野球選手になりたいです!」
と答えたあたりから暗黒の時代が始まることになりますが‥
でも今日まで本当に人に恵まれた、救われた人生だと思います。
久し振り手に取った古い本の表紙を眺めながら、お世話になった方々の顔を思い出し、背筋を伸ばした朝。
よし。
今日も頑張ろう!
しゅた!