はい。大月です。
先日、物販やってたら、
「あ!!家系だ!!!」
って指差されながら言われました。(実話)
ごめんなさい笑えなかったっす☆
家系改め、大月義隆(28)と申します。
5/21川崎
もう6年以上前の話になるんだけど。
僕の仲間のとあるバンドが解散をしました。
当時僕がやっていたバンドともう1バンドと3バンドで仲良くて。バカみたいな夢を語っていました。
でも僕らももう1バンドも解散してしまいました。最後に残った彼らも結局解散しました。
まだまだ下手糞だったし客なんて全然いなかったし誰も知らないようなバンドでした。
おれもそいつらもまだまだ何もわかってないガキんちょでした。(今もですが)
でもガキんちょなりに僕らは何かに必死になろうとしていたり悩んだりしていました。
でも一番笑っていました。
解散ライブの日も、皆でバカやって最後まで笑っていました。
打ち上げも早々に終わった後、その解散したバンドのドラムとライブハウスから家まで二人で一晩かけて歩いて帰りました。
関内から二俣川まで、車に乗らずに。笑
特に意味なんてありません。
歩き出して30分くらいして少しだけ後悔しました。笑
なぜか交番の前で財布拾いました。
破れた千円札も拾いました。
女の話とかしました。
バンドの話も少しだけしたような気がします。
結局夜が明ける頃にベースの奴が迎えに来てくれました。笑
今思えばお互い本音を吐き出すことはあまりなかったけど、でもそれがもどかしいようで心地良かった。
男二人で気持ち悪いかもしれないけど、沈黙がお互いに何かを語っていたような気がします。
しばらくして二人はまた同じような夢を見て、また別々の道を歩き出しました。
それから6年経ちました。
語弊があるかもしれないけど、何度も途切れそうになりながらも僕はまだ夢の途中にいます。
先にはまだまだ長い道があります。
だから、その道を歩き終えた人に見える景色はおれには見えないんだ。
わかったようなフリもしたくない。きっと彼にしか見えない景色だから。
ただ、もう少しでいいから同じ景色を見ていたかった。
死ぬほど悔しいよ。
でも、彼と出会って12年。スティックを初めて持ってから最後に置くまで一緒にいれて良かった。
っていう片思いのお話。
ちなみにどうでもいいですが、12年前に好きだった同じクラスのコ(当時高校2年生)は6年前に結婚して今は三児の母だそうです。
時が経つのは早いものですね。
6年後は僕らは何をしているんだろう。
最後に悔やまれるのが、これだけ言っておいて帰りに皆で食べたラーメンが家系じゃないっていう。笑
まあ、たまがったもおいしかったですよ。
おれが売れたら開業資金くらい出資してやるからよ!!笑
大月