
すごい企画だ。
正直、そう感じた初日だった。
OTが名曲を作り上げる現場に立ち会う興奮。ってか、一緒に見てたたちばな哲也くんが「ほんとにスタジオに遊びに行ってるみたいだな」とつぶやけば、斎藤有太くんが「いつももらうデモテープの音とおんなじだ」。
頭の中で鳴ってる歌を、現実の音にしていく作業の早いこと早いこと。
OT自身がいちばん新曲を早く聴きたいと思っているのかな。
「普通のコンサートとは違う状況で、一体感はないです。いつの間にかできあがって、お疲れ様、みたいな」とOTがオツマミ食べつつ呑んでるオーディエンスを笑わせる。
「どう、てっち、ドラムはこれでいい?」と客席に呼びかけるOT。
キーボードの音が出なくて「有太、これの使い方わかる?」と質問するOT。
このツアーのために購入した新品キーボードを見事に弾き終わると、大拍手が起こった。
「いま、まさにステージと客席が一体となりました」とOTが嬉しそうにニッコリ。
肝心のヴォーカル入れがミモノだった。
ツルッと歌って、「嫌いなとこ、直していいですか?」といくつかトライ。OT自身がどんな部分にこだわっているのかが知れる貴重な時間だった。
あるいは、歌の名人にして苦労する部分も見れたのが面白かった。
きっとこの現場にいた人はこの新曲を聴くたびに「おっ、このフレーズはあのときの」とニヤリとするに違いない。
力強いサウンドと、深みのあるリリックの「最強のこれから」は、3時間20分で見事に完成。
みんなで出来立てをOTと試聴する幸運に恵まれつつ、今キャラはカウンターの人がおまけしてくれたバーボン・ロック・ダブルをググッと飲み干したのだった。
(写真は、グッズのワークシャツにOTから名前を書いてもらった瞬間)