音楽評論家 平山雄一の『倶知安ね、食っちゃね』

プロフィール


音楽評論家平山雄一による【JUNK! JUNK! JUNK!
∞ 2010】の期待を語るブログ。



【公衆面前和解】
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# by emm_unicorn | 2009-04-03 02:21 | ユニコーンの今から昔から
歴史的ハグ
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(写真は、阿部くんと昔キャラの感極まっての公衆面前ハグ)
# by emm_unicorn | 2009-04-03 02:20 | ユニコーンの今から昔から
【歴史的和解】昔キャラ雄一
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告白します。

実は平山雄一とユニコーンには、なかなか他人には言えぬ因縁があったのです。

たぶん17 年前のユニコーン武道館ライブでの出来事。コンサートも終盤近く、阿部くんのあまりのしゃべりの長さに昔キャラ雄一は呆れ返り、「オレはロックのライブ見に来てんだよ。ギャグ聴きに来てるんじゃねーんだよ」と立腹して、アンコール前に席を立って帰ってしまったのであった。事件はその直後の起こったのである。

曲が「C.S.A.」に差しかかったころ、阿部くんが取り出したのは当日の招待者リスト。その中から名前を拾って「C!S!A!」と叫ばせることになり、最初に指名を受けたのは、なんと平山雄一。阿部くんが♪ダカダカダカダカダ♪とパフォーマンスした後、武道館がシーンとなった。そこで誰かが「平山さんはさっき帰りましたー」と言ったから、それはもう当然、ブーイングの嵐、嵐、嵐。

翌日は関係者からの抗議とおせっかいで、平山の電話は鳴りっぱなし。平山もことの大きさにビビリはしたものの、もうあとには引けない。シカトを決め込んで、「自転車泥棒」のメロディを口笛で吹いてとぼけていたのだった。

そして今回のツアーのセットリストに「C.S.A.」に似た曲が入っているのを見て、昔キャラ雄一としては、いつかきっとあのときのリベンジがあるんだろなあという思いが浮かんだ。予測としては、ツアー後半のどこかの片田舎のホールで“さらし者”にされるのだろうと覚悟はしていたのだった。

しかーし、機会は突然に訪れた。ツアー序盤のピーク、4/1横浜アリーナにいそいそ足を運んだ昔キャラ雄一は、それでも「平均年齢44.5歳のバンドは大丈夫なの?」と心配していたのだった。

事実は、人の心配どころではなかった。「C.S.A.」に似た曲が始まってしばらくして、阿部くんが客席内に乱入。マイクで叫んだのは「平山雄一は来てるのかあ?」。

ん? 何? 私のことを探している。しかも大音量マイクで・・・。

そこまで言われて黙ってるわけにもいかないので、「ここにいるぜぃ!」と言い返すと、阿部くんがなんと私の目の前にやってきた。

うむを言わせず♪ダカダカダカダカダ♪のパフォーマンス。昔キャラ雄一は「○!○!○!」と叫び、次の瞬間、阿部くんとしっかり抱き合っていたのだった。

そのとき、昔キャラ雄一の奥底で何かがすーっと溶け、ユニコーンが好きでよかったという思いが全身を支配した。阿部最高!ユニコーン最高!という電気が、クレイジーケンの「いーね、いーね」みたいなニュアンで駆け巡り、理屈抜きの”歴史的和解“が成立したのだった。

その様子は無情にもDVD収録カメラを通して巨大ビジョンに映し出されていたのである。

今回は私事でまことに申し訳ないが、ライブレポより先に、このことを“今から昔から”読者にまず報告したかった。いつか昔キャラ雄一とユニコーンの例の因縁を告げようと思っていたのだが、はからずも阿部くんに先手を取られ、事後報告になってしまったことをここにお詫び申し上げます。

きっとこの事件はのちのち“歴史的エイプリルフール”として日本のロック・ヒストリーに記録されるべきアクシデントになるだろう。

なので、最初にここで申告いたします。

(写真は、数日後に歴史的和解事件に巻き込まれることなどつゆ知らず、札幌ライブの打ち上げで某カドカワ編集者のS藤氏とカツラ・プレイに興じる昔キャラ雄一)
# by emm_unicorn | 2009-04-02 04:05 | ユニコーンの今から昔から
【緊張するぜい横浜】
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昔キャラ雄一

いざ、横浜です。

昨日やっと桜が五分咲きになったのに、今日は早速の雨。けど、花に嵐のたとえもあるさ、ユニコーンで人生は上々だいっ!

こんなデケーとこで、おっさん達はやれるのかい? 緊張してるかも??

行ってきまする。

あ、ところで札幌で舞ったテープは山梨と同じく金色に黒文字。さて、今日は?

(写真は売れるのを待ってる物販トレイ)
# by emm_unicorn | 2009-04-01 18:43 | ユニコーンの今から昔から
【タイムマシン札幌襲来】
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昔キャラ雄一

おや、楽屋にOTバンドのベーシスト小原礼さんがいる。なんでもテレビでユニコーンを見て、ドラムの川西くんのプレイにびっくりしてわざわざ昨日から見に来ているらしい。

阿部くんが通りかかると、「オルガンの音、最高!」と声をかけた。阿部くん、大先輩のホメ言葉に嬉しそうにニッコリ。礼さんは、日本で最初にイギリス・デビューした“サディスティック・ミカ・バンド”のメンバーだったベテラン。その人が札幌まで足を運ぶのだから、ユニコーンはただの面白バンドじゃないのだ。

ちなみに今回、OTが弾いているベースは“SGモデル”なのだが、これは礼さんの影響らしい。

やっぱ札幌パワーはハンパじゃない。ユニコーンがいない間も、OTがツアーや“三人の侍”などご当地限定スペシャルユニットを組んだりして、思い入れたっぷりなサッポロ・シチーだから、それに応えて客席も熱い。会場が暗くなると大歓声が上がって、あっちこっちでドッカンドッカンいってる雰囲気。お客さんは8;2で女性が過半数。

厚生年金会館のステージの広い間口いっぱいに、メンバーのイラスト入りの真っ赤なカーテンが掛かっている。このゆったり感がこのホールの特長。暴れ回るユニコーンにはピッタリなのだ。

昨日は雪が降ってたので外は寒いけど、会場はアツアツ。阿部くんのオルガンが鳴って、すぐにOTと分かるギターが響くと、会場がゴーっとウナる。

僕の快適シートの後ろの女性ファンは「ほんとにカーテンの向こうにユニコーンがいるの?」と、早くも上ずった声。川西くんのドラムを合図にメンバーが現われると、「ヒー」っと言ったきり、あとは日本語になってない。その気持ち、分かるぜ!

リズムがぐっと良くなっている。そこが昔との最大の違い。へヴィーな曲はしっかりへヴィーに、軽快な曲はウキウキ楽しいリズムに。Perfumeみたいな曲の OTのドラムが、うまい! てっしーもマラカスを一生懸命振って、いい感じ。EBIはCDよりワイルドなフレーズをどんどん繰り出す。ツアーが波に乗ってきて、演奏が素晴らしくなっている。

セットリストは山形のときとは違うパターン。こっちもいいなあ。特に昔ユニコーン・ナンバーは『ファン・ベスト』買った人には涙もんだぜ。

「今回は札幌で3回やってるんで、このあたりに長い間います。今回は久しぶりなんで、メンバーも仲良くしてます」とOT。

振り返って後ろの女性を見れば、もう完全に“昔の顔”に戻ってる。うーん、こういうのいいなあ。

そして、中盤、またまた謎の2人のラッパー登場。前回とは違うパーカー着てる。ドクロのマークが入ってて、山形のときよりーかわいいかも。客席にモノを投げたり、やりたい放題。最後は阿部くんが伝家の宝刀“ライトセイバー”で2人をばっさり切り捨て、自分も切腹という訳の分からないパフォーマンスで、盛り上がる盛り上がる。後ろの女性もヒーヒー笑いっぱなし。

アンコールで魅せたのは、阿部くん。昔よりギャグの切れが数段アップしてる。ここも昔と違うなあ。

「みんなはこの16年間、何してたんだ?」と阿部が聞くと、「待ってたあ」とかみんないろいろ叫ぶ。例の後ろの女性は「出産―!!」とか言ってるし(笑)。

そんな純情なオーディエンスを阿部くんはいじり倒して爆笑の渦。

最後は歌詞を♪札幌に行く~♪と変えた曲で終了。後ろの女性の「行かないでー」という叫びを残してメンバーは去っていったのだった。

打ち上げは当然朝まで。入り口でOTが用意してくれた肝臓薬を手渡され、後は覚えてないのだった。

こうなったら、次は横浜に参戦だあ!

(写真は、年金楽屋の貼り紙)
# by emm_unicorn | 2009-03-29 18:30 | ユニコーンの今から昔から