乳がん検診の話をもう少し
2010年 08月 01日
[乳がん細胞針生検]マンモトームのセミナーに出かけました。
女性医療ジャーナリストで乳がんサバイバーの増田美加さん。
体験者しか分からない感情の変化など
デリケートなところにも話はおよびました。
もしマンモグラフィーなどの検診で[怪しい]部分がみつかった場合
乳がんなのか、良性か悪性かなど
確実な診断を得るために細胞診や組織診があります。
乳がん細胞針生検はその検査の1つで
このマンモトーム は組織を吸引しながら採取できる機械だそうです。
擬似乳房を使ってのデモンストレーション
ちょっとビビる…
『検査は確実に、でも乳房に跡は残したくない』
女性にとってほんとーーに重要なポイントですよね。
現在、乳がんになる日本人女性は年間50000人、
40代がピークで、50代になっても下がらない。
そして女性のガン死のトップ。
だけど、検診率は欧米に比べてぐんと低いのが現状です・・・
増田さんをはじめ乳がんサバイバーと呼ばれる経験者の中には
検診の啓蒙活動をしたり
資格をとってカウンセラーになったり
自分の経験を社会に還元しようと考える意識の高い女性が多くて、
乳がんネットワークともいえるこの活動はすごい!と
いつも感心します。
でも、それだけ[日本女性の乳がん罹患率が上がっている]
現実があるのだと思います。
乳がんサバイバーは皆さん言います
「私がなるとは思わなかった。」
お医者さんは口をそろえます
「早期発見が大事。検診の習慣を。」
あなたの年代に合った検診を受けて
自分とおっぱいと家族を守ってくださいね。