生きてきた道が見える


昨夜の東京、あっという間に積もりましたね


急に気温が下がって雨から雪へ

ずんずん積もって

ドラマチックな夜でした




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雪 です~





昨日は山梨にいっていました。

父の兄弟の長男のお嫁さんのお葬式。

98でしたから、人生ほぼ1世紀です


参列者がとっても多くて 住職さんもビックリ。

でも、会社のお偉いさんだったとか

なにか役職があったとか

村の著名人、とか

そういうことではありません。

子供を育て上げ、だんなさんを見送り

長男一家と暮らしながら少し残した畑をやっていた

そういう女性。




「お世話になった」

「面倒を見てもらった」

「アレほど世話になって今日来なかったらバチがあたる」


そんな声が聞こえてきました。



ご挨拶には

慈愛の人という言葉も・・・




自分より 人。




昔の、田舎の、まして長男の嫁なんて

苦労だらけだったと思いますが

どんなときも情が厚い人だったのですね

「いつもくるくると動いていて座っている姿をみたことがなかった。」

と母はいっていました。



わけ隔てなく人に気持ちをかけてきた人生が

東京からも人がたくさん集まる告別式になったのでしょう。




「昨年4月に倒れた日は遅い雪が降っていた。

旅立った11日も雪だった。

雪はすべてを覆い隠してキレイにみえるけれど

時にこわいものにもなり

積もった雪の下で育まれているものがたくさんある。

あなたは雪のような人でしたね。」


長男の送る言葉はぐっときました。





どう生きるか


そんなことを考えさせられた1日でした。






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幸年期*あなたらしいエイジングの道先案内人としてブログ再始動しました 相談室ご案内も覗いてくださいね うえまつりえ


by 幸年期ナビゲーター

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