今日からコロラドで四大陸フィギュアスケート選手権が開かれます。その一方で、日本選手団は結団式を行い、すでにトリノへ向けて旅立った選手もいます。
女子シングル代表の安藤美姫選手もそんな選手の1人です。安藤選手は、今シーズンに関してはなかなかいい結果を残せませんでした。オリンピックイヤーということで周囲が大きく騒ぎ出し、プレッシャーに押しつぶされた形で、彼女が思うような滑りができなかったのはとても残念だったでしょう。
マスコミから毎回のように「4回転どうですか?」と聞かれ、彼女自身も強気なところがありますので、「やります」と答えることで、自分にプレッシャーをかけていったところがあると思います。
今のルールになって、男子でも4回転にトライする人が少ないわけです。それがオリンピックがかかる中で跳ぶとなると、相当な勇気と精神力が必要になります。彼女が予想していなかったプレッシャーがどんどんかかっていったと思います。2年連続で優勝していた全日本で6位というのは、ケガがあったとはいえ彼女にとっては惨敗だったはずです。きっと彼女自身がいちばん悔しい思いをしていることでしょう。
オリンピックまでの短い期間、周囲の雑音をシャットアウトして、彼女らしい演技を取り戻し、今シーズンの悔しさを一気にぶっ飛ばす事を期待しています。
今回、実績では十分資格があるのに年齢制限でトリノ出場にならなかった浅田真央ちゃんですが、やはり4年後のバンクーバーまでにはいろいろなプレッシャーが出てくると思います。それが他の国からの予想外のものだったり、大人になって色々思うことが出てくるかもしれないし。
この日本の宝を4年間つぶさないようにするためには、どうすればいいか?とても大事なことですね。
荒川選手と村主選手は、それぞれオリンピックを経験しています。特に村主選手の滑りは、もう技術を超えた精神力で滑っていますので、プレッシャーに打ち勝つ術を熟知していることでしょう。村主選手は自分でもスケートの才能はまるでないと言っているんです。でも、これだけすごい実績を残した。
彼女の場合、「努力し続ける」才能なんです。なんでそこまでやるんだというくらいがんばります。
もちろん、そうした努力は荒川選手、安藤選手を含め、すべての選手に言えることです。いよいよその成果が、まもなくトリノで見られます。