カルガリーの世界選手権で今シーズンが終了しました。僕は、3月にスロベニアで行われた世界ジュニアの方に、濱田コーチとともに、澤田亜紀ちゃん、韓国代表の長瀬彩華ちゃんの試合のために、コーチとして行ってきました。スロベニアに行くのは初めてでした。まだ僕がジュニア選手だった頃、スロベニアで国際試合があって、その試合の日本代表に選ばれることが1つの目標でした。結局代表には一度も選ばれませんでした。一度は行ってみたい国だったのでこんな形で行けるとは思ってもいませんでした。澤田亜紀ちゃんは、ジュニアファイナル2位で実力的に見れば世界ジュニアでも表彰台を狙える選手だとおもっていましたが、今回はシーズンの初めよかったコンディションを崩してしまったのが残念でした。逆に長瀬彩華ちゃんの方は、いつも以上の力を見せてくれました。彼女の場合、本番で力を発揮できるタイプですね。 この大会で優勝したのは、韓国のユナ・キム選手。2位は浅田選手でした。ユナ・キム選手は、3回転-3回転のコンビネーションジャンプがとても上手い選手です。女子選手でそのコンビネーショ
ンをやると、回転不足で3回転-2回転に判定されたり、着氷で乱れてマイナスポイントになってしまうことが多いのですが、彼女の場合は「踏切り、空中姿勢、着氷」すべて完璧です。そしてもう1つ、3回転の中でも、ルッツとフリップという得点の高いジャンプがうまいことが上げられますね。浅田選手もシニアのファイナルで優勝しているし、二人の対決を早くシニアでも観たいですね。きっとこの2人なら、すぐシニアの世界選手権に出ても十分表彰台を狙えます。