
おなじみ井上崇さん、写真家の平間至さんと。
(井上さん、もうすっかりこのブログの常連です)
俺、二人に担がれてますね。
なんか年明けから仙台づきまくってます。幸せです。
家出て、たった二時間で着いちゃうんだよ、仙台。
今日は仙台PARCOにて
70年から99年までのロックシーンを写真で綴った、
「日本ロック写真史 ANGLE OF ROCK」
という写真集の発売記念トークイベントに参加させていただきました。
俺も個人的にロックとビジュアルの関係性を
非常に重要だと思っている人間なので、
お誘い頂いた時は非常に光栄に思いました。
しかも平間至氏と対談!
平間さんと言えば誰もがその実力を認める人気写真家。
俺もよく、色んな所でその写真を見かけるたび、
あ〜いつか撮ってほしいなあ・・と指を銜えてました。
今回の写真集でも、平間氏の作品が沢山掲載されてます。
なんかね、超個人的なイメージなんですけど
動を静、静を動に変えてしまう方なんですよ。
写真を少しかじってる人はわかると思うんだけど、
これって相当な技術とセンスを要求されるんです。
荒々しく生々しいのに、
凛としていて、押し付けがましくない。
静けさのなかに激しくたたずむような。
あと今日お会いしてすぐに感じた、温かさ。
この温かさが、
平間さんの写真の中には満ちているように思います。
やっぱ写真ってその人自身の心が見た世界なんだなあと。
それがフィルムに焼き付いて、一枚の絵となる。
ただ鮮明に現実を切り取っただけのものは、
写真だけど、写真と似て非なるものなのかも。
技術の進歩で、デジカメの解像度は恐ろしい程になってますが、
写真という「表現」の根本的な考え方からすると、
そんなに必要性を感じないし、
スペックなんてものはあまり重要なことではないのかもしれません。
音楽も一緒。
ハードがいくら揃っても
人の心を揺さぶるメロディーは生み出せない。
仙台NO.1ナイスガイ井上さんを交えてのトークショーも楽しかったし、
打ち合わせの時も写真のテクニックとか色々教えてもらっちゃった。
優しくて気さくな方でした〜。感激。
「自分と世界を繋げるもの」
たしかそんなことをおっしゃった。とても印象的でした。
俺にとっては音楽が「それ」みたいです。
平間さんのチープ・パープル、見たかったなあ(笑)
とにかくまたひとつ勉強になりました。日々勉強。
ただ、ただね・・
仙台にたった三時間しか滞在出来なかったこの寂しさったら〜!
by tsubakiyablog
| 2009-01-19 03:39