もうオフィシャルの方でご存知の方もいらっしゃると思いますが、
昨日のカーニバルツアー終了をもって
ギタリスト安高拓郎が脱退する事になりました。
具体的な理由や内容は一度に伝えられるほど簡単なものではありません。
数えきれない程の沢山の葛藤の末に出た答えです。
ツアーも終了、新曲のタイアップ決定という
本来喜ぶべきポジティブなニュースと同時に
このような報告をしなければいけない事を
大変心苦しく、申し訳なく思っています。
俺はこの四人でいる椿屋四重奏を本当に愛していました。
ツアー中、脱退が決まったとき
ひとつ大きな夢が消えてしまったような気がして
正直な所、喪失感で途方に暮れていました。
でも仕方なかった。
もうお互いに同じ理想を共有しながら
このまま続けていく事が出来なかったんです。
何度も何度も話し合い、なんとか解決は出来ないかと
全員で努力しました。でも限界だった。
いっそ解散しようかとも考えてました。
ツアー中に発表しなかったのは、ヤッチンの責任感です。
最後の水戸ファイナルまでは、椿屋四重奏の安高拓郎として居たいと。
そしてもちろん、俺達も居て欲しいと。
湿っぽくなるのも嫌だしって。
最後に唄った嵐が丘は、俺からのはなむけでした。
どうしても唄いたかった。
アイツは本当に心の優しい男です。
沢山助けられたし、アイツのおかげでバンドが楽しかった。
これからは思う存分自分の好きなように自分のやりたい事をやって欲しい。
俺には無いいろんな面白い才能もある。
いちヤッチンファンとしてこれからを期待してます。
そして俺は彼の脱退を無駄にしないよう
椿屋を続けていかなきゃ。止めるわけにはいかない。
でも一度終わりです。
ヤッチンが居たこの五年間の椿屋四重奏は解散しました。
もう一度ここから出直しです。
これだけで終わると悲しいばっかりなんだけど、
今はヤッチンもメンバーもすごく前向きです。
延期になった宇都宮、埼玉、水戸の3本は、本当に心から楽しかった。
きっと忘れないでしょう。
アイツの新たな船出をどうか温かく見守ってあげてください。
ヤッチン、本当にありがとう。
素晴らしい季節を一緒に過ごせた事を嬉しく思います。
うまくまとまってなくてごめんなさい。
by tsubakiyablog
| 2010-03-01 14:43