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スイスで4番目に大きな街、政治の中心地ではあるが、街の3分の1が森や公園というこの街は、中世風の素敵な街。
時計塔の立つメインストリートには、トラムが走り、道の両側のアーケード沿いにずーっと飾られた旗が美しい。
街のはずれの小高い丘には「バラ公園」がある。

ピクニックの人たちに混じって、バブーもクンクンにおいをかぎながら、芝生の上を猛ダッシュ。
あまりの興奮猛ダッシュに手がつけられなくなり、バラ公園で私は叫びまくった・・・。



スイスのツェルマットとサンモリッツ間、前兆280kmを約8時間で結ぶ氷河特急。
そのほんの1部分、ツェルマットからブリーグまで、真っ赤な車体の氷河特急に乗り込んで移動。
そのままスイスで10番目の都市である絵本から抜け出したようなお城がそびえる美しい城下町、トゥーンに入った。

水門からはすごい勢いで水が流れており、透明な川の流れる速さは相当のものであるが、なんとなんと、どこの橋にも水着を着た少年少女が目に付く。
よくよく見れば、老夫婦まで!!
さすがに老夫婦は橋の端についている階段をゆっくり降りて着水・・・であったが、子供達はタイガース優勝の道頓堀さながら、次々に飛び込んでいく。

そんな都会育ちには考えた事もないような楽しい遊びを見て本当にうらやましかった・・・。
川に面したホテルの横は市役所広場前。
ちょうどこの日は夏のフェスティバル、「スイスの伝統音楽を楽しむコンサート」みたいのが開かれていて、ビールとソーセージを片手に、歌って踊ってスイス音楽を楽しむ人でいっぱいだった。
夜遅くまでその音楽を子守唄に、トゥーンでの1泊はすぎていきました・・・。



その中で「犬禁止」マークがついていのは、フランス シャモニ・モンブランの超高速ロープウェイのみ。
あまりにも早く、標高差1.5キロほどを数分で駆け上がるからかもしれない。
言い換えれば他は問題なくOK。
標高4000メートルの地であろうが、みな愛犬を連れてハイキングを楽しんでいた。

高山病を心配してドキドキしているのなんて私だけ・・・。
ロープウェイで騒ぎ出したらどうしよう・・・。
山頂に近づくにつれ、ぐったりしてきたらどうしよう・・・。
息が出来なくなって志望したらどうしよーーーうう・・・。
と、バカみたいに悪い妄想を繰り広げ、ちびまる子のように顔に青い縦線が入っているのは私だけ。

やっぱり犬にとってもアスファルトの道よりも、お花が咲き乱れる芝生が気持ちいいらしい。
高山植物をクンクンしたり、味見したり。
ゆっくりハイキングする私達の何十m先まで猛ダッシュしてまた帰ってきたり。
いきなり立ち止まって、マッターホーンを眺めたり・・・。
ポキッと折れそうな細いバブーもこの旅行でずいぶん筋肉がついたに違いない。
ますます丈夫になって次はどこの山を目指すのか・・・。



見る角度、見る時間、空の状況、雲の状況によって全然表情が違う。
大きく分けて、4つの方向へ登り、色々な角度、色々な高さからマッターホーンを眺める展望台がある。
3日間乗りたい放題となる、ロープウェイのフリーパス券を購入し、何度も街と山を行き来した。
4人乗りの小さなロープウェイ、100人乗りの大きめのゴンドラ、小さな登山電車・・・。

ツェルマットは日本人観光客もものすごく多い。
マッターホーンを眺める湖の周りは全て日本人団体客だったりもする!!
少しでも雲がかかると山頂のとんがり部分が見えなくなる。
温かい紅茶を飲みながら待つと、霧が晴れたり、山の上と下とでは同じ天候でも全然見え方が違ったり、山の表情はとても激しく変化する。
ホテルの窓から見えた朝焼け色に染まったマッターホーンは本当に美しかった。
バブー君もマッターホーン男♪
遠近法のお陰で、バブオもマッターホーンに負けてない?!



山あり谷ありの風景を抜けてマッターホーン(4478m)のそびえるツェルマット。
標高1620mのこの村は、世界有数の山岳リゾート。
18世紀から、多くの人がマッターホルンに憧れて、命を落としてきた山。今でもアルピニストの聖地であるということだ。

それでも多くの人を魅了するのはもちろん鋭角にとがったマッターホーンに他ならない。
古い木造家屋が軒を連ねるこの村には、排気ガスを出す車の乗り入れは禁止。
電車を降りればたくさんのホテルのロゴが入った色とりどりの四角い「箱」、電気自動車か馬車がお出迎え。

ちょっとおもちゃのような四角い「箱」が街を走り回っているのはとってもかわいらしい♪
昔は馬車ばかりだったそうだが、それも糞がすごいことになり、今はずいぶん電気自動車に代わっているよう。
私達の滞在するホテルからは緑色の「箱」が迎えに来た。
ここでももちろん、こだわったのは、①マッターホーンビュー、②バルコニー、③スイスらしいアットホームなホテルだった。
広~い素敵な最上階のお部屋のバルコニーからは、こんなに素敵なマッターホーンが・・・。



トーマスクックの時刻表を渡され、電車と時間を確認。
飼い主様たちを連れて行ってくれなくてはいけない。
のに、どの電車に乗っても一人分の席を占領。
すっかりおくつろぎになって、昼寝・・・。
そういえば、この旅行中、15回程の乗車中、2回(両方ともフランス国内)電車の中で、車掌さんの検札の際、「犬料金」というものを取られた。
今まで何十回と電車に乗ってお出かけしているが、一度も聞いた事はないし、言われた事もなかった。

ちなみに今回は前もって切符を買っていなかったので9.1ユーロ。
通常は5.1ユーロ??くらいらしい。
どうやら動物を電車に乗せる場合はこの一定料金を払わなくてはいけないらしい。
ということは、今までの車掌さんがただ見逃してくれて、ちょっと適当さんだったということか?!
(もちろんパリ市内のメトロとかは関係ない)
この曖昧な規則、今度ちょっと調べてみようと思う。
ちなみにスイスの電車では一言も言われず、むしろエサまで与えてくれたのだった。

不運にも飼い主様はそんな彼のエサを忘れた。
そしてなんと、一気に運が上昇。いつもは絶対買ってもらえない缶フードを与えられたのだった。
肉肉しい匂いに狂ったように喜び、野獣のようにムシャムシャ食べ、喜びはつかの間。
慣れない缶フードにお腹がゆるくなったバブオなのであった。
再び運気は一気に下がり、下痢を治すべく、缶フードは取り上げられ、食パン生活の旅になったのでした・・・。
(犬が下痢をしたとき、パンだけを食べさせておけばあっという間に治ります。)


最も高い3842mまで一気に駆け上がる、時速40

シャモニの街からはきれいに頂上が見えて晴れていても、山の山頂はちょっとした風でロープウェイに影響を及ぼすらしく、結局滞在中ここまでは到達できなかった。
一応最後の日は運行されていて、一度は切符を購入したものの、「行っても雲で見えないよー。しかも風が吹いたら戻ってこれないかもしれませんよー。」というおじさんの言葉にびびり、急遽払い戻し・・・。

せっかくなので、乗り換え地点の途中駅、プラン・ド・レギュイユまでいってモンブランを眺めてきた。
シャモニのホテルは山小屋風中型ホテル。
この地でホテルを絞ったポイントは、①山小屋風、②バルコニーがある、③モンブランビュー。
というわけで、ベッドに寝ながらにして向かい側のモンブランとその周りの山々が見え、爽やかな朝が迎えられるところだった。
バブーはその日の観光から帰ると、ベッドを一人で占領し、昼寝に入る。
多分、我が家より広くてふかふかのベッドが大変お気に召したに違いない・・・。



更にスイス国境に近づき、イタリアともすぐお隣。
モンブランはフランスとイタリアの国境をまたがるようにそびえている。
かつては“魔の山”として恐れられていたらしいが、今ではロープウェイに乗れば、簡単に山の上まで連れて行ってくれる。

もうひとつ、街を挟んで向かい側に位置するプレヴァンへのロープウェイ。
ちょっと曇り気味の1日目は標高の低い方、プレヴァンに登る事にした。
とはいっても、1035mのシャモニから、一気に2525mまで。
犬の高山病について出発前に色々調べたものの、情報はほぼ皆無。
やっと得た情報といえば、「犬も人間と同じです。犬によっては高山病の症状が出ます。山登りには注意しましょう。」という曖昧なもの・・・。

行ってみないと分からないという事で、恐る恐るロープウェイで山頂へ。
初めての乗り物、ロープウェイにバブー君はキョロキョロ。
耳が痛くなったらかわいそうということで、ちょっとずつおやつをあげて飲み込ませる。
こちらの心配なんのその、本人はいつもよりたくさんもらえるおやつに無我夢中。
更にゴンドラに乗り換え、余裕で山頂に到着♪
神秘的な湖が待っていたのでした・・・。


出発当日の朝まで、僕を連れて行くか迷いに迷っていたご主人様。
(モンブランやマッターホーンへの旅立ったため、犬の高山病を心配していた)
僕の必死のアピールによって、なんとか連れて行ってもらえること決定。
すっかりスイスボーイになって帰ってきました。
ご主人様は必死で写真整理をしてブログ更新準備中♪



暇があれば旅行ガイドを広げて思いをはせてみた。
去年母と叔母と行ったスイスもストラスブールも最高だったし、友達といったオランダもおいしかったし、別の友達といった南仏も最高だった・・・。
とりあえず今日は夏のスイス旅行の写真を広げて見返してみた。

もうどこに行っても「世界の車窓から」の音楽が流れっぱなしの素敵な旅行だった♪
今はバブーと一緒にどこか田舎に行きたい。
しかも一人と一匹旅もなかなかいいなあと思っているところ。
わんこと一緒にEU圏内を旅行するための情報もゲットしたし。
とりあえず、第一歩。
獣医さんに行ってバブーのパスポートを作ってもらう事にしよう。

そして思い立ったらちょっと安いチケットのあるところを選んでブラブラなんていうのも楽しいかなあと思っている。
パリにいないとヨーロッパの端々なんてなかなか行けないことだし、一生の宝物を増やすべく、どんどん計画を立てよう。
そんな意気込みを元に、とりあえずバブーと真夜中の小旅行。ただのお散歩に出かけた。
