エスカレーター、動いてたらラッキ〜♪


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エスカレーター。
止まっていたら「ありえない・・・。」と、思うのが日本。
動いていたら「ラッキ〜♪」と、思うのがフランス。
これ、ちょっと大げさなようだけれど、相当的を得ていると思われる表現?!
日本にいたら、エスカレーターが業務時間中に止まっている、もしくは故障中なんていうこと、ほぼ想定しない。
それほど優秀で素敵な、日本のエスカレーター。

この冬の日本滞在中、唯一エスカレーターが止まっていたのを見たのが点検中のもの。
しかも大きく「皆様にはご迷惑をおかけします」的なことが書いてあるし、きちんと乗る所に安全テープのようなものが貼ってあるし。
そして止まっているといっても、登りエスカレーター2つ中のひとつ。
お隣のは普通に動いている。
ぜ〜んぜん、問題ない。
一方パリのエスカレーター。
止まっていたら、誰の口からも、「あ、またか・・・チェッ。」的な発言しか出てこないほど「日常的なこと」。

もちろん「ご迷惑をおかけして・・・」の一言もない。
むしろ動いている最中に急にガタンッと止まったりして、安全上これまた日本じゃありえないことまで起こる。
こんな時もやっぱりみんなの口から漏れるのは、「チェッ。またかよ。ふ〜っ。」
あまりにも日常的に動いていない、使えないエスカレーターが多すぎて、「動いていたらラッキ〜♪」なのだ。
エレベーターが設置されている駅なんかはほぼないに等しい。
唯一の救いは、こんな状況に出くわしてしまっても、大きな荷物を持っていたり、お年寄りだったり、ベビーカーを持っていたら、迷わずみんな助けてくれるということ。
だから一応、無事に地上にたどりつくけれど。。。

あの使えないエスカレーターたちはどうかと思う・・・。
パリに行ったら、「エスカレーターが動いていたらラッキ〜♪」と思おう。
そうすると「むむむ、ムカッ。」と感じる場面がひとつ減る♪

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ロンドンに比べると・・・・
たまに不便さを感じるくらいがいいのかも...
ただ便利さに慣れすぎてちょっとしたことでもカチ~ンとくるのは
反省しなければ...とその時は思うんですよねぇ。
でも自然にさっと人をいたわるパリの人。
これは見習うべきことですよね。