アリタリア、やっぱり出てこな〜い


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「荷物がなくなる」という話では天下一品のアリタリア航空。
先日ローマへ出張した時の話。
数日前のフランスのスト、アパートの水漏れなんていう災難に加えてアリタリア事件もあったのだった。
もうこうなったらなんでも来いっ な、私の災難続き・・・
いわゆる「ロストバゲージ」。
いつも飛行機のチケットの裏にピロリと貼られる「もしもの時のための預け荷物の半券」なんか、使うことはないと思っていたけれど、みんなの話通り、私もアリタリア航空で使うはめに・・・(泣)。
これでもかという程「アリタリアに乗って荷物が出てこなかった事件」を聞いてはいたけれど、初めての搭乗で出てこなかったって、これってやっぱりすごい確率?!
「なくなるなくなるとは聞いてはいたが、そんなになくなるとはWe don't know〜♪」
って、怒りを通り越して大学の時の飲み会のコールが頭にこだましてヘラヘラ笑ってしまうくらい、がっくしな状況。
私が乗ったローマからパリの便で、なんと20名以上がそんな状況・・・

夜もすっかり遅い、パリ到着時間、待てど暮らせど荷物が出てこないので、半ばイライラし始めた道連れ仲間たちと一緒に、みんなで仲良く紛失コーナーへ。
道連れ仲間の先頭に立っている頼もしいパリジェンヌが、「私たち全員ローマからよっ!こんなにたくさん荷物が出てこないのよ」って怒りどなり気味だけれど、係のお兄ちゃんもお姉ちゃんも、誰一人慌てない。
回答 → 「あ、イタリアからでしょ?それ、普通のことだから。」
みんな → 「普通のことっっっ?!?! (怒)」
と、完全に一気に怒り始めた道連れたち。
でも本当に「普通のこと。日常茶飯事。」らしい。
「大丈夫。そのうち届くから。明日には届くと思うから。」
と、一蹴され、ダラダラダラダラ「ロストバゲージ手続き」をされるから、もう諦めるしかありません。。。
ああ、私の生ハム。
私のサラミ。。。
私のチーズたち。。。
みんなダメになって返ってくるのね(泣)

と、私はおそらく道連れピープルとはちょっと違う所で心配事があったのだけれども、1時間も書類手続きをして、もう諦めて家路に向かう。
と、そこでなんと気づいた大ピンチ。
家の鍵がロストバゲージの中に・・・・・
あああああ。
サラミどころじゃない(泣)。
そんなわけで友人の家に泊まらせてもらう約束をした私。
一応連絡&配達に備えて、今日泊まる友人宅の電話番号などを残しておこうと思い立ち、再び中に戻る。
荷物のことはさておき、この一回外に出てしまったのに、また「入るの禁止」と書いてある出口から逆戻りできてしまうのが不思議だ。
でた、フランス不思議発見。。。
誰も見張っていないし、誰も何も言わない。

さて、そうして逆走してもとに戻った私。
さっき担当してくれたお兄さん、ペチャペチャおしゃべりしているのを割って入って「あのぅ、連絡先なんですがぁ。。。」と言うと。
「おお、荷物、もうすぐ○番テーブルで出てくるから♪」
えっ???
1本遅いローマからの便に、みんな積まれて来たらしい。
だったら遊んでないで教えてよー。
連絡先欄に書いた携帯に電話してよー。
帰っちゃったみんなはどうなるの??
放送でも流してよー。
と、山ほど言いたいことを飲み込んで、とりあえずサラミとチーズと鍵が無事だったことを喜び、夜中近くに家に到着。
こんなのもうこりごり。
でもおいしくて陽気で大好き・・・
イタリア。
イタリアに足を踏み入れる限り、このスリルからは逃れられない。。。
教訓 : 家の鍵は手荷物に入れよう (当たり前か・・・)

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よかったですね、、、私も同じような目に何度もあっていますから、、、とっても、人ごとでなく、よくわかってしまいました。
ワンちゃん可愛いですね!
これで例えばバブーは機内に持ち込めるからいいものの、貨物室預かりの犬が出てこなかったらしゃれにはならないなと、ちょっと心配になりました。。。
冷静に“アリタリアならあるだろうな”と納得しました(笑)でも、実際のところ
私はこの3年間アリタリアで3ヶ月に1回もしくはそれ以上、移動を繰り返して
いるのですが…1度もロストバゲージはありません。私の周りでも聞きません。なので“なーんだ、アリタリアもそこまで最低ではないじゃん”と
思っていたのですが…最低ですね(笑)そして、私は今のところ運が良かっただけかもしれませんね^^;感謝しつつ気を抜かないようにします。
バブー君も遅くまで大変でしたね、お疲れ様でした☆“
そんなテキトー大国イタリアに住んでいたアタシには
もう笑っちゃいます。
ね、おフランスより、さらに上行くでしょう?
だからアタシ達夫婦はパリの人、”きっちりしてる”の”親切だ”のと
言っちゃうわけですよ、ほんと。
でもアタシもアリタリアでのロストバゲージ事件は初めて聞いたわ。
アタシはキャセイでローマ入りして、荷物を台風の香港に置き去りにされ、
そしてストライキだったのでホームステイ先のフィレンツェまで
まさにポシェット1コで泣きながら、やっとこさっとこ辿り着いた日が
まるで昨日のことのよう・・・。
絶対フランスよりイタリアの方がテキトーだって!
でも何はともあれ無事荷物が戻ってよかったね。
先月アリタリアに乗った時、手荷物で持てる分山ほど持って準備万端乗り込んだら、さくっと出てきました♪
教訓、飛行機に乗るときは一泊分の着替えも手荷物に!!(笑)

バカンス着で職場にやってきた同僚、「どうしたの?」と聞いたら、「自宅の鍵をスーツ・ケースに入れちゃってたんだけど、ロストしたの。あぁー、バカンス先からいきなり事務所って一気に現実よねぇ」と深いため息をついていました。
それ以来、うちの事務所は「とりあえず、事務所に鍵置いとけばお家に入れるよね」ということで、ほぼ全員がコピー・キーを机の引き出しに常備。
Lessons and learnsでした。
また11月に出張。。。がんばって探したけれど、結局アリタリアしかなく、ちょっと怖い私。。。
ほんと鍵がない時はどうしようかと思ったけれど、充電の残っている携帯がなかったらCDGで夜を明かしていたかも。。。
それにしても、アパートの鍵、すっごく特殊なものだと簡単に合鍵が作れないので2つしか持てなかったりして不安が残るのですが。。。首から下げておこうかしら。。。今度から(笑)。