フランスの母の日、私の父の日

フランスでは昨日、日曜日が母の日だった。
お客様にいただいたカイザーのマフィンもハート型★
母の日だから特別なのかな???
そして今日29日が私にとっての父の日。
今日は父の4回忌だ。
4年前の朝、人事部にいた会社の同期の携帯に、「父が亡くなってしまったので、今日は会社休むって伝えてね。」と病院の裏で電話して、今日から数日間は堂々と会社を休めちゃうんだなあ・・・と思ったのを鮮明に覚えている。
その年の4月、「週に2回だけ学校に通いたいのできっぱり6時で退社させてください!!」なんてわがままを言って通っていた専門学校。
看護婦さんに「その人形、夜の見回りのとき、ほんとに怖すぎ・・・。」と言われながらも病室にレジーナ(髪の毛の練習用のマネキン首から上部分)を置きっ放しにして練習は父の病室でやっていた(笑)。

あの頃はまだパリに来るなんて思ってもいなかった!!
留学したいなあ・・・とは思っていたけれど、仕事だって楽しかったし、正直なところ決して少なくないお給料が、毎月25日になれば勝手に振り込まれているなんていうありがたい生活、捨てるのが怖かった。
そんなある日、レジーナでパーマのロッド巻きの練習をしていた私を呼んで、父が私に言った言葉。
「好きなことを一生懸命やっていきなさいよ。」
この時の言葉こそが私が本当にサラリーマン生活を捨てて海外に飛び出してしまったきっかけだ。
父が亡くなった直後も、学校だけは休まなかった。会社は休んでいるのに・・・(ごめんなさいっ)。
パリへ向けて一気に猛準備が始まったのもこの日から。
といっても、パリへというのは間違いで、ニューヨークに行くつもりだったのだが・・・。

頭では違うと知っていても、「父親というものは、娘が嫁に行くまで死なないもの」だなんて思っていた私。
パリに来て最初のホームステイ、同じ家にステイしていたアメリカ人の子が国際電話で「ハイ、ダディ!!」ってうれしそうにパリ生活を報告しているのを聞くたびに、実はすごく悲しかった。
でもふと、あの病室での言葉が全ての始まりだったんだ・・・と思い出すと何もかもを父に感謝!
そんなわけで今日が私の父の日だ。
かなり湿っぽくなってしまった! けれど、たまにはこんな日もあっていいか♪
我が家のバブー君、今日はなんと動物用バリカンで「バリカンカット」にされたのでした!!
「バブー君のカットに時間をかけている暇がな~い!!」という飼い主様の一声で、なんと楽々バリカンカット・・・。夏だし涼しくていいはず♪
フワフワ毛が一気に短くさっぱりして、ふたまわりくらいサイズダウンしたバブー。
いきなり短くなって寒いかなあ・・・なんて洋服着せられてとっても迷惑?!
バリカンカットに大嫌いな耳掃除もおまけについて、すっかり疲れ果てちゃったね。バブー君。


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お父様の一言があって、今のtonomarikoさんの生活があるのですね。
人生の転機になるきっかけ・・・って、ありますね。
自分の中の父の日、ずーっと大切にしていってくださいね。。。
バブーちゃん、さっぱりして可愛いですね~。
我が家の2匹も、いつもバリカンでやってもらっています!
私の父親も20年前に亡くなったので今は旦那が父親代わりかな・・
でも小さい頃から「やりたいことをやりなさい!」と私も言われ15歳でひとり上京しました~!
海外ではないけれど、15歳からお仕事初めて特別な世界に足を踏み込んだ経験は大きな財産となってます。
バブーちゃん、さっぱりだぁ~~!
可愛い~~!
そろそろ我が家の3チーもバリカン登場だぁ~~!

ました。。
今まさにわたしは人生一度きりだし、と考え行動しようとしてるところです!!何かやりきった☆と最後に思えたら幸せな人生ですよね♪
バブちゃんスリムになっちゃいましたね~☆
所々ピンピンとはねている長い毛がカワイイですね!!!
お父さんの言葉があり、今のmarikoさんがあるのですね。
好きなことするって、ホント大事ですよね。私も、好きなparisで好きな事する為に、色々と犠牲にしましたが。でも、短い人生、ほんの少しだけでも自分の好きな事しないと、後悔が残りますよね。
人生の偉大な瞬間を感じさせていただきました。
娘の最大の幸せのために生きられたお父さん。
全ての事には意味があるのですね。
勝手ながら、お父さんの死は悲しむべきことではなく
最高にハッピーになるためのプレゼントだったのではないかと
自分の経験もふまえつつ思いました。

親とは、いつもどんなときでも娘の幸せを願っているもの。
日本人はあまりそういうことを口には出さないけど、この歳になってようやく、言葉の端々にそういうことを感じることができるようになってきたよ。
まりこパパも、パリで大活躍のまりこを見て、きっとお喜びでしょう。
これからも好きなことめいっぱいしていってね!
まりちゃん、これからもあなたらしく頑張ってね!!
そして、お父様の一言があったからこそ、こうしてブログを通じ
マリコさんやバブーくんと出会う事ができたわけですし・・・。
人生って不思議ですね。
亡くなられても気持ちはいつも傍にあって、見守っていて下さると思います。
これからも、夢に向かって頑張って下さいね☆彡

私もシドニーの大学を卒業した時も、父に “日本には帰ってくるな!”と言われてその延長で永住組になってしまいました。 父の鶴の一声はいろんなところで頭に残っています・・・。
バブーくんはさっぱりですね!うちのこじは真冬にもかかわらず毎日すっきりサマーカットで走り回っています♪
本当にステキなお父さまですね。
私の父は一昨年重病で危篤状態だったときがあるんです。 情けないことに、あのときはじめて、いつかはいなくなるんだということに気がつきました。 ありがたいことに父は目を開けてくれましたが、あのときの気持ちを思うと親孝行しないとなぁと思いつつ・・・私が幸せならそれが親孝行かなと勝手に納得しています。 ダメですね。
バブーちゃん、また生まれたてみたいになったね!
バブーちゃん、まりさんのハッピーをいっぱい運んできてあげてね!
バブー君もパパからの贈り物だったのかもしれませんね。


私も2年前母が脳幹出血で倒れた時、何だかすごくそれまで自然に近くにあったものが、絶対だったものが突然なくなってしまったかのような感覚に陥ったよ。うちの母は幸い意識を取り戻したものの未だに四肢麻痺です。親は本当に当たり前みたいにいるものだと思っているけど、突然いなくなっちゃうものなんだよね、きっと。Marikoも今まで以上にMamaを大切にね。
その後、彼女はイギリスやニュージーランドで暮らし、
昨年の冬には(ボクが元気な間に)さっさと嫁に行きました。(笑)
tonomarikoさん、ますます毎日をエンジョイして下さいね。
初のバリカン、怖くてそーっとそーっと当てていたのですが、一回そり始めてしまえば私大いに楽しむ♪そしてバブーがほっそりやせっぽちの犬になってしまいました(笑)。
近い将来パリか渋谷のど真ん中?!でお会いする日が来るまで(笑)、お互い世界のあっちとこっちで素敵な毎日を送りましょう!!
これもバブーと会う運命だったのかなあ・・・(笑)。
バブーは本当に生まれたてみたいになってしまいました(笑)。なんだか今日抱っこしていても、赤ちゃんを抱いているようで・・・。
全体を短くカットして、そして耳の毛もかなり短くなったら、なんだか耳が半分立っています(笑)。ちょっとmanakobutaさんがパリにいたときのようなバブー君になっていますよー。
雙葉っ子パワーをもらって、明日からもがんばります!!日本に帰るときはまた全員集めてね!!!
これからもがんばります!!

親はいつまでも元気なもの・・って思ってしまうよね。
まりこちゃんと同じ様に父を、そして母も遠い人となってしまった私にとっても、2人の生前の言葉は今を助けているよ。
母が亡くなってから、母が病床で書いていたレシピを発見して「自分が病気になっても、家族を思って日々の料理を考えていたんだ」と思ってから、私の料理人生が始まったんだ。
一人になってしまったので、家族を思って・・はまだ実現していないけど、日々お菓子を作りつつ、両親のことや、友達のこと、フレのことを思ってる。
まりこちゃん、いてくれてありがとう。そして、お父様のご冥福をお祈りします。
そっか、もう4年も経ったのね。
イグナチオでのごミサを思い出します(;_;)
でもpapaは天国で喜んでるね!こんなにがんばってるtonomariちゃんを誇りに思っているはずだと思います☆

バブーくんの夏バージョンかっくいい~!!先日のバブー君の入浴シーンには大爆笑させて頂きました。かわいいのなんの♪ショートヘアーの方が男前やで~!!
フランス人にヌルイのから脱してほしいと心から思ってしまう私・・・(笑)。
これからもどうぞ宜しくお願いします!!