新刊「パリのブリコラージュ」が発売されました
8月26日、新しい本が発売されました。
その名も「パリのブリコラージュ」(学研)。
日曜大工大好きなフランスのDIYをオシャレに紹介した本です。
まるで狙ったように今の私にピッタリなテーマ。
全然狙ったわけではないのですが、日曜大工に命をかけたこの夏(笑)。
運命を感じずにはいられません。
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日本でもブリコラージュ(日曜大工=DIY)が年々盛んになり、自分の家をオシャレに楽しくリフォームする女子DIYもどんどんはやってきています。
というわけで、日曜大工が盛んなフランス人のオシャレなブリコラージュ(日曜大工)スタイルを紹介する本を作れたら・・・。
といただいた企画の本だったのですが、まるでこれが運命だったかのようにお店のことが決まったのです。
この本のためにたくさんの家やお店を取材して、今まで思っていたのの5万倍くらい?!
フランス人のブリコラージュ(日曜大工)好きと何でも自分たちで作ってしまう精神を知ることができて大きな影響を受けていたところに、ちょうど「ぼわっと」常設店舗の話となり、自分たちでお店を作ろう!
となったのです。
一緒に取材していた我が旦那様、「ぼわっと」隊長がこだわりにこだわっちゃったのもきっとフランス人のブリコラージュ姿を見ていた影響があるはず。
今回の店舗作りでいちばん難航したのがキッチン作り。
キッチン板も、シンクも、蛇口も色々お店に合いそうなものを探して。
IKEAで買って来たオーク材の板に穴を開けるところから。
いや〜これがもう大変ったら。
とてもかたいオーク材、素人が使うようなお安い日曜大工道具で切ったり穴をあけたりするものじゃないそうで・・・。
男2人でどれだけ格闘したか!
そしてそんなかたくて大変な板だというのに、絶対に妥協しないのも「ぼわっと」隊長。
目にふれる場所に素敵じゃないものがあってほしくない。
という隊長のこだわりはいたるところに。
カフェカウンターの下。
ぼっこり金属が出ていてほしくないといことできれいに削っちゃうし。
カウンターもキッチンも。
できる限り木材できれいに覆うと言って作業をするのですが・・・。
これまた大変で。
床がボコボコのコンクリート仕立てをあえて残したことがあだとなり、全く水平ではない床に大苦戦。
設計図で計算している長さとは違うし。
カウンターの下にあてていく柱となる木も場所によって全く長さが違うから、切り直しの連続。
カウンターを置いても、床がボコボコだから板で覆っても下に隙間ができるのです。
しかもまちまちの幅で。
そこにも小さな板を挟んだりして隙間を埋めていって。
木と木とつぎはぎや、小さな隙間、ネジのあとなどはペンキを塗ったあときれいな1枚板に見えるようにパテを埋めてヤスリをかける。
日曜大工は奥が深すぎる・・・。
そしてキッチンシンク下の配管ももちろん自分で。
とにかくこういう配管類も最小限におさえてスッキリ見せたいにこだわる隊長。
(表からは見えなくなってしまうものだけど)
汗だらだらで糸のこぎりで配管を切りながら、ミニマムなキッチン下を作り上げていました。
そしてできあがったキッチンカウンターは、ガタガタしないしびくともしない。
あんなにつぎはぎがしてあるものには見えない。
バッチリ1枚板に見える素敵なカウンターに変身したのでした。
この夏、私たちの「日曜大工」腕もずいぶんあがったかな。
パリに戻ったら、全く進んでいない水漏れ工事の残骸。
自分たちでやっちゃおうっと。。。
フランス人の素敵なセンスがいっぱい詰まった日曜大工の本、
「パリのブリコラージュ」(学研)は「ぼわっと」にも置いてあります。
もちろん今までの本もありますよ!(在庫状況により欠品中の本もありますが)
フランス人の「ブリコラージュ」好きに関しては、今週のほぼ日の「パリこれ!」にも書いたのでそちらもご覧くださいね♪
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出来上がって行く様子を拝見していて感心しました。
これは日本人だからか? と思いましたがきっと隊長の「美学」。
出版されたタイミングといい、今回の「ぼわっと」体験といい、遅々として進まない水漏れ工事をご自分達で直すためだったのでしょう(笑)。
きっとパリの業者に頼むより納得がいく仕上りで直せると思います。
さっそく楽天で検索です。。。。
中身がとっても楽しみです!「なければ作ればいいじゃん!」の精神は元々好きなのですが、まさかキッチンや内装という発想は全くなかったので目からウロコです・・・
最近はパリを旅行していたのですが、まりこさんのおかげで、1枚のユーロ紙幣で色々なことが楽しめました!ありがとうございました(*´v`*)母もとても喜んでいましたので、こちらでお礼を言わせてください♪