バブー、実はちょっと前に「会陰ヘルニア」という病気にかかり、手術＆入院をしてました。
昨日2回目の手術を終わって無事に退院♪
元気なのでご安心を。




パリときどきバブーを応援…

4月下旬。
お散歩から帰ってシャワーをしてたら、お尻の左側にキンカンくらいのしこりがボコッと。
あれ？
なんだ？
と思って押すと元に戻るけど、またいつのまにか大きなしこりが。

腫瘍？！
なんて思ったけれど、昨日まではなかったしこり。
まさかこんなに急激に大きくなるはずもないし・・・。
と、獣医さんに行ってみたら「会陰ヘルニア」という去勢していないちょっとお年の雄犬になりやすいという病気でした。
お尻の横の筋肉が薄くなって弱まって、あるとき破れて、中にある臓器がぼこっと飛び出してしまうものらしいです。

さてさて、というわけですが、「会陰ヘルニア」にたどりつくまでも、またおフランスらしい過程があって。
まず、横殴りで書いてくれる病名が、全く読めない。。。
家に帰り、メモを解読しながら、アルファベットを想像しまくり、色々なパターンでネットで検索するも全くヒットしないこと1時間。
ようやく1時間後、ああ、これは「会陰ヘルニア」という病気なんだと判明。
で、いずれにせよ放っておいたらひどくなるばかりだから、いつかは手術をしてあげて穴をふさがないと治らないというわけらしいのだけど。
獣医さんは案の定、
「セパグラーブ、だけど放っておいたらモルタル。」
（＝たいしたことじゃない。だけど放っておいたらいつかは死に至る可能性もある。）
で〜た〜。
セパグラーブ！！

「放っておいたらモルタルね」ってことは、「セ・グラーブ」（たいしたこと）なんじゃ〜ぼけ〜っ。
と、心の中で叫び、ぐっと言葉を飲み込みながら獣医帰って来た初めて診断をくだされた日。

こんな適当大王国だから、ちゃんとした病院を探して手術をしようと調べまくること数日間。

パリの郊外にある動物専用の総合大病院を見つけて、バブーはそこで手術をうることになりました。
「会陰ヘルニア」スペシャリストのやさしい先生が担当だし、ここなら適当大王国だけどちょっと安心（泣）。
と、いうわけで、2回に分けて手術＆入院をしたバブーなのです。

1回目はお腹を2カ所あけて、まずは内蔵をぐぐっと上げて、お尻の方にさがらないように縫い付ける手術と、去勢手術。
2回目はお尻に開いてしまった筋肉の穴を、バブーの他の筋肉を持って来て埋める手術。一緒にもう片方も将来穴が開かないように補強手術も一緒に。

無事に手術も終わって、バブー、ただいまお家で静養中です。

適当大王国だけど、さすがの大病院となるとちょっとそこらの獣医とは違う。
手術が終わると先生からすぐに経過を知らせる留守電が入り、さらに入院中は1日2回、自分のペットン番号を押すと、状況を知らせてくれるメッセージが流れるという。
フランスなのにちょっとできるやん♪
という病院なのでした。

あ、でもね。。。
で〜た〜。
適当大王国。
って部分もやっぱりあって。。。

2回目の手術、バブー、お尻の周りだけを剃ればよかったのに、どうやら背中の右側、間違って剃られてます。
「あっ、ここは剃らなくていいんだよ。」
と気づいたらしく、途中でやめられてるし。。。
が〜ん。
バブー、ちょっとおまぬけな姿ですが、まあ2回の全身麻酔手術から無事に元気になってくれたことだけで大感謝だから文句は言いません。
お尻の周りは今はちょっとお猿さん状態。
手術あとはかなり痛々しいので写真はやめておきます。。。
（ほんのちょっとお尻の下に痛々しい片鱗が見えるでしょ？！）

と、いうわけで、お尻はちょっと痛々しいけど、ボクはとっても元気です。

なんだかいつもより大切にされて、ごくらくごくらくだしね♪





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