バスの中でのプチ騒動
ひとり赤ちゃんを抱っこ紐で前に抱き、ベビーカーにもう一人乗せてるお父さん。
(フランスではバスの真ん中にある降り口からしかベビーカーは出入りできないので、みんなそこから乗り降り。ベビーカー2台分くらいがはまるスペースがあるのでそこは優先的にみんなであけるようになってます)
で、自分の降りたい停留所についたものの、バスの停まり方が斜めで歩道からかなり離れていたこともあり、ひとりではとても降ろせないような位置だったので、周りのみんなも気づいて
「ムッシュー降りるのか?」
「手伝うよ」
と、みんなが手を出そうとしているのを制止。
↑がんばるバブーに応援クリック!
その間に、前の乗り口からはどんどんどんどんお客さんが乗り込んできてギューギュー状態のところを押し返してかき分けて、お父さんは運転手の方に突進。
杖を持ったおじいちゃんがヨロヨロ歩いているけれどそれにも逆流してなんとか運転手の元へ。
「とめ方が悪い。位置が悪いから降りれるはずないからちゃんと歩道に寄せろ」
と文句など、しばらく運転手と言い合いをして再び人々をかき分けてお父さんは戻って来て。
「いいからこっち側持つよ。」
と、ベビーカーを持って降ろすのを手伝おうとしている人の好意は絶対に受けず、がんとして運転手が位置をずらすのを待っている。
なにがなんでも降りようとしない子供2人連れのお父さんに、運転手はいやいやバスの位置を移動させ歩道に寄る。
そんなときもちろんだけど、ドアは閉めずに移動する。
そして「これでいいんだよ」というように、お父さんひとりでベビーカーを降ろし、歩道を歩きながらバスの運転手を睨み、ぶつぶつ言いながら去って行く。
っていうかむしろお父さんが悪いという空気がバス中に広がっている。
というバス2駅だけ乗っていた間の出来事。
停留所に対してけっこう降りにくいところにテキトーに停めるところも。
降りれずに困ってるベビーカーにすぐ手を差し伸べようとするところも。
許せんとなったら何も顧みず言いたいことを言いに行くお父さんも。
何を言われてもそんなのたいしたことないという運転手も。
もとはといえばお客さんの安全なんかを考えていないサービスに怒るというよりもみなの善意を断りなかなか発車できなくしたお父さんに皆の怒りが向くところも。
何もかもぜ〜んぶ、フランスっぽいなあ。。。
と、ちょっと複雑なおもいで車内のプチ騒動を見ていた私なのでした。
↑がんばるバブーに応援クリック!
いつも応援ありがとうございます♪
1日1回のクリックがランキングに反映する仕組みです。
今日も楽しんで頂けたら、忘れず応援クリック
していただけるとうれしいです!
こんな事考えられないでしょうね。
イギリス人のコメント、
そうそう、って笑えます。
己の信念と自己中心的行動はそれがフランスそれがパリって感じでしょうか。