カメラを持ってたらすぐにご注意が。。。
「そんなカメラ持っていたら危ないからしまいなさい。」
と。
今日も注意されました。
メトロでお隣に座って来たムッシューに。
お隣に座った時点で、私の持つカメラをジロジロ。
この、カメラをジロジロ、やたら見られるパターン。
カメラ好きのおじちゃんに、日本の最新機種(フランス人にとってけっこう憧れ)の色々を質問されたり、実物をちょっと見せてくれといわれるか、スリに狙われるから危ないと注意されるか。
大体どちらかです。


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本日はこの後者。
注意してくれるパターンのムッシューでした。
「カメラ、あぶないよ。」
と。

わたし:「はい、ありがとうございます。ご親切に。」
ムッシュー:「ほら、早くしまいなさい。」
わたし:「ありがとうございます。でも大丈夫です。こんな風にしっかり手に巻き付けて持ってますから。」
ムッシュー:「いやいや、そんなこと言ってもスリに狙われたらピュッと取っていかれちゃうんだよ。きみ、フランス語話せる??」

わたし:「はいはい、話してますよね。分かってます。でも、私メトロの写真を撮らなくちゃいけなくて今日カメラ持ってるんです。今、写真撮るためにメトロ乗ってるんです。」
と、こんなやり取りが永遠とつづく…。
と、そのうちに、撮りたかった場面が過ぎてしまう…。
が〜ん。。。
ああ、また乗り換えて乗り直さなくちゃ…。
と、がっくし来てる私に、いつの間にか納得したのか、
ムッシュー:「じゃ、あのイヌも撮らなくちゃね。はっはっは〜。」
と、やたらとイヌをすすめる。
わたし、しょうがないから写真を撮る。
ムッシュー、撮った写真を見たがる。
ムッシューのお相手している間に、また、撮りたかった場面すぎる…。
が〜ん。。。
そんな今日のメトロです。

で、しょうがないから乗り換えて反対方面に乗ってもとに戻ろうとしたら、今度はその駅で切符の検札チェックの職員達。
定期を見せて、さよなら〜と行こうとしたら、検札のムッシューにも「カメラに気をつけてね〜。」と言われて。
ああ、どんだけスリが多いのだろう。
ここは…。
どんだけのカメラが日々と取られてしまっているのだろう。
と、実感したのでした。
最近はメトロの構内でひっきりなしに流れるスリにご注意の放送。
「スリを誘惑しないように」
的な言葉が使われているけれど、こうやって私たちがスリを誘惑しちゃっているっていうのもあるのだなあ…。
とはいえ、私は仕事だし、観光で来ている人はメトロに乗っている時も思い出作りのひとつだし。
「誘惑」の物体をしまったままにするというのは難しいけれど。

せめて「誘惑」の物体を絶対に取られないように、全身の細胞を使っての注意が必要だということは間違いないのです。
というわけで、親切なおじちゃまのおかげで、私の仕事は全然はかどらず。。。
ありがたいんだか、ありがたくないんだか。。。(泣)

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