ジャン・コクトーの礼拝堂(ミリー・ラ・フォレ)
パリから南へ50kmちょっと。
あの「美女と野獣」(もちろん昔の方の映画)の監督。
詩人であり、画家であり、小説家であり、脚本家であり…etc。
あらゆる芸術分野で活躍したジャン・コクトーが晩年をすごした静かな小さな町です。
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その町の外れにあるのが、ジャン・コクトーが内装を手がけた小さなひっそりとした礼拝堂「Chpelle Saint-Blaise des Simples」(サン・ブレーズ・デ・サンプル礼拝堂)。
今回の目的はここ!
KIKIちゃんは毎回、観光地としてはちょっと地味目な(笑)マニアックな場所を希望してくれるので、一緒に行くバブー家としてもかなり楽しい。
ここも前から気になって行ってみたかったものの、どうしても後回しになってしまって訪れていなかった場所。
だって、ガイドブックでもページのはじの囲み程度の扱い。
暗くて地味目の写真しか載っていないし、「どうなのかな〜。」なんて思ってしまっていたのだけど、それが想像以上に素敵で、「大好きな礼拝堂」上位にランクインしました。
12世紀の簡素な石造りの礼拝堂には、壁一面にジャン・コクトーの絵がが描かれています。
正面にはキリストの受難と復活。
他の3面の壁には花をつけた薬草。
ここはかつてらい病患者の病院付属の礼拝堂だったということですが、治療には約束を用いていたため(礼拝堂の名前も薬草を用いて治療にあたった司教である医師の名前がつけられているそう)薬草が描かれ、礼拝堂のある庭にもありとあらゆる薬草が植えられています。
この礼拝堂には、ジャン・コクトーと彼のパートナーであったエドゥアール・デルミが眠っていて、祭壇前の床の墓石には「Je reste avec vous.」(あなたたちと共にいる)と刻まれています。
ミリー・ラ・フォレは、この礼拝堂の薬草からも分かるように、昔から薬草や香草の栽培で知られていたそうで、特にミント(ミリーのミント)が有名!
町にはミントをはじめ色々なハーブの味のキャンディーを売る専門店もありました。
帰り道はそのミントキャンディーを舐めながら、ドライブして帰ってきました。
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この町、礼拝堂ハーブに囲まれてとっても可愛い~
ハーブ大好きな私には見逃せません^^
ジャン・コクトーの最後の地なのですね!
この方の絵が大好きで、マントンの市役所にある婚礼の間はいつか行ってみたいと思っていたのです。。
ここだったらパリからちょこっと行けそうですね^^*