オーベルニュ地方の村「シャルー」とフランス人の長距離運転
長い間おつきあいいただいてしまいましたが、終わりです。
今日はパリへの帰り道に1泊して立ち寄った「フランスで最も美しい村」のひとつ「Charroux」(シャルー)の写真を見ながら…。


パリときどきバブーを応援…
パリから南仏プロヴァンスまでは約700kmちょっと。
広々とした大地を駆け抜けるフランスの高速道路はまっすぐで走りやすいので、バカンス中の大渋滞なんて時をのぞけば大体100km、1時間計算くらい。

フランス人は、南仏へ、イタリアへ、スペインへ。
と700kmどころではない距離をバカンスのたびに車で走り抜けるので平気で1日で移動してしまう700kmという距離。
長距離移動がはじめてのバブー家は、行きはブルゴーニュ地方を経由して、何カ所かかわいい村などの観光地で休憩しながら1日で一気に南仏へ。

帰りは旅の疲れもたまっているだろうということで、フランス中心部オーベルニュ地方で1泊の休憩を入れてパリに戻ってきました。
その帰りの1泊で選んだのがこの村「シャルー」です。

小さな村は緑が豊かで、通り名やお店の名前を示す案内表示がとってもかわいい♪
ほとんど人通りはなく、村唯一のパン屋さんが開いている時間だけ、近所の人が挨拶を交わしながらパン屋の扉をくぐっていく。
この村も、観光客である私にとってはとてつもなく魅力的なかわいらしい村だけど、過疎化は止まらないようで、歩けばあちこちで「売り」の看板が。
夢のような理想のお庭つきの一軒家でも「売り」が。

私たちが泊まったシャンブルドットのオーナー夫妻は、そんな村の売り出された物件を買って、つい最近宿を始めたばかりだという。
あまりの「売り」の多さにビックリしたけれど、こうやって入って来る人もいるんだとちょっとホットしました。
ただ、マルシェは車で隣町までいかなくてはならないし、やっぱり不便なこともたくさんあるそう。

長距離を平気で移動してしまうフランス人の話に戻ると、
実家から片道3時間かかるプチ天使一家のおばあちゃんもおじいちゃんも、そういえばしょっちゅうパリに車を飛ばしてくる。
1人でも平気で。
日帰りとかしちゃったりもありで。
まるで1時間以内に住む親戚の家にちょっとお出かけする感覚?!

「初めてパリからの南仏旅行に車でチャレンジしました。」
なんて話をすれば、
「あら、南仏なんてちょろいわよ。休憩なしだって平気よ。」
と一蹴されるし(笑)。
転勤でポルトガルのリスボンで生活する知人は、しょっちゅう車でパリに帰ってくるのだけど、なんと途中1泊もせずに帰って来るというし。
リスボンといえば、直線距離で1740kmですよ!!
さすがにこの旦那さまは、車の運転が大好きで、いくら運転しても苦にならないというタイプらしいのだけど。
それにしてもすごいでしょ!
助手席に乗っている奥さまもすごいと思ってしまうのだ。

そんなわけで、フランス人に比べたら、まだまだ「あまちゃん」なバブー家。
今年はどこまで距離をのばせるかな?

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