バブー家の暖房お風呂問題
我が家の水道工事の派手な騒音のもとで…(笑)。
パリときどきバブーを応援…
オープン前から「ミシュランの星」的な話が登場していた日本人シェフのレストラン。
ミシュランばかりは蓋を開けてみないと分からないけれど、星を取られてしまうと値段がぐぐんとあがってしまうことがほとんどなので、一般庶民は星前を狙います。
もちろんシェフのおまかせコース。
美しく彩られたプレートにため息をつきながら。
とにかくいちばん印象的だったのは、やっぱりお魚。
どんなに素晴らしいと言われているレストランでも、お魚料理だけはそうそう日本に勝るものがあらわれることがないので、失敗しない肉を選ぶという在仏日本人、けっこう多いのですが、さすが日本人シェフが焼いてくれるお魚は本当に素晴らしかった。
オシャレ盛りでお上品な量が出てくるお店なので「もっとこの魚だけ1匹分食べれるね♪もっとほしいよね。」なんて言いながら。
さてさて、暖房もとまり、お風呂も入れない寒〜いバブー家のお話。
どのアパートに引っ越しても、絶対に逃れられないパリの水漏れ問題。
ちょっと前から下の人に「水がしたたる」と言われていて、何度か水道屋が来たりしていたのですが…。
その水道屋さんがひどいっ。(まあこれもありがちすぎるのだけど。。。)
このお兄ちゃんで大丈夫なんだろうか…。
と、不安を抱かずにはいられない兄ちゃんが、まず水漏れ問題を解決すべく、下の家の天井をドリルでぶっ壊しはじめたのが2週間前。
まさに「ぶっ壊す」という言葉通り。
なぜ、壁に水が漏れて来ているのだろうか、何が原因なのだろうかということは考えずに、とりあえずぶっ壊してしまうのだ。
下の住人は穏やかなカップルなのだけど、
「家が壊されてく〜。ちょっと〜。」
というお姉さんの声も無視して水道屋はどんどん壊していく。
そして湿っている配管をさわって、「やっぱりどこかから漏れているね」という言葉を残して去って行った。
崩された天井の壁の残骸も何もかもそのまま…。
そして音沙汰なく、しびれをきらした下のお兄さんが、「どうなってるのか。うちの天井はこのままだ。いつ今度来るのか。」と怒りのメールをして、水道屋が戻って来たのがおととい。
今度はバブー家にやってきて、「トイレをはずすから行きたいなら今いっときな〜。夜にはもとに戻すから。」なんて言われ、我が家のトイレの床をドリルで破壊しはじめる。
「えええ〜。配管とか調べてから壊さなくていいわけ??」
と、心配はそっこう的中。
兄ちゃんがドリルでガリガリやるほど、下の人の水漏れがひどくなっていったらしく、慌てて飛んで来た下のお兄さん。
管理人さんも来ちゃうし、理事会のおじいちゃん達も次々にやってくるし。
もうあたしゃ知〜らない。
とみなの様子を聞いていると、どうやら水道屋の兄ちゃんは間違えて、中央暖房(床暖房なので床下に配管が通っている)に穴をあけ、よけいいな水漏れを起こしたらしい。
さらにドリルをがんがんやったため、古くなっていた他の配管にもひびが入ったらしい。
「おれは知らなかった。おれのせいじゃない。」
というまたまた超〜ありがちなおフランス人得意なセリフを吐く兄ちゃん。
結局、暖房は全てストップして中の水を抜かないとどんどん水が漏れるため、アパートの中央暖房が閉められてしまい。
(だから暖房は家だけじゃなく、お隣のおばあちゃんの家とかたぶんみんななしってことになってしまっている。。。お年寄りが多いから心配。。。)
さらに水漏れ部分がさらにひどくなったので、我が家は完全に治るまでお風呂も使えないという結果に…。
適当な水道屋の兄ちゃんは「ピュッターン!メールド!」と汚い言葉を残して帰って行った。
それを言いたいのはこっちじゃ〜!!!
で、本日朝から違う水道屋さんや中央暖房屋さんや管理組合の人がきて、なんだかんだとやっています。
あの兄ちゃんはどうやら首になったみたい。
当たり前だっ!
暖房はアパート全体の大問題だから、どうやら管理組合のムッシューたちはけっこう真剣に動いてくれているようで、とにかく早く修復してくれることを願うのみ…。
毎日大雨と強風のパリ。
靴下、靴下用ホカロン、タイツ、レッグウォーマー、腹巻き、お腹にも腰にも肩にもホカロン、首にはマフラーみたいな雪だるま状態でも体の芯から冷える状態。
これじゃ治る風邪も治らないぜいっ。。。
バブー家みんなで風邪っぴき。
元気なのはバブーだけ。
ムッシューたちが出入りするたびに、不審者に向かって「ワンワン」吠えてます。。。
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暖房問題、すご~~~~~く気持がわかります~~!!
現在スペインマドリッド在住です。’93年からミラノ、マドリッドを行ったり来たりしています
我が家も先週まで寒~~い思いをしていました。
話せば春から始まり長くなるので割愛しますが、うちのアパートは各々家を暖める大きい湯沸かし器のようなものがあるのですが、古くて調子の悪かったので修理屋さんに見せたら、見事に壊して帰って行きました。もちろん修理代も請求され(泣)救われるのは大家さんがいい人ですぐに新品を手配してくださいましたが、数週間寒~い日々(お湯は出るので幸いでした) 取り付けにも突然やってきて、「今日って聞いてないけど」と言ったら「早い方がいいでしょ♪」って・・まだ、パジャマだったので怒れました(爆)
ラテン暮らしも慣れたもんで、最近は悟りの境地、怒りなんでないなーと思ってましたが、やっぱり寒さには勝てません。
ラテン人に任せるのは、神頼みに近いですが、一刻も早く暖かい生活が送れますよう、ピレネーの先からお祈りしています。
どうぞ、はやく修理が完了し、みなさまの風邪も治りますことを祈っております。