映画「エンディングノート」
「わたくし、終活に大忙し。」
というフレーズが頭から離れない映画。
公開何ヶ月も前から、そして公開してからも高い評価を得て、日本ではすごい話題作となっているようですが、この作品が第1作目の監督作品となる砂田麻美ちゃん。
中学/高校(小学校ものはず。)のひとつ下の後輩。
後輩とは言いつつも、昔から考え方も姿もずっと大人っぽくて私の方が頼りない後輩…って感じなのですが。


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熱血営業マンとして働き続け、定年退職したサラリーマンのお父さんが、第二の人生を歩み始めた矢先にガン宣告を受け、残された家族と自分の人生を総括するために“エンディングノート”を実行していく姿を収めたドキュメンタリー映画です。
娘である砂田麻美ちゃん自身が撮りだめた記録。
悲しいけれど、泣いてしまうけれど、笑ってしまう。
本当に素敵な映画に仕上がっているようで、私も日本に帰って見るのをとても楽しみにしています。
予告編やHPしかもちろんまだ見ていないのですが、同じような環境で育ち、カトリックの教育を受け、お父さんがこれからの人生という時にガンという病にやられ、それでも家族のことを考えながら生き、カトリックの洗礼を受けることを決断し…という過程が私自身のパターンとあまりにも重なるので(学校から通う教会まで同じだからお葬式の場所も一緒)、逆にちょっと見るのが怖いのですが、でも色々な意味でやっぱり見たい映画。
私はなんとなく、「お父さんっていうものは、こどもの結婚式までは生きているものだ。」と、漠然とイメージがあったので、自分がそうでない現実に直面した時に「あれ?なんで?結婚式までいてくれるものじゃなかったんだ…」と理解できなかったのですが。
砂田麻美ちゃんも「ご臨終です」と言われた時にまっさきに頭に浮かんだのが「結婚式にいないんだ…。」だったそう。
色々なメディアに引っ張りだこでインタビューされまくっている様子の監督なので、きっとすでにご覧になっている方も多いかと思いますが、まだの方はぜひご覧になってください。
自分でまだ試していないもの、食べていないものを宣伝するのは私の主義に反するのですが(笑)。
一刻も早く見ていただきたいので!

気温は低いけれど(天気予報を比べると東京と10度以上も差がある!!)、お天気マークの週末のパリ。
みなさんもよい週末を!

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悲しいのに なぜかほっこりするんよ、見て欲しいって。
まさか まりこさんの後輩が監督さんだったなんて、びっくり。
すぐ見に行きます!



まさかまりこさんの後輩さんが監督だったなんて!
予告を観るだけでなけれしまいました。
人は誰もある意味「終わり」に向かっていますよね。
私も「いつか」に備えて悔いのないように「終活」しなければ!

私も自分の経験と重なる部分が多かったり、日常のささいな部分でも”あっ同じ”と思うところがいくつかあって、涙もありましたが、身近に感じながら観ていました。そんなところでまりこさんの後輩の方だったなんて、なんだかご縁を感じてびっくり!!悲しかったけれど、家族の経験や想い出と共に、何度でも観たくなるお気に入りの映画です。私も父が亡くなった直後に「花嫁姿を見せれなくて…女の子らしくしていなくて…ごめんね。」と手紙を書いたことを思い出しました。




笑って、泣かせて、人生を深く考えさせてくれて…、
心があたたまる・・・
完璧にプロフェッショナルなエンタテインメント作品!!!
今現在イチオシ、既に私の今年のベストワン決定です!
砂田監督、すごい才能をお持ちだと思いました。