バブー家のクリスマス
イブまでは雪が降り続いていたパリですが、本日25日朝は久しぶりに太陽が顔を出しています。
街はもちろんひっそり静まり返ってます。
パリときどきバブーを応援…
昨日のパリは、ほんと〜にすごかった〜!!
プレゼントや食材を買いに走る人、人、人。
人よりもすごい幅の紙袋抱えている人がた〜くさん。
今年はデザートは素敵なスイーツを買ってしまおう♪
と、仕事帰りにオペラ座周辺をウロウロすると、どこもすごい行列。
メゾンドショコラには店の外まで20人くらい人が並び、お店すら覗けず。
フォーションは長蛇の列で店の中で身動きが取れず。
地元パリっ子も、こういう時はこういう所で行列するのかあ…。
と、初めてクリスマスのすごさを知り。
あまりの行列に諦めてお家へ。
そしてまたお得意のゴロゴロカートをひいて、近くのマルシェ通りに買い物へ!
そしたらパン屋もチーズ屋も魚屋も肉屋も、昨日よりもさらにすごい人、人、人!
特にここぞとばかりに、牡蠣・エビ・カニ・ホタテと通常の何倍も豪華に店頭で山盛りになっている魚屋さん前は歩けないくらいすごい人!
そして目をみはるほどの豪華海鮮プレートを持ち帰る人や、2万円近く買い込む人とか、ちょっと普段のパリでは見られない魚屋さん。
ここでひるんでいては、バブー家のご飯なし!
というわけで、頑張って並ぶ。
そして、お気に入りの鉄板焼きレストランで影響を受けた、エビの焼き物をやろうと思って、丸ごとエビを3匹購入。
魚屋さんなどでは、買いたいものを頼んでレシートをもらったら、お会計場所で会計を済ませハンコをもらい、そのレシートと引き換えに商品をもらうシステム。
そんなわけでこれまたすごい長蛇の列のお会計に並んでふとレシートを見ると。
エビ3匹で4500円なり?!?!?!?
ひょ、ひょえ〜っ!
たしかに値札プレートが倒れていて見えなかった(1キロ9000円ちょっとだった)。
たしかに立派なエビだった。
でもでも、あの持ちきれないような大きな大きなエビじゃなくて、普通のエビで?!
レストランでエビ食べた方が安い(泣)…。
これはクリスマスとはいえ、贅沢すぎます…。
そんなわけで、レシートをポケットにしまい、忙しそうすぎて声をかけられないおじさんに「やっぱりいりません。。。」も言えずに去ってきてしまったのでした。
ムッシュー、ごめんなさい。
と、今度言ったら謝らんと…。
そんなわけで違う魚屋さんに並び、今度は値段もしっかり確認して、急遽ホタテと貝に変更〜(笑)。
買い出しはかなりトホホなバブー家。
メニューも変わったりしたのですが、あちこちの教会で鳴り響く鐘の音を聞きながら、おいしいクリスマスディナーをいただきました。
前の日に用意しておいた初トライの「野菜のテリーヌ」。
ピンチヒッターになった「ホタテのソテー ショウガ風味の塩とニンニク風味」
これまた初トライの「豚フィレ肉のロースト マッシュルームソース」
ちなみに、「野菜のテリーヌ」も「豚フィレ」も、私のお気に入りバイブル「人気のビストロフレンチ」を参考にして作ったもの。
この本、重くて分厚い本だけど、日本風にアレンジされすぎていず、かなりパリのビストロの味に近くて、ず〜っと愛用しています♪とってもおすすめ。
それでは日本はあと数時間でお正月モードに突入だとは思いますが。
あらためて、Joyeux Noël !!
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テリーヌは、レストランみたいですね。きれい!
忙しいでしょうに偉いわね、感心しきりです。
バブちゃんは何をもらえるのかな?
食い倒れツアー、このお店希望(爆)
ヨーロッパの人にとっては、クリスマスは特別な日だから、「不景気でもクリスマスだけは奮発する」って人は結構いる気がします。あと、クリスマスと次の日はお休みのお店がほとんどだから、みんな思いっきり買い込むんだと思うわ。特にフランス人は食べることが大好きで、食べ物の質にこだわる人などは特に、市場などに意気込んで買い出しにいくんだろうなあ。
色々な説明も細かくて眺めているだけでもおもしろいですよ♪