フランスの区役所での結婚式
パリときどきバブーを応援…
それぞれの区や市によって、古い歴史的建造物だったり、モダンな新しい建物だったり。
内装も様々。
大きさも様々。
地方の小さな村に行けば、小さな小さなツタが絡まるようなかわいらしい映画に出てきそうな小屋のような建物だったり。
パリや大都市に多いどど〜んと立派な大きなトラディショナルな建物だったり。
このブログにも何度も登場した区役所の結婚式。
素敵ね〜と色々な方に言われたり質問を受けたりします。
区役所の結婚式は、フランスで入籍するならば誰もが必ず通らなくてはいけない道。
結婚式専用のお部屋で、「結婚とは」「結婚における法律について」「こどもの権利について」などなど…のお話があったり、誓いの返事があったり、本人たちと証人たちのサインがあったり、いわゆる人前式的なことが行われます。
列席者はいてもいなくても自由。
本人と証人さえいればいいのですが。
日本のように、婚姻届に記入して、区役所に紙を提出しにいくだけとはかなり違う大掛かり。
挙式日時を前もって予約しなくてはいけないのです。
しかも書類社会のフランスを物語るような大量の提出物と一緒に申し込み。
フランス国籍なのか、外国人なのか、どちらか片方が外国人なのかなどによっても提出しなくては書類が違い。
さらに、同じ外国人でもどこの国籍かによってかなり提出しなくてはいけない書類が違います。
さすがに国籍によって違うことは書類には記載されていないけれど、偽装結婚問題などが多いため、厳しい国に対してはそうとう厳しいようで、日本はまだ甘い方だそう。
この書類をかき集めるのも大変。
そしてこの書類達を提出して、前もって入籍したい日を申し込んで、区役所から正式に日時の連絡が来て(これがまた遅い。。。)…という段取りをふまなくてはいけない。
というわけで、紙を自分の好きな日時に提出出来る日本とはかなり違う!
私自身の時も、もちろんぜ〜んぶこの段取りを半年以上前からふんで、やっとあの区役所での結婚式が実現出来ていたのでした。
日本の外務省に走ったり、書類を送ったり、フランス大使館に走ったり…。
楽しそうにみえる区役所の結婚式の裏側にはそんなちょっと大変な苦労もあったりするのです。
そのかわり、やっぱりこの区役所での式は本当に素敵!
参加している人たちも楽しい。
所変われば婚姻届け1つにしてもずいぶん違うけれど。
素敵な習慣だな〜と思います。
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この手順をお互い辛抱強く踏めたから大丈夫。って思える、
みたいな事を言っているのを聞きました
(それでも壊れちゃうカップルもいますが)
本当に大変なんですね~
この苦しみから解放されたらもうちょっとフランス生活が楽しくなるんだけどなあ。。。(笑)