パリの街中アートと小銭稼ぎ
パリときどきバブーを応援…
おじさんが、モクモクとチョークをつかって絵を描いて行く。
シュレックの世界が見事に再現されていて、思わず立ち止まって見入ってしまう人がほとんど。
最近こういう感じの、チョーク絵のアーティストをしょっちゅう見かけるパリ。
セーヌ川の橋の上とか。
観光名所の前とか。
空いている所があれば。
チョークを持ってさらさらと。
そして絵の下には必ず。
「政府からの補助が少なくなった。」とか
「お金がなくてアート活動が出来ないから寄付を。」とか
そんなことが書いてあります。
私は、ず〜っと前に、ブログで書いたのですが、パリにいたら1日中ありとあらゆるところで出会う、こういう小銭を集めているアーティスト達とか、メトロの中でアコーディオンを演奏する大道芸人達とか、パン屋さんのお店の前に座り込んでいるホームレスの人たちとか。
そういう人たちに、どうやって、いくらくらい小銭をあげたらいいのか、いまだに分かりません。
だから、実はまだ一度もお財布を出して、小銭を入れたことがない。
こんな風に絵を書いているおじさんの後ろに置いてあるおぼんにちょこっと小銭を置くだけならまだしも。
じ〜っといくら入れたか見られている紙コップや、手の中に、小銭を入れる勇気がなくて。
一度もしたことがありません。
でも、パリで生活していると、驚くべき程、日常の中で、老いも若きも、小銭をお財布の中から、ズボンのポケットの中からさらっと出して、さらっと入れる姿を見かけます。
私も含め、日本人お得意の「見て見ぬ振りをする」という人ももちろんいるけれど、そうでない人もたくさんいることにいつもビックリ。
でもどうやっていいか分からない。
女だから、ズボンのポケットにジャラジャラ小銭が入っているわけでもない。
お財布を出して、期待されているのに、小銭がなかったらどうしよう。。。
ああ、これだけかって思われたらどうしよう。。。
って、勇気が出ません。
このシュレックアートおじさんの時には、私もコソッとこの銀色のおぼんに小銭を置いて帰る初めてのチャンスかなと思ったのですが。
誰かがお金を置くたびに、ジロッと振り返って、何かモゴモゴ言っているおじさんに結局気後れしてしまって。
入れられずじまい。
友達とか一緒にいたら出来るかも。
と思いながら、このことばかりはいつまでも小心者な私。。。
小心者すぎるのかなあ…。
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日本人のシャイな正確か見て見ぬふりをしていたことが何度かありました。
大同芸人も絵を描いてる人もバイヨリンを弾いている人も
馬らりの雰囲気と合ってなかなか素敵なものです。
今度こそポケットに小銭を忍び込ませトライしてみます。
私もこういうの、お金を置いていったことありません。
そう、私もたまたまポケットに小銭が入ってたなんてことないですから。
今回のドイツは犬連れの人が結構いましたよ。女性もいました。
ヨーロッパしか旅行しませんが、どこの国行っても多いですよね。
日本では考えられませんが、陸続きで簡単に移動できるのなどの原因もあるのではないでしょうか?
終わったあと、小銭の入った(お札もちらほらはありましたが)籠をしばらく眺めていたのを思い出します。
フランスの人たちは、それが生活の糧になっているので、思いは違うのかも知れませんがセント銭でも助けになると思いますよ~
ちなみに、私がフランスに行ったとき基本ポケットの中に小銭を入れていたので適当に放ったら笑顔をくれたチャーミングなマダムもいましたよ♪
(これ書いてから、日本でもポケットに常にいくらか入れていたことに気づきました)
学生さんがびっしり並んでたっている募金も
うちの子たちと同じくらいの年だな、入れてあげたいな…
と思いつつも、「おねがいしま~す!」のコールの中
近づいてお財布を出して、痛いくらいの視線の中で箱に入れる勇気が…。
さっとポケットから出して入れてスマートに立ち去りたいのですが!