エキサイトイズム エキサイト | イズム トップ | サイトマップ
Excite ismExcite
カレーと音楽を中心に「食」の新しい楽しみ方を提案し続けている料理ユニットのブログ。
カテゴリ
メモ帳
東京カリ~番長公式ホームページ
東京スパイス番長のブログスパイス

東京カリ〜番長へのお問い合わせ
⇒ イベント出演依頼はこちらから
⇒ メディア取材依頼はこちらから

東京カリ〜番長のメンバー紹介
★リーダー 伊東盛
→ オモロさかりんトークは必聴!? 自家製
ピクルス・チャツネが各所で大好評。
★炊飯主任 おしょう。
→ 最強スマイルは必見。テーマに合わせて様々なお米を自由自在にブレンドする。
★クラフト主任 SHINGO/3LDK
→ カレー周辺のオサレグッズを量産。ホームセンターを拠点にクラフトワークする。
★調理主任 水野仁輔
→ 数々のカレー著書は必読。インド顔を駆使してあらゆるタイプの料理を作る。
★DJ主任 WARA
→ 食欲を煽るプレイは必聴。グラブイベント「朝焼け番長」を主宰するレスラーDJ。
★お祭り主任 ボンジュール・イシイ
→ 疲れを知らないお祭り男。みんなで盛り上がれるイベントの企画プロデュース力は抜群。
★貿易主任 Mr.ノグチ
→ インドに精通する貿易人。魔法のガラムマサラほか、数々の番長必携アイテムを直輸入。
ライフログ
最新のコメント
こんにちは 返信してく..
by دانلود آهنگ at 03:53
漢方薬ダイエット通販生活..
by 漢方薬ダイエット at 17:31
Premium coff..
by HowardOn at 05:30
ット|ケイトスペード ..
by ThomasGYMN at 17:02
ット|ケイトスペード ..
by GeorgeMup at 02:56
That has gr..
by Geralderap at 14:17
番長が禁断の包丁人味平「..
by sac longchamp at 05:13
そういえば、疲労物質の乳..
by Robertmomy at 23:57
まったくのボランテ人は山..
by MichaellIt at 22:46
有酸素トレーニングと筋ト..
by Anthonyon at 11:30
以前の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
illustration by Shu-Thang Grafix


2008年 09月 01日 ( 1 )
第1055話/邂逅のバンコク+カレー
2008年 09月 01日
バンコクへの旅はこれで何度目になるのかわからない。
旅先への訪問回数が数えられなくなってくる辺りから、
その場所は単なる旅先とは違う何か特別な存在になっていく、ような気がする。
そして旅は旅ではなく日常の延長になっていく。
その証拠に、というべきか、フル充電したデジカメを持っていったのに、
今回はスーツケースから一度も取り出すことはなかった。
空港から街へ向かう高速道路は相変わらず覚えられないけれど、
タクシーで走る街中の道や電車の駅名・路線図はだいぶ頭に入っている。
素早く閉じるBTSの改札だってもうドキドキせずにすり抜けられるようになった。
朝は常宿の側に出るド庶民の屋台街、昼はオフィス街のせわしないフードコート、
そして夜はミレニアムヒルトンのレストラン。
ハイからロウまであらゆるステージで食事を楽しむというのは、
学生時代の海外旅行では考えられなかったスタイルだ。
いつものコンビニで買うのは、KIRIN生茶の新商品「グリーンラテ」。
日本でなら甘ったるくて飲みにくいはずの緑茶も、
ここでは心地よく体の内側にしみわたっていくから不思議。
ハワイで買ったまあまあ気に入りのサンダルで街を歩いたら、
歩きすぎたせいか、途中から足の甲がヒリヒリと痛み始めた。
おまけにぼーっと考え事をしていたら汚い水たまりに足を突っ込んだ。
最悪……。
ウィークエンドマーケットで見つけた素敵なセラドン焼きの皿は最後の1枚で、
「reserved」と走り書きした紙が貼ってある。
潔くあきらめることにしよう。
半年ぶりに訪れたハイエンドなBARでテキーラを頼んだら、
突然、バーテンが驚いたような顔で言った。
「思い出した! キミは前に来た時にボクがテキーラを勧めたことがあったよね!」。
あいにくボクはバーテンの顔は覚えていなかったけれど、
確かにテキーラを勧められたことはよく覚えていて、思わず握手する。
打合せが長引いて真剣に話し込んでいたら、
チャオプラヤ川のイカダから週末だけ上がる美しい花火を見逃してしまった。
世界一うまいと聞いて訪れたお店のプーパッポンカリーを食べて、
「自分史上2位くらいかな」と偉そうなことをつぶやいた。
夜なか、衝動的に細野晴臣の♪終りの季節♪を聴いてみたけれど、
窓の外は真っ暗で朝焼けはまだ燃えていない。
最終日、1時間ずつ5軒のローカルカフェを訪れて、
すべてのお店でラテを飲みながら熊谷達也の「邂逅の森」に没頭した。
バンコクの若者に囲まれて秋田のマタギ小説を読むなんて変な感じだけど、
久しぶりに大きく心を揺さぶられた。
空港に向かう直前、最後のディナーにコンラッドを選んで正解だったと思う。
独りで行く場所ではない気がしたけれど、
厚みのあるおしぼりが立派なフレッシュレモングラスにぐるぐる巻かれていて、
手のひらにほのかに残る爽やかな香りを携えてこの地を去ることができるからだ。
せっかくタイに来たんだからタイ料理を食べなきゃ勿体ない、
なぁんてことをもうボクは感じなくなっていた。
シンガポールの海南チキンライスを頼んで食べていると、
料理としてのクオリティはタイのカオマンガイより上だよな、とか、
つい余計な分析をしたくなってしまう。
自分のそんなところがすごく嫌いだ。
結局、今回も観光地へは一度も足を運ばなかった。
毎日市内をふらふらとしているだけでも、
ボクの周りはちょっとしたハプニングに溢れていて、
それらひとつひとつが大切な想い出になっていく。
どの国を訪れてもそんなふうに時間を過ごせるようになりたいと思った。
バンコクへはまたすぐ来ることになるような気がする。
(水野)

c0033210_8262531.jpg
c0033210_8263920.jpg
by tokyocurry | 2008-09-01 23:24 | *水野仁輔の「プラスカレー」 | Comments(5)




Copyright © 1997-2008 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.