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illustration by Shu-Thang Grafix |
1 2006年 03月 17日
![]() 南インド帰りの友人と南インド料理店へ。 色々と話し込み、閉店後の時間までダラリとしてしまってせいで、 帰るときには店内はオーナーとコックさん以外、誰もいない状態。 そのうえ、レジでまたオーナーと話し込んでしまった。 南インド・ケララ州出身の彼女がこのお店を立ち上げたのは去年のこと。 インド料理研究家として料理教室を開いていた延長で、お店を開くことになった。 南インド料理については故郷の味だけど、 日本での普及はそこそこ大変だと感じてるみたい。 「日本にたくさんある北インド宮廷料理のようにひと口目からインパクトのある味と違い、 南インド料理は、何度も食べるうちにだんだん美味しさに気づくタイプ」と さすがは日本在住4年だけあって、日本人の味覚の嗜好をよく掴んでるな~と、 強く賛同してしまった。 で、なんで日本で南インド料理の普及に時間がかかりそうなのか、 についての彼女の意見が面白かった。 「最近、南インド料理を食べてくれるお客さんが増えているけれど、 少し流行ってるから、みんなファッションとして食べてるの。 ちゃんと味を好んで食べてくれてるんじゃない気がして、そこがちょっと不安」と。 さらに続けてこんなことも。 「私は日本にしばらく住んでいてお寿司が大好きだけれど、 インドから来たばかりの友人は、みんな日本でお寿司を食べることが ファッショナブルなことだと思ってる。 本当に美味しいと思ってるわけじゃないからそれと同じ」と。 南インド料理を食べることがファッション……。 だとしたら、こりゃすんごい嬉しいことだと思うけどな~。 だって、オーナーが言うとおり、南インド料理は何度も食べるうちに徐々に その本当の美味しさがわかってくるタイプの食べ物だと思うから、 ファッション感覚で何度か食べてる人は、そのうち、本気でうまいと思って お店に足を運ぶようになるわけでしょ。 南インド料理の普及でこんなに美しい形はないと思うんだけどね。 ……なぁんてことを力説しちゃいましたよ、思わず(笑)。 そういえば、この手の話は、その昔、際コーポレーションの中島社長と 食事をしたときに四川料理の普及について、 全く同じような話で盛上ったことがあったっけ。 やっぱりお店の経営という形で食の現場に毎日身を置く人は、 色んな期待や不安が常に頭の中をグルグルしてるんでしょうな。 大丈夫、南インド料理はゼッタイにうまくいく。 だって、美味いから。 南インド料理、ファッション、南インド料理、ファッション……。 いやぁ、いいフレーズ聞いたな~、今日は。 で、最後に卵のお話。 このカレーはケララ地方の卵のカレー。 手前に少しこんもりしてるのが、卵です。 でも、料理するときに一緒にソースと絡めるからトッピングという感覚と違って 卵がズブズブとカレーの中に埋もれていて、 しっかりとソースの味をしみこませているのであります。 この「ズブ卵」は昨日からの流れで言うと「ズブタマ」ということになります、はい。 ※ケララタマゴロースト/¥1200/ニルヴァナム/港区虎ノ門3丁目 (水野) ▲
by tokyocurry
| 2006-03-17 02:42
| *水野仁輔の「プラスカレー」
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