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illustration by Shu-Thang Grafix |
おせち+カレー
2006年 01月 01日
![]() 【トマトのカレー/¥35000のおせちの1品/KANSEI/港区南青山1丁目】 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 写真は水野式おせちでございます。 青山のフレンチレストランKANSEIのおせちの中の1品。 「おせち」という言葉の語源を調べてみた。 ↓ ■おせちの語源・由来 おせちの「節(せち)」は、もとは季節の変わり目をいった言葉で、変わり目となる日は 「節日(せちにち)」といい、この日にはお祝いが行われた。 節日に作られる供物を「節供(せちく)」といい、節供には元日の膳、正月一五日の 粥(のちの七草粥)、端午の節句の粽などがある。 やがて、節供としての料理を「おせち」と言うようになった。 御節の「御」は接頭語、「節」は節の日の意味である。 その後、おせちは節の日に作る特別な料理の意味から、正月に作られるご馳走に 限定されるようになり、現代では他の節日の料理を指すことはなくなった。 (語源・由来辞典より) で、まあ、そういうことなんだけど、おせちっていうとなんとなく 料理に手間をかけずにお正月をゆっくり過ごすために、作り置きできるものを ストックしておくイメージがあるんだけど、KANSEIのおせちはだいぶ趣が違う。 まず、お重ではなく、それぞれの料理ごとにタッパに入ってる。 これは冷蔵、これは冷凍と指示があり、しかも、それぞれに、 細かい作り方(ソースはできてるからパスタを茹でて和えてください、 お好みで黒コショウとパルメザンチーズがオススメ、みたいな……)が書かれてる。 手間がかかるおせちなのだ。 なんとなく、おせちっぽくない。 でも、すごいのは、坂田シェフの携帯電話の番号が最後に書かれていて、 「何かお困りのことがありましたらいつでもご連絡ください」みたいなコメントつき。 すげえ、親切。 でも、もっとすごいのは、おせちにカレーが入ってるってことなんだけどね。 その昔、「おせちもいいけどカレーもね」って有名なコピーがあったけど、 今年のお正月からは、もっといいコピーに変えましょ。 「おせちもいいけどカレーもね」 じゃなくて、 「おせちのなかにもカレーをね」 来年は全部カレー味のおせちとか出そうかな。 (水野)
by tokyocurry
| 2006-01-01 18:23
| *水野仁輔の「プラスカレー」
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Comments(4)
あけましておめでとうございます。
昨年程カレーを食べた年はありませんでした(笑) 「おせちのなかにもカレーをね」いいですね。 四角いライスも坂田シェフのメモ通りなのですか? なんかいいですね、おせちっぽいです(???)
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おせち お買い上げありがとうございます。お渡しのときひょっとしたらと思っておりましたが やはり水野さんでしたか(笑)
本年もよろしくお願いいたします。 新年より トマトカレーに加え 新作 サフラン ココナツミルクのカレー新登場します 是非召し上がりにおいでください。
>坂田さん
ぎゃっ! さかたさん……。 まさかここに書き込みがあるとは。 おせち受け取りに行ったときに、挨拶しようかな~と一瞬迷ったんですが、 普通にお店を後にしてしまいました……。 カレーもさることながら、ローストビーフとかミートソースとか、 美味しかったです。 ビーフシチューがまだ冷凍庫の中なので、そろそろ食べます。 また、お店にも伺います~。
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