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illustration by Shu-Thang Grafix |
玉ねぎと糖度計と「知識ゼロからのカレー入門」
2009年 06月 24日
玉ねぎをじっくり飴色になるまで炒めるとおいしいカレーができる、とみんなが言う。
でも、「なんでおいしくなるのか」をちゃんと説明できる人はほとんどいない。 うちは弱火でじっくり半日かけて玉ねぎを炒めてるんですよ、というシェフがいる。 そうすることで強い甘味が引き出されるから、と説明してくれる。 でも、「本当にそうなの?」と疑問を持つ人は誰もいない。 日本のカレーはとにもかくにも玉ねぎ至上主義。 インド料理では、玉ねぎを飴色になるまで炒めるレシピなんて滅多に登場しない。 かくいうボクも、正直、炒め玉ねぎが大好きだ。 飴色にするべきメニューなら苦労もいとわない。 玉ねぎ万歳! だからこそ、ボクは、カレー作りにおける玉ねぎの役割について、 誰よりも幅広い角度からせまり、誰よりも詳しく、誰よりも正確な知識を身につけたい。 そんな思いの第一歩をかなえる本を出版できることになった。 タイトルは、「知識ゼロからのカレー入門」(幻冬舎)。 発売日は、今日。 この本のなかでボクは、業務用品店で購入した糖度計を武器に、 炒め具合(時間)による糖度の変化を調査した。 さらに、強火で炒めた場合と弱火で炒めた場合の差も検証した。 結果は、本をご覧ください。 やりたいことの全てはできなかったけれど、 例えば玉ねぎに関していえば、ポイントを切り方、油の量、火の通し方などなどに分け、 その順列組合せであらゆるパターンの糖度を比較してみたいと思っている。 そうやって、ひとつずつ「カレー作りにおける正解」をつきとめていきたい。 「知識ゼロからのカレー入門」は、その足がかりとして、 重要な役割を果たす1冊になったんじゃないかな……。 ぜひ、書店で手にとってみてください。 ※「知識ゼロからのカレー入門」はこちら。 ![]() ![]()
by tokyocurry
| 2009-06-24 00:58
| *水野仁輔の「プラスカレー」
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Comments(4)
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私も前から気になっていました。
ぜひ本を読んでみます。 糖度計ほしいですね。
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栄養大学の夜間に通っていた頃、調理学の授業で「科学的にはたまねぎを炒めても甘味を増すということはない」という話がありました。それなのに「不思議だけれど炒めた方が格段に風味はいい」と先生も仰ってましたけれど。辛みが飛ぶから甘さを感じやすくなる、水分が飛ぶ分甘味を感じやすくなる、カラメライズすることで風味がよくなるのでは、とのこと。確かに甘味だけなら煮ていても出ますもんね。ほんとだなあ不思議なことです、炒めタマネギ至上主義。
火加減や切り方、油の量による「カレー適性」の比較っていう視点はさっすがカリ〜番長!って感じです。興味あります。
>とっこさん
糖度計は結構高いですよ。
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