ZIP SUPER SQUARE
昨日は名古屋は栄、久屋大通公園
セントラルパーク通称センパ。
来てくれた人ありがとう
写真はライブ後のZIP-FMでの生放送でナディアさんと
うーん。外人さんっぽい「構え」ですな
んで今日は報告があります。
長いです。
the ARROWSは最近、名古屋市から東京に引っ越しました。
2005年夏くらいから
レコーディング、リハーサル、取材、関東で増えたライブ、数の増えたスタッフとのミーティング
これらをやるために、
一ヶ月のうち15日から、多いときは25日を
東京のホテル（勿論高級ではない）で暮らす日々が必要だった。
仲はいいとは言っても、自分の部屋がない相部屋生活。
続く外食、増える洗濯物、重なる出費、溜まるストレス。
俺たちはロックバンドだから、身軽ではない。
パソコンひとつ、CDをポンと再生で出来ることはひとつもなく
たくさんの楽器を必要とする、運ぶには車が必要、
運転手を雇う余裕なんか勿論ない
楽器と何日分もの荷物で窮屈な車に、積んでは降ろし、降ろしては積み
朝までレコーディングやらなんやらしてヘトヘトで帰ったら、
名古屋と東京は車で早くて4時間くらい、とっくに東区はランチタイム。
何度も、事故りそうになった。
エレベーターのない４階のアジト部屋まで、何度も皆で往復して楽器とアンプを運ぶ
風呂入って、ねむって、翌日、また東京へ
生活のリズムなんてない。
言葉にすれば、あっけないが、とんでもなくヘビーです。
落ち着く時間なんかないんだから
長いツアーが日常。
でも、ステージでそれを出すわけにはいかない
これを2年間続けました。
名古屋にいたいから、続けました。
やっとの出会いで決まった事務所に
『名古屋に住んでていいなら、契約する』
なんて言うのは、相当な冒険だった
『名古屋にいて頑張って欲しい』とか『東京に出てこればいいのに』とか
取材やなんかでは『えーっ！？まだ名古屋住んでるんですか！？大変でしょ』なんて
よく驚かれた。
でも、俺たちが、名古屋が好きだから続けた。
だから、事実として名古屋在住、
つまり『住んでいる』と言ってきた。
例え、月に５日でもね。
そんな時に、大好きな名古屋のバーテンさんにこんなことを言われた。
『俺は、地元で頑張るってのもいいと思うけど、東京でガツンとやって、音楽や情報で繋がってる方が、街に住む人間にとっては誇りに思うけどな。竜二は街で育んだことは売りだけど、住んでることを売りにしたり、変にこだわってないと思うから。そんなの音楽を聴けば分かる。だから、ほら、空港線を南に下るんでしょ？いけーいけーいっちまえー』
この言葉がきっかけではない、ハッキシ言って全然ないけど、
逆のこと言うのは簡単だから、凄い言葉だと思った。
ちゃんと俺たちのことを思って言ってくれた言葉。
愛情とはこういうことを言う
俺もロックバンドの先人達をそんな風に誇りに思う。
でも『変に』ではないけど名古屋にはこだわってる。
当たり前だ。生まれて育って、皆に会ってバンド組んだ街だ
抜けない方言、ソウルフードリスペクト
そのままでいいと思ってる。ま、普通そうだと思うけど。
出発の早朝、i-Podで『大脱走〜虹色のアーチ〜』を聴いた。
いつかこんな日が来ると思ってたけど、あまりにも状況が重なって
涙が止まらなかった。その水分で、虹が見えた気がした。
涙を拭いてトラックに乗った。
the ARROWSは変わらず頑張ります。
俺たちには、俺たちに合ったやり方がある
大切に聴いてくれる皆の為にも、音楽に仲間に出会えたマイライフのためにも、もっともっとやる
だから、今の自分達のバイオリズムを保てる場所に住む。
「過去」が「今」を支えて、「今」が「これから」を作る
だから決断。
ふー。長い。あと少しお付き合いを。
なんか、言いにくいとかじゃなくて、変に大々的に言うのって性格上いやなので。
『上京しましたー！（なんか古いな〜）』って今更、騒ぐのは、なんか変だしね。（30だし。ププ）
報告遅れましたが、こんな感じです。
センチな気分は胸にしまうか、曲にするタイプなので。あしからず。
結局、一言では言えないことで、変に大々的になったけど読んでくれて、ありがとう。
ちゃんと伝わればいいけどな、よろしくちゃん。
業務連絡
パトロールに行かなきゃいけない居酒屋が山ほどあるので
名古屋は出来れば毎回、最低３泊を基本にスケジュール頼みますです。
関係者の皆様ご配慮のほどよろしく。
特にN2Bの時、出演者の弁当を
『ひつまぶし』にして
出演しているはずの、俺たちの弁当を
『ミックスフライ弁当』にしたマネージャーさん・・・
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