久しぶりに、暫く会っていない、暫く会う事ができなくなってしまった友人のバンドのCDを聴いてみた。
彼のステージを最後に観たのはだいぶ前になるけど、本当に良いライブだった。
これからの彼らの可能性を予感させるような内容だった。
けれども、そのライブを最後に彼らは活動を止めてしまっている。
いつまで続くとか、いつになったら終わるとか、そんな事はそのときにならないと分からない。
いつまでも続くような予感がしても、一瞬で終わってしまう事も。
長くは続かないだろうなんて思っていたら、いつまでもいつまでも続いていくような事も。
何もバンドに関してだけではない。
僕も正直、こんなに長くドラムを、バンドを続けるなんて、ドラムを始めたころには予想していなかった。
もちろん、そうなってくれる事は望んでいたけれど。
昔、最初にドラムを習っていた先生に
「一生ドラムを叩くつもりで練習しなさい。」
と、言われた事がある。
もしも環境が変わって、バンドを中心とした生活ができなくなってしまったとしても、自分でドラムを叩きたいと思えば叩く事はできるし、一生ドラムに触れる事はできるというのだ。
上手いとか、下手くそとか、関係なく、今、自分はドラムを叩いているという事実があるのだから、その能力を、可能性を伸ばすつもりで練習に励みなさいと言われたのだ。
「いつか終わるだろう」
なんて事を考えながら何かに打ち込むなんてできない。
「その一瞬の、その瞬間の為」
と思って打ち込む事もできるかもしれない。
だけどそれは、そこで終わりではなく、次の「その一瞬の、その瞬間の為」に繋がるからなのではと思う。
「今が楽しければいい」と「今を楽しむ」
では、だいぶ意味も変わってくると思う。
幸いにも僕は、以前と変わらず、バンドを中心とした、THE JOHN'S GUERRILLAを中心とした人生を続ける事ができている。
生まれて初めてドラムを叩いてから10年間くらい経つけど、ドラムを叩くのは今が一番楽しいよ。
とりあえず、例の彼といつか無事に再開する事ができたら、貸してあるお金でたくさんお酒を奢ってもらうぜ!!