リモート子育て

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「あ、こんなに・・・」ー

息子から頼まれれば、「はい、はい」といって、

頼まれた荷物を送り、

「Sign upするメール、見てくれた?」と言われれば、

「はい、はい」といって

Sign upして、

「リモート子育て」に精を出す母親としての毎日。
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ある時、送った小包に書かれた郵便代を見たのか、

「こんなにかかって、ごめんなさい」と・・・。

「何言っているのよ。

大丈夫、それくらい。

必要なものは何でもいいなさい。できるだけ早く発送するから」

と答えたものの、

こんなことまで気にして、

異国に一人でいるのに・・

私はどうしようもない気持ちになりました。

もちろん、金銭感覚を持つことは大事です。

無駄遣いだって、してはいけない(して欲しくない)。

でも、15歳、単身の異国への旅たちは、そんなに甘いものではなく、

とにかく無我夢中で頑張ることが何より大事なんだから、

そのために必要なことならと、

どうしても私自身が、そんな「甘い」気持ちになってしまいます。

授業にはちゃんとついていかれているのかな、

英語もわかるようになったのかな、

気の合うお友達ができたかな、

母が案じることは、限りないのです。


そんな時、

私の心配の大きな幕を打ち破るように、

息子と同じ寮の先輩が

学校のホールでピアノやダンスを披露している息子の姿の動画をおくってくれたことは

どれだけ私の励みになったか。

本人が猛烈に努力し、

たくさんの人に支えられて過ごした6週間。

アメリカの高校に入学して最初のTermが無事に終わりました。

すでに日本を離れてもうすぐ4か月。

これから、まだまだ大変なことが、

悩むことが、

いっぱいあるでしょう。

でも、大丈夫。

きっと、大丈夫。

離れている母ができることは、

やっぱり「リモート」だけだけど、

それは母の大きな喜びです。

これからも、「送って」と言われれば、

「はい、はい」って送るから、

安心して。

そして、また今週から始まる新しいTermの6週間、

楽しみながら、頑張れることを祈っています。



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細川珠生 ブログ


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