説明できないこと
2016年 01月 25日


今回は、横浜会場をベースに、
札幌、岡山、福岡、沖縄と「中継」を結んでの授業です。
全員と対面できたら、とは思いますが、
テレビ会議システムでのやり取りの工夫も、
少しずつ要領を得てきたかなあと。。
今回、基礎編では、今夏の参院選を念頭に置きながら、
特に、選挙制度について、深く勉強しました。
「衆議院と参議院の選挙制度の違いを説明できる人?」
と呼びかけたところ、全員が説明不可、というのには
私もちょっと驚きでした。
でも、これって、私のクラスの学生がとくにわかっていないということではないと
思うのです。
大人でも、政治に直接関係のない仕事をしていたら、標準的な結果だろうと思います。
多分投票するにには、問題ないくらいにはわかっている
(選挙区は個人名、比例代表は政党名、参院は比例も個人名を書ける)
のだと思うのですが、
説明して、となると、特に衆参の違いとなると、
一般的にはあまり理解されていないということなのだろうと思います。
毎回、スクーリングのたびに、私は色々なことに気づかされるのですが、
今回、このことが分かったのは、政治ジャーナリストとしても、
重要な意見を得られたと思っています。
選挙制度というのは、常に国民の民意ができるだけ
正しく反映されるものでなければなりません。
そのために、よりよい制度を目指して、改善を繰り返していくことが
必要です。
それは何より、私たち、国民のため、です。
でも、実際には、決められた制度の中で、意味もあまり意識せずに
投票している人がほとんど。
もちろん、もっともっと、国民が主権者として、
関心を持ち、理解しようという努力が必要ですが、
政治の側も、国民が無関心なことをいいことに、
いつまでも自分たちの都合のよい制度ばかりを考えるのではなく、
国民の代表として、国民のための選挙制度を真剣に考えてもらわなくては
困ります。
星槎大学での非常勤講師という立場は来年度以降も続きます。
教えることについても、もっと勉強し、
「政治って面白い」と思ってもらえる人を
一人でも多く育てていきたいと思っています!

