ガラシャの父・光秀



先祖の明智光秀が、ついに大河ドラマに!

光秀のみならず、娘のガラシャ(玉)、ガラシャの嫁ぎ先の細川家、

細川忠興とその父・藤孝(幽斎)、藤孝の妻・麝香のゆかりの地で
構成されていた

「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」の活動にも
度々参加させていただいていた身として、

本当に嬉しいです。

歴史の授業で、「謀反者」と習ったことに、ずっと違和感がありました。
光秀の血を引く我が家では、光秀は、暴君・信長をこのまま生かしておいては大変なことになると考えた、正義感溢れる正しい人、と教えられてきました。

時が経ち、多くの研究者の方々のお陰で、光秀の、これまでの「反逆者」という負のイメージではない違う一面を見いだし、別の角度から評価していただいたこと、そして、何百年と光秀を宝のように大切にしてきてくださったゆかりの地の皆様のお陰で、こうして大河ドラマという歴史ある番組で主演の座を射止めることができたのだと思います。

これを機に、多くの方が、光秀とガラシャの親子愛や、

細川家でガラシャは実はとても大切にされていたこと、

そしてその時代の人々の、苦悩の中に強く生き抜いた姿に

思いを馳せ、そして、

ゆかりの地を訪れてくださるようになってもらえたらと

思っています。

「推進協議会」の皆様、本当におめでとうございます。

そして2年後の放送を心から楽しみにしています。


いま、生きていたら

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週末、「ペンタゴン・ペーバーズ」を観ました。

「ウィンストン・チャーチル」、「グレイテスト・ショーマン」と、

この春、観たかった3本の映画、なんとか観ることができました。

すべて実話に基づいて作られたものだけに、迫力があります。

特に、「ペンタゴン・ペーバーズ」は、ジャーナリスト一家?とよく言われますが、

私にとっては、かつて新聞社で編集の責任ある立場にいた父の姿が

あちらこちらのシーンで重なり、

この映画、父と一緒に観たかったとつくづく思いました。

ジャーナリストとは何か、ジャーナリストの使命は何か、

権力との関係をどう考えていくのか、

そして紙もテレビも、それ以外のメディアも、

その影響力を行使する目的は何か、

いつも頭の中で自問自答しなければならないと思います。

権力がメディアに圧力をかける、

メディアは権力と癒着し、権力の中に、自分の存在意義を見出そうとする、

絶対に間違っていると思います。

父は、かつて「黒い霧事件」と言われた政界汚職を断じる一大キャンペーンで、

「日本政治への提言」として、一年間にわたる連載を行った

毎日新聞政治部長として、新聞協会賞を受賞しました。

当時、政治部としては初めての受賞だったと聞いています。

どれだけ、政治家に知己がいても、

権力の横暴を絶対に許さなかった父が、いま、生きていたら、

政治とメディアの関係をどう思ったのだろう、

権力と官僚機構の関係をどう思ったのだろう、

映画を観ながら、父の強い生き方に思いを馳せずにいられなかったのです。

私のこれからのジャーナリスト人生に一喝を入れる映画となりました。




細川珠生 ブログ


by tamao-hosokawa