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ナバホ族が作ったホワイトバッファローのリング
私がいま一番好きな日本の画家「奥村土牛」。
その展覧会が山種美術館で開催されています。
【開館50周年記念特別展】奥村土牛 −画業ひとすじ100年のあゆみ−
そして普段は撮影不可の館内で作品を撮影できる
ブロガー内覧会が開催されるということで応募して参加してきました♪
青い日記帳×山種美術館ブロガー内覧会
【開館50周年記念特別展】奥村土牛 −画業ひとすじ100年のあゆみ−

ふんわりとしているけれど、近づくと桜を丁寧に描かれていることに気がつきます。)
まず、青い日記帳Takさんからイベントを愉しむコツをお聞きし、
それから山崎妙子館長による作品の解説スタート。
土牛ファン歴はまだ数年だし、技術的なことや経歴などあまり知らないので、
一枚一枚、会場を移動しながら解説していただく贅沢な時間はとても勉強になりました。
面で表現することが多いけれど優しい輪郭線で描くこともあったこと、
見えたものをそのまま描くのではなく画面で再構築していること、
風景画ではセザンヌの影響を受けていること、
90歳を過ぎてもなお実直にいい絵を描くことに情熱を傾けていたこと、
どのお話も新鮮でした。
解説のあとは、自由に好きな絵の前で佇んだり写真を撮ったりする時間もたっぷり。
岩絵の具を多く使った作品は、近づいてじっくり見ていると
同じ黒でもキラキラしていたりざっくりした荒々しさを残していたりと新しい発見があります。

私はやはり動物の作品が好きです。
優しく伸びやかに、でも甘すぎず少し離れてゆっくり見て描いたような
眼差しを感じるんですよね。

会場には、奥村土牛の言葉も散りばめられているのですが
「花でも鳥でも私は格別の好き嫌いはない。なんでも美しいと思うし、可愛らしいと思う。」
そして、描く前にしみじみとした愛を感じれば、技巧が稚拙でもいい味わいのものが出来ると書かれていて、
深く納得しました。

92歳の時のスケッチには
「今日より日課として見るものを写生するようにする」とメモが。
代表作の多くが還暦後60歳を越えてからの作品だけど、
年齢を感じさせないものばかりというか、
それぞれの作品にはその当時の年齢が記載されているのだけど、びっくりします。

「芸術に完成はあり得ない。どこまで大きく未完成で終わるかだ」とおっしゃってた言葉通り、
おごることなくずっと精進し続け、自分の作風を固定することなく、
でも素直なまなざしで風景や人々や生き物を見続けていたことが会場全体から伝わってくるすばらしい展覧会でした。
ぜひ行ってみてください!