2011年 09月 11日 ( 2 )

エルミタージュ・ドゥ・タムラ:緑に囲まれ前夜祭

軽井沢の老舗フレンチでバースデー前夜祭。
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久しぶりのエルミタージュ・ドゥ・タムラはやはり美味しかった。
そしてさすがのワインの品揃え。

うっかり見落としてしまいそうなうっそうとした緑に囲まれた場所。
車が止まるとにこやかなマダムのお出迎え。

今年からハーフポーションコースが始まったので
小食だけど食い意地が張ってる私にはぴったり。

桃のスープも追加したよ。
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サンマのテリーヌや鮭とイクラの前菜などフレンチなのに
なんとなく懐石の雰囲気がある見た目と味にホッとするね。

しかしハーフポーションを甘く見てた。
チーズは無理だった・・・。

シャンベルタンっていう結構美味しいワインを飲んだら
キーホルダーを作って下さいました。
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あらしの前 あらしのあと:憎しみからは何も生まれない

「あらしの前」「あらしのあと」
この二冊は、オランダに住むお医者さんファン・オールト家の人たちの生活を描いた物語。


「あらしの前」

第二次世界大戦が始まる前の穏やかで幸せな日々~戦争に突入してしまうところまで。

国を信頼している大勢の人びとを尻目に、戦争は避けられないと思っていた長女のミープ。
やはり、美しい町は侵略され戦争に巻きこまれてしまう。
だけどおとうさんは「わたしたちはしっかりしていよう。そして、これから起こることを、
覚悟をきめて待ち受けよう。」
そしておかあさんと共に「信念を持って生き抜こう」と家族に語った。

「あらしのあと」
6年後、大変な目に合いながらもすでに戦争は終わり、不自由な暮らしをしている様子。

きれいな教会や数々の花や野菜が溢れ賑わっていた市場が跡形もなく破壊され、
大切な人たちの命がたくさん失われた。
憎しみからは何も生まれないとわかっていても
「よい人が救われてると限らない」現実を見るたびに、
つい戦争のせいにしてしまう子供たち。
さきのことに心をむけていくことの大切さがわかったとき、
ようやく子供達はみんなそれぞれの道を歩き始める。

そういうお話。

元々は、「あらしの前」だけが書かれていて、
その後の一家の様子を気にかけていた世界中の子供たちのために
続編として「あらしのあと」が書かれたそう。

この本は、岩波少年文庫から出ているのをみれば判るとおり、子供向けの本。
漢字にはフリガナがふってあるし。

だけど、もしまだこの本を読んでない大人がいれば(私もそうだった)ぜひ読んで欲しいなあ。

ドラ・ド・ヨングさんがまえがきで
世界というものは、おおぜいの人からできあがっているのであって、
わたしたちはーあなたもわたしもーそのおおぜいの人の一部なんです。


と書かれていた意味が読み終わったときにストンと私の中に落ちて来た。

特に心に残ったのはこの二つの言葉。

おとうさん
戦争は、心や気もちに病気を持ってくる。みんなの考えや、やることが変わってしまう。
だから、あたりまえの時代ならとうてい許されそうもないいろんなことが、とやかくいわれないですむのだ。

おかあさん
わたしたちがなにをしようと、それは戦争のせいじゃなくって、わたしたちがするからするのです。


この写真は我が家の愛犬、いくらと菊千代。
3.11の朝の、のんびりした様子。
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その日のブランチはキャベツとアンチョビのパスタ&クラムチャウダー。
そして手作りパン。
その後、夫は取材のため赤坂へ向かったのだった。
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