鳥や猫や桜のリアルな浮彫がすばらしい!明治の陶芸の名手、宮川香山展@サントリー美術館
2016年 02月 27日
宮川香山展に行ってきました。
明治時代、世界で絶賛された陶芸の名手。
陶器の表面に鳥や猫、桜などをリアルに浮彫した「高浮彫」すごいです!
もう見とれてしまって1点づつ見るのにすごく時間がかかりました。
明治時代に、京都から横浜に移り住み
最初は海外向けに、他の人たちの作品に似たモノを作っていたけど
すぐに独自の美を追求していったそうです。
後期の自分だけの釉薬を追求した作品も色合いがすばらしかったです。
薄い淡いグリーンと透明感のある赤とブルーなど。
いつも常に新しいことや難しいことに挑戦し続けた結果が
集結した展覧会。
まだスタートしたばかりですが
ぜひ足を運んでください。
私も「これだ!」っていう自分の形と色を見つけたいなとあらためて思いました。
4月から、また福井のアトリエに通って
千年陶画プロジェクトの作品を作っていきます。