人がやっていないことを見つけて達成するほうが、楽しいじゃありませんか:「ない仕事」の作り方(みうらじゅん)

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(みうらじゅんさんに「いやげ物」と書かれている「ヤシの実人形」)

周りで評判になってた本、ようやく読みました。
そしてこれが今年最後に読んだ本になってよかったです♪
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「ない仕事」の作り方 みうらじゅん(文藝春秋)


みうらじゅんさんは、ずっといままでに「ない仕事」をやり続けていた人。
子供の頃から、みんながもう目をつけていて流行っているものにはあまり興味がわかず
誰も気づいてないおもしろいものに固執して、みずから流行らせようとしていたとか。

「ゆるキャラ」だって、
それまでは全国各地の物産展などにいる地方マスコットというだけだったけど
みうらじゅんさんが名付けて、ひたすら地方のマスコットたちを追いかけ続け
その後、いまではだれでも知っている存在になったんですよね。

この本の中で、初期に出会ったマスコットとして
広島の国民文化祭の「ブンカッキー」(体が牡蠣で頭に紅葉が乗っている)
が取り上げられています。

私は一度だけ、マスコットキャラクターに応募したことがあります。
それがたぶんこの時です。
(会社員時代、広島でカルチャーセンターのデザイン教室に通っていたのです)
私が描いたマスコットは「モミジカくん」。
体が鹿でツノが紅葉でした・・・。
どんな絵だったのかまったく思い出せないけど、
描いたことは10数年ぶりに思い出しましたっ!

すみません、内容と関係なくて。

でも、この本、ものすごくおもしろいですよ。

世の中に「ない仕事」を見つけて(それも楽しみながら)
ひたすらしつこくそれを深く追求して勉強・収集していき
周りにアピール、関係ない連載にも少し取り入れたりして
そうしてどんどんみうらじゅんの仕事にしていく。

「一人電通」として、企画も営業も接待も、全部楽しくやる。
見方を変えれば、くすんでいるものも輝いて見えるし
嫌だと思っていたことも、楽しいと思える。

私が特にグッときたのは
「私は仕事をする際、「大人数に受けよう」という気持ちでは動いていません。
知らない大多数の人に向けて仕事をするのは、無理です。
顔が見えない人に向けては何も発信できないし、
発信してみたところで、きっと伝えたいことがぼやけてしまいます。
なんか自分に大切な言葉な気がしています。

あとがきにあった文章も好き。

人生どうなるかなんてわかりませんが、
ひとつはっきりしていることは、他人と同じことをしていては駄目だということです。
なぜかというと、つまらないからです。
皆と同じ人気職種を目指し、同じ地位を目指すのは、競争率も高いし、
しんどいじゃないですか。
それよりも、人がやっていないことを見つけて達成するほうが、楽しいじゃありませんか。

みうらじゅんさんの「いやげ物」という本の表紙に載っていたヤシの実人形ですが
私は高校生の時に買って、未だに大切にしています。
というのも、本の内容に関係ないけど嬉しかったです。

新年の読書にもオススメだと思います。
みなさまよいお年をお迎えください。

追記:私の新しいプロジェクト「千年陶画」もぜひ応援してください!

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