色と色が混ざり合うことについて

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絵の具って不思議だな。

色と色と足していくんだからどんどん濃い色になるはずなのに
合わせる色によってさらにステキな色になっていく。

単色できれいな色も多いけど
そこに違う色を混ぜると思いがけない好きな色になったり。

うっかり強くなっちゃった色でも
白や黄色を混ぜる事でやさしくなったり
別の表情を見せてくれる。

混ざり合う色を間違えると、どんどん濁っていっちゃうし
濁りすぎると取り返しがつかなくなる場合もある。

人も同じなのかもね。

私は長年の経験で
だいたいこの色とこの色を合わせたらきれいとか
甘い色になるとかやさしい色になるとか知ってるつもりだった。

だけど、もしかしたら意外な色との出会いが待っているのかもしれないな。

そして間違った色の中に巻き込まれないようにしたい。


しばらく(一週間ぐらい)、
この夏刊行予定の「わたしがみつけたもの ~伊勢神宮125社」のための
線画ばかり描いてて(100以上描いた!)
その後、アクリル絵の具を使って絵を描きながらふと思ったことでした。
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